アンナが二十四歳の誕生日を迎えたとき俺も二十四歳、親父と母さんは共に四十八歳
初めて母さんとセックスしてから4年経ってる
アンナには結婚する前に母さんとセックスしまくっていたことは言ってない、もちろん親父にも言っていない
『これバレたら揉めるだろうな・・・』
買い物帰りにそんなことを考えながら家の扉を開けた
「ただいま」
『あれ、返事が無い・・・』
耳をすませば奥のヤリ部屋から聞こえてくる喘ぎ声はアンナの声、リビングでは母さんがソファーに腰を掛けてうなだれている
デジャヴだ・・・
「ただいま・・・」
「タカシ・・・ ごめんなさい」
「また?」
「断ったらアンナさんの方に行ってしまって・・・」
「ナオミちゃんが体貸してくれって言ったのを断ったって事?」
母さんは小さく首を縦に振りそのままうつむいている
俺は買ってきたコンドームをテーブルに置いて母さんの隣に腰を下ろしスカートの上に手を置いた
「アンナは大丈夫だよ 前に親父に抱かれたときは「気持ちよかった」って言ってたし」
「でも、あなたの気持ちは?アンナちゃんが他の人に抱かれてるのよ」
「あれはナオミちゃんだって思えば楽になるかな 母さんもあれはじいちゃんとナオミちゃんだって思えば楽になるよ」
「そんな簡単に割り切れないわよ・・・」
「おれも全然大丈夫ってわけじゃないから 気分が少しマシになるだけ」
母さんのスカートの上に置いた俺の手は母さんの手でソファーの上に置き直された
その後は会話がなくなり静かになったリビングのソファーで和室から漏れ出るセックスの声を母さんと二人並んで聞いていて
繋いだ俺と母さんの手は並んで座る二人の間に置いてある
「あの・・・ 母さん」
「だめ 我慢しなさい」
「まだ何も言ってないけど」
「悪い事考えたでしょ?」
「うん・・・」
「だめよ」
「うん・・・」
「私が愛してるのはユウジだけよ」
以前は親父と母さんは俺に合わせて「お父さん」「お母さん」と呼び合っていたけど最近は俺の前でも名前で呼び合うようになった
「うん、わかってる」
「あなたは私の息子で私はあなたの母親」
「うん わかってる・・・」
「アンナちゃんは良い娘ね 大切にしなさい」
「うん」
母さんとセックスしたのはアンナが親父の体に抱かれた日だけじゃない
もっと前にはじいちゃんやナオミちゃんの力を借りて母さんとセックスしていた
じいちゃんの振りしてセックスしたこともあった
体を自分の意思で動かせないときもしっかり意識はあり五感も残ってる
それは俺も母さんも同じ状況だったのに、今の俺は簡単に母さんとセックスできそうに感じているけど母さんは違った
あれだけセックスしたのに、今でも母と息子であろうとしている
奔放な老夫婦のせいで俺の感覚が変になったのか、母であろうとする母さんの気持ちが強いからなのか
それとも親父への愛の大きさからなのか
変わらない母さんでいてくれて安心した気持ちもあったけど、ちょっと残念な気持ちもある
母さんが立ち上がってリビングから出ていき、和室の方から母さんの声が聞こえてきた
[アンナちゃん 大丈夫?中には出されてない?]
