送別会の参加者は、当事者の直樹、久美さん、ご主人、恵美ちゃんの家族4名。友人の私と吉川、田中の3名に、近所の知り合い3名。久美さんの共同経営者の悦子さんの合計11名だった。
軽く昼食を取りながら、直樹を送るという趣旨だ。料理は、昨夜久美さんが、悦子さんに手伝ってもらって作った料理と、お昼に仕出し屋から届くものがあった。悦子さんは、昼前にやって来た。料理の盛り付けは、二人に任せて、私は、主に掃除と場所の設定だった。開始の30分前には、全てのセッティングが終了。
一時丁度には、全員が揃った。直樹は、元気一杯で色黒の顔は、赴任先の東南アジアにピッタリだ。ご主人は、銀行員らしく紳士で物静かだ。単身赴任が、早めに終わって戻って来るらしい。これには、ショックを受けた。久美さんと会えなくなるかも。。。それに私の居候話もなくなった。恵美ちゃんは、私がバタバタ動いていたので、頻りに、すみませんと繰り返していた。
送別会は、三時に散会した。その後、二次会として直樹、私、吉川、田中で繁華街に繰り出した。飲み屋は開いてないので、喫茶店へ。。よもやま話の中で、吉川から久美さんの話が出た。直樹が、席をはずした時だ。田中と私が聞き役だ。
「相変わらず、直樹のママ綺麗だなぁ。でも今日。。。」吉川がため息をついた。「何かあったの?」田中が訝しげに聞いた。「直樹には黙ってて。」と吉川が周囲を見回しながら、声を潜めた。「実は、今日直樹のママが俺の正面にずっと座ってたんだけど。。ミニスカートだったんで、あそこが丸見え。それもわざとって感じ。。」ゴクッと生唾を飲んだ。「それで。。」と私。内心、久美さん予定通りに実行してくれたと、内心興奮を覚えた。
「うん、お母さんのピンクのパンティが濡れてて、お○ん○が見えそうで。俺マジ出そうになった。」と吉川の目が血走っている。が。そこで、直樹が戻って来たので、話は終わった。「何の話してたの?」と直樹。田中が、「お前のお袋が綺麗だって話。。」「ふーんそうかな?田中は、健一のお母さんが好みだって言ってなかったっけ?」直樹が、話をうまく変えた。
「えっ田中マジなの?婆さんだよ!お袋」と私。「うん。健一のお母さんすらっとしてスタイルいいし、あの眼鏡が萌える。俺絶対つき合いたい!」田中が、臆面もなく言った。いい年した社会人が、若い女の子の話題じゃなくて、お互いの母親の品評会になってしまった。それに、追い討ちをかける話が。吉川から。
「健一、悪いけど頼みがあるの。俺のお袋、保険やってるんだけど誰か友達を紹介してほしいってうるさいんだ。田中も直樹も、終わってて健一頼むよ!」直樹が、ちゃかした。「吉川のお母さん俺も会ったけど、凄く可愛いくて感じいい人だから。。」私は、二人に押されて、吉川のお母さんと会わなければならなくなった。
田中が、冗談にせよ母が好みでつき合いたいと言っていた。私は、今夜でも母を呼び寄せて、お○ん○したいと思った。
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