「ああん…いやっ…だめっ」
リコが、失神する直前まで高ぶった劣情を体内から吐き出さずにはいられなくなり、我慢することをやめようとした途端に、リコはマユミに放置される形になった。
今やリコは会議机の上でこれ以上開けないくらいに脚を開いたまま、マユミの舌と中指を…そう、部長のそれらを…求めるように腰を何度も前にせり出すように揺すってしまっている。
そんなリコの耳に信じられないようなマユミの声が聞こえた。
「私…リコさんが部長に犯される所を見ながらオナニーしてみたい」
ああ…マユミの思いつきがリコの心に戦慄を走らせる。
「昨日リコさんが気を失うまで気持ちよくなれたんだもん、私も体験したいの…部長」
まるで子供がおもちゃをねだるような無邪気なマユミの声が、ますますリコの心に暗く逃げようのない絶望感をもたらす。
頭の中で絶望感に打ちひしがれながら、身体はもう限界点を超えた高みに放置され、リコはほとんど自分自身を見失いかけている状況で二人のやり取りをぼんやり聞いていることしか出来ない。
「マユミ…それは楽しい考えだな」
ああ、部長が乗り気になるであろうことは声を聞く前から予想がついたが、次にマユミが発した言葉はリコの想像を超えていた。
マユミがカバンの中から何かを取り出す。
「リコさん、私…オナニーする時にこれを使ってるの」
マユミがカバンから取り出したのは、神々しくいきり立つ男性器をかたどったもの…そう、リコ自身も最もお世話になっている…ディルドだった。
しかも、ディルド好きのリコには、マユミの取り出したものが、自分が一番気に入っているモノと色違いだけで全く同じモノであることがわかった。
カリの張り具合と、弱い所を責めてくるような反り具合がリコの身体にジャストフィットするお気に入りで、昨晩も自らを慰め、最後は口に頬張って絶頂まで登りつめさせてくれたあのディルドだ。
「私…この形も大好きなの…」
マユミが口に頬張って見せる…まるでトイレで部長のモノをこんな風に咥えたのとでも言いたげに。
しかし、リコにはその様子に気を取られてばかりではいられなかった。
部長が会議机に近づいてくる。
むき出しになった下半身からは、先程までマユミの胎内に突き刺さっていた事を示すかのようにヌラヌラと黒光りしていきり立った部長の肉棒が揺れている。
「ああ…いやっ…そんな」
今から身に降りかかるおぞましい災難にこれ以上ない恥辱を感じながら震えているリコの両脚を部長が肩に担ぎ上げる。
「きゃあ、リコさん…犯されちゃうのね」
マユミがその様子を見入って歓喜の声をあげる。
「いや…いやよ…こんな」
抗えないことはわかっていても、リコの腰を押さえつけた部長の顔がリコの顔を覗き込む位置まで来たのがわかると、リコは部長の顔を見上げてか細い声で最後の抵抗を伝えている。
「ああん…」
マユミが待ち切れない様子でディルドを自らの秘裂に突き立てている。
それに呼応するように、部長の怒張がリコの陰唇を掻き分けるようにあてがわれた。
つづく
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