あの夜から裕樹を思いながら自分を慰めるのが日課となった。
まだ学校があり、休日に顔を出す彼を楽しみに仕事をこなし、夜の電話で声を聞きながら全裸になり静かなタッチで気分を盛り上げる。
電話を切ると即座にシリコンの玩具で全身を愛撫し、裕樹に犯される自分を思いながら絶頂の声をあげ、シャワーで流しながら若く何度も立ち上がるそれに貫かれていた。
『真由美さん、最近色っぽいですね、あの子と上手くやってるんですか?』
社食で会った総務の彼女が切り出した。
『えっ!やってないよ。するわけないじゃない』
『やだ、真由美さん。違います。デートとかしてるのって意味ですよぉ。でも…まさか食べたんですか?』
『無いって。彼まだ高校生だよ。捕まっちゃうでしょ』
『ですよねぇ~』
『で自分はどうなの?筋肉マンと付き合ってるんでしょ』
すると彼女は小声で話し出した。
『それが、速いんですょぉ…あの見た目でしょ?期待外れなんです。』
『速いって…どのくらい?』
『入れて二十回も腰振ったら終了』
『あら…でもあなたが良過ぎるんじゃない?』
『まぁ締まり良いとは言われますけど…速すぎですよ』
『で、一回で終わりじゃ淋しいわね』
『それがぁ、一晩に四回は起つんですよぉ、で最後になんとか私もイクんですけどね』
結局惚気話を聞かされて、最後には筋肉マンの割れた腹筋とその下にそそり立つ立派な写メまで見せられ、午後の仕事は上の空だった。
接客は他の子にまかせ裏で書類をめくりながらもぞもぞして過ごす。
(裕樹くんはどんなだろう?まだあんな赤黒い下品さはないよね…まだピンクで、でも傘は開いてピクピクして…私の中を何十回も往復して……)
ジワッとした感覚にハッとし、ロッカーからポシェットを出してトイレに駆込む。
『もう、あんなの見たら欲情するじゃない』
と呟き股間を拭うとクリトリスが反応してしまった。
『ンッ!こんなとこで、ダメ…だめだってば…裕くん、さわっちゃ…』
回りを気にしながらクリを撫でると下半身が軽く痺れ出した。
『あっ!イク、裕くんイッくぅぅ!!』
口を手で押さえ膝をガクガクさせて小さな快感に襲われる。
人が入ってくる足音に気を取り直し、念のためガードをほどこし仕事に戻る。
(今夜は電話しながらイッちゃいそう)
そんな事を考えながらランジェリー売場に手を振った。少し清楚な下着を準備しようと思いながら。
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