愛する彼は6年生 その5
家事をしながら下半身が疼きます。
まだ、先程の行為の余韻が残っている。
今、私の膣の中には彼の精液が漂っている。
そう考えただけで、膝が折れそうになります。
今日は、やっちゃんとの最後の日。
彼はこの後、家に帰ってしまう。
私は寂しかった。
また、いずれ時が経てば会えるのに。
このまま会えなくなったらどうしよう?
この時はそんな事まで考えていました。
今思えば殆どが病気の状態です。
でも、その時は分からなかった。
舞い上がっていたのだと思います。
私は本能の赴くままに行動をした。
彼らは今日の午前中は宿題をすると言っていました。
普段なら、感心感心と褒めてあげるところですが、今はそんな余裕すらない。
何とか今日中に、彼と身も心も繋がりたい。
それだけしか頭に浮かんで来なかったのです。
そんな事を考えていたとき、宅配便がやって来ました。
「白石真理奈さんですね。 ありがとうございました」
荷物の送り主は彼の田舎からでした。
中身を調べてみると、なんと採れたてのとうもろこしがいっぱいです。
とても家族だけでは食べきれません。
この後、私は後ろめたい知恵を働かせます。
私は何本かのとうもろこしを茹でて二階の彼らを呼びました。
「悟ぅ~、やっちゃん~、とうもろこしよ~」
彼らは暫くして下に降りて来ました。
悟「凄く大きいね~、 これ、やっちゃんっちで出来たんだ」
やっちゃん「うん、これ毎年食べてるよ」
「結構、美味しいかも」
二人は美味しそうに食べています。
そこで私が言いました。
「ねえ悟、悪いんだけど、ちょっと頼まれてくれない?」
悟「なに?」
「これ、おばあちゃんの処へおすそ分け」
「持って行ってもらえない?」
悟「おばあちゃんっちに?」
「そう、おばあちゃん、とうもろこしが大好きだから」
「近くだけど特急券も付けちゃうぞ~」
悟「えっ!ほんとに?」
「でも、やっちゃんが・・・」
やっちゃん「あっ、僕はこの後、用があるので」
やっちゃん、ナイス!
悟「分かった!じゃあ、行って来る」
鉄ちゃんの息子は急にウキウキし始めました。
我ながら良いアイディアだったと思います。
二人はこの後も宿題を続けて、昼食後に息子は義理の母の家へ発ちました。
今、この家に居るのは私とやっちゃんの二人だけです。
息子は夕方遅くまで帰って来ません。
やっちゃん「あの、僕もそろそろ・・・」
と、彼が言い終わる前に
「え~と、あのね、やっちゃんにも悪いんだけど」
「ちょっと見てもらいたいものがあるんだけど・・」
「いいかな?」
と言って、古い、動かなくなった目覚まし時計を持ってきて彼に渡しました。
やっちゃん「時計を直した事は無いけどいいですか?」
「うん、駄目だったら諦めるから」
やっちゃん「はい、分かりました」
と言ってやっちゃんは、色々と分解して調べてくれている。
今日も薄着の私は、質問をしながら少しづつ彼との距離を詰めてゆく。
そして、やっと彼の直ぐ隣まで辿り着く事が出来ました。
時計を直している彼に説明を聞きながら、近くで私の匂いを嗅いでもらう。
すると少しづつ彼に変化が現れました。
全身をもじもじと揺らし始めたんです。
私は彼に聞きました。
「ねえ、やっちゃんって勉強は出来るし運動も得意みたいだから」
「女の子にもてるでしょ?」
やっちゃん「いえ、そんなことないです」
「うん?また謙遜してるんだ」
やっちゃん「謙遜はしていないです」
「じゃあ、やっぱりモテモテなんだ~」
やっちゃん「でも、 クラスであまり、そういうの聞かないし」
私はそんなやり取りを暫く続けて
「じゃあ、私がやっちゃんの彼女に成っちゃおうかな?」
すると彼は時計から手を止めてこう言った。
やっちゃん「駄目です、僕なんか!」
彼はムキになった。
「えっ?なんで?」
やっちゃん「僕はおばさんを変な目で見てるから」
「えっ?・・・ああ、昨夜のこと?」
「あれは、・・あれは私が悪いの」
「人目の付くところで変な事をしていたのは私の方」
「だから、やっちゃんは悪くない」
やっちゃん「でも・・・」
「それより、あんな酷いところを見せた私の方を許してくれる?」
やっちゃん「許す?」
「そう!」
本当に酷い私は彼を追い詰める。
「キスさせてくれたら許してくれる?」
もう、滅茶苦茶でした。
「私、やっちゃんに許して欲しい」
やっちゃん「・・・・・」
「いい?」
彼はゆっくりと頷きました。
私は黙って少しづつ彼に唇を近づけてゆく。
両手で彼の顔を手前に廻して、顎を少し上に上げた。
彼は目を瞑っている。
そして私は愛しい彼の唇を奪いました。
つづきます
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