男は片手で私のヴァギナを瞬時に確保する。私の下腹部のあたりからジワリと何かが滲み出るような感覚が襲ってきた。控え目な大きさの乳輪の中のピンクの突起も固くなり、固く大きく膨れ上がっている。やがて指に力を込めて私の身体で最も感じる部分を摘まんでは優しく捻り、雌の本能を呼び覚ますべく刺激を繰り返し加えてきた。
「あっつ、あああ、気持ちいい」
目の前を半透明な白いカーテンが横切っていくような感覚に囚われ、頭の中に白い閃光がきらめく。全身の毛穴という毛穴がゆっくりと拡がっていく感覚。子宮口から何かが溢れ出し、暖かいものが下腹部を駆け巡る。半開きになった私の口元からは思わず涎が垂れ流れ、私は彼の胸へと力なくなだれ込んでいく。ヴァギナの入り口からピュっと一筋の愛液が流れ出る。潮吹きしだしたのはここ最近で、たまに大量に吹いてしまうことがある。今回、出たのは少ない量だったけどなぜかとってもスッキリした気分になった。ヴァギナの割れ目がヒクヒクと蠢き、身体は甘たるい気だるさに包まれていく。
男のオチンチンはおそらく目一杯膨張し、おへその位置までその先端を持ち上げつつ、時おりビクンビクンと跳ね上がるように脈動している。オチンチンの根元にぶら下がる陰嚢は赤黒くて丸みを帯びていて、ゆっくりと揺れ動き、その中にびっしりと精液が詰まっていることをアピールしている。薄く生えた陰毛の茂みを指でサワサワと撫でながら、蕩け切って完全に無防備になったヴァギナの割れ目を二本の指で思い切り左右に開いてくる。濡れた割れ目はいとも簡単に広がり、膨張しきったオチンチンの先端が雌の穴を正確に捉え、先程溢れ出てしまった潤滑液に援護され抵抗も受けずにオチンチンを迎え入れる。
ずっぷん!
「あっつ、ああああ、きたの…入ってる…いいわ、熱い」
子宮口のリングを圧し潰すかのような、強い衝撃に大きな声が漏れる。
でも・・
ずぷ!ずるん!
ぬぷっ!ずるる!
ずぷっ!
愛液で十分に濡れたヴァギナの隙間は男の大きなペニスに埋められ、肉壁を埋め尽くしては中の粘膜を引きずり出す勢いで、入り口近くまで後退してはまた子宮口まで一気に叩き込まれる。
「あっつ、いきそう、うん、ああああ」
すぐにオーガズムを感じて筋肉が痙攣し、身体が小刻みに揺れはじめる。肩口からは汗がにじみ出ている。男は無抵抗状態になった私の逆ハートのお尻をわし掴みにし、お互いがしゃがみ込んだ姿勢で後ろから腰を進めてくる。徐々に男の腰の突き入れがより深いものとなってくる。
「あああ、いい、だめ、もっと、きて、きて、いっちゃう、あああん」
呼吸が止まりそうになる鮮烈な衝撃が頭のてっぺんまで伝わる。
「君って、本当にいい声でなくんだな。いいよ…その声…今、スケベな顔してるよ…カメラで撮ってあげようか?」
私の口の端からだらしなく垂れでた唾液を男は唇をつけて啜っていく。乳房の突起は丸い乳輪の中で濃いピンク色に染まっている。繰り返される勇ましい雄の突撃に耐え切れず身体がのけ反ってしまう。下腹部の奥にある子宮の入り口が静かに開かれていき、男らしさの象徴を貪欲に欲しがる自分へと変貌していく。
「もっと、もっとちょうだい。」
仮面が剥がれだし、黒い欲望の煙が頭の先から一点を結びながら昇華していく。
(続)
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