[はい・・・]
[一緒にお風呂に行きましょ 念のため膣の中を綺麗にしましょうね]
[はい 今日もお願いします]
『このやりとり前にも聞いたことあるな・・・ でも、「おねがいします」って言った? アンナは母さんに膣の中洗ってもらうのか?』
その夜、夫婦以外のセックスは厳禁という我が家のルールは緩和されて努力目標ということになった
親父と母さんは二人で出かけて家には俺とアンナだけ
「タカシくん お風呂ちゃんと洗った?」
「うん」
「ほんとうに?端っこの方汚れ残ってるよ」
「ちゃんと洗ったけどな・・・」
「やり直し」
「うん・・・」
週末の午前、綺麗好きのアンナに風呂掃除をやり直しさせられている時だった
〈タカシ、聞いてくれ〉
『いたのかよ・・・ なに?いま忙しいんだけど』
〈ユウジとカナさんの事なんだがな〉
『ん?親父と母さんがどうした?』
〈なかなか変わってくれんのだ ナオミちゃんも困っていてな〉
『じゃあ、あのままでいいんじゃない?』
〈しかしな・・・ ナオミちゃんが頑張ってるからな・・・ 何とかしてやりたいのだが・・・〉
『いま忙しいから あっち行ってて』
〈冷たいのう・・・〉
「タカシくん それ終わったらゴミ袋とシャンプー買ってきて 変なの買ってこないでよ」
「うん、大丈夫 それより約束覚えてる?」
「うん」
以前、俺の判断で見た目がゴージャスなコンディショナーを買って怒られた事があったので今日は家にあるやつと同じのを買った
「ただいまー」
「おかえりなさい」
アンナが昼食の用意をしている しかも裸エプロンで
椅子に腰を掛け特等席からキッチンに立つアンナを眺めた
料理を持ってくるときはエプロン姿、キッチンに戻っていくときは背中からお尻まで丸出しの両面仕立て
僅かな時間の中で何度もアンナを抱こうと考え何度も思い直した
〈おまえらはしっかり楽しんどるのう〉
『新婚といえば裸エプロンだろ』
〈ナオミちゃんはわしが死ぬ前まで裸エプロンやってくれたぞ〉
『へー、そうなんだ キッチンでセックスしたりした?』
〈愚問だな〉
『やっぱりそうだよな そこまでがワンセットだよな』
〈いいことを教えてやろう 裸割烹着もいいぞ〉
『露出が減るだろ・・・』
〈それがいいんだ まあ、気が向いたら試しにやってみろ〉
『わかった 覚えとく』
〈それより早くアンナちゃんを抱いてやれ〉
『なんで、もう少し見てたいよ』
〈ほとんど裸だ、アンナちゃんが身体を冷やしてしまうだろ〉
『そうか、わかった』
椅子から尻を上げてキッチンに向かい、アンナの後ろに立つとアンナはしゃもじを手に持ったまま動きを止めた
「ここでするの?」
「うん」
エプロンの中にゆっくりと手を入れていくと指先が乳首に触れる
「んっ・・・」
指先に触れた乳首をゆっくりと撫でまわしながらアンナの髪に唇を押し当てた
「ごはん冷めちゃうよ・・・」
「うん でも我慢できない」
俺の手は柔らかい乳房を鷲掴みにしたが
「ただいま、お昼もう食べた?」
『え?母さん!?もう帰ってきたのか!?』
「あ・・・お義母さん・・・ と、お義父さん・・・」
「アンナちゃん、服を着てきなさい」
「はい・・・」
「タカシ、仲が良いのは結構だけどヤリ過ぎよ」
「うん・・・」
『じいちゃん・・・助けて・・・』
〈知らん〉
『親父・・・何か言ってくれ・・・無言は怖い・・・』
このあと俺とアンナは母さんにこってりと叱られた
俺は叱られ慣れてるけどアンナは初めてだ、嫁と姑ってこともあるし気が気でなかったが
そんな俺の心配をよそに、俺と親父が席を外したタイミングを見計らったかのようにキッチンでキスをする二人の姿を見てしまった
どうなってるんだ・・・
そして次の土曜日の夜、昼に出かけたアンナと母さんがまだ帰ってきていない
「タカシ、カナとアンナさんの帰りは明日になるそうだ・・・」
「え?買い物行っただけだろ?」
「ああ、そう言って出かけたな・・・ 二人はラブホテルにお泊りするそうだ・・・」
「なんで・・・」
〈タカシよ〉
『じいちゃん!なにか知ってるのか!?』
〈カナさんとアンナちゃんには何も聞いてやるな あの二人にも色々あるんだ〉
『色々ね・・・』
「タカシ、飯食いに行くか」
「うん じいちゃんから何か聞いた?」
「二人の事は黙って見守れと言われたな」
「そうか・・・」
翌日の昼頃、二人は疲れ果てたような顔をして帰ってきたけど、じいちゃんに言われた通り何も聞かなかった
それから二週間ほど経った頃、俺が帰宅するとアンナと母さんがダイニングのテーブルの前で抱き合っていた
アンナは仕事から帰ってきたままの服を着ていて母さんはエプロンをかけている
もう、「ただいま」「おかえり」のあと直ぐに抱き合った感じだ
「お義母さん タカシくんが・・・」
アンナが俺の存在に気づいてくれた
「わかってるわ でも もう少しだけ」
「うん」
『もう、二人の仲を隠す気ないのかよ!』
〈タカシよ〉
『じいちゃん!あれどうなってんの!』
〈黙って見守ってやれ〉
『いや、もう限界なんだけど』
〈ナオミちゃんはな、家族を愛しとるんだ 特にカナさんの事は随分と気にいっとるようでな〉
『その結果がアレかよ・・・』
〈余計なことは聞くな、二人の邪魔をするな 前にも言ったがナオミちゃんを怒らせるな〉
『いや、ナオミちゃんを怒らせるなって言われてもわけ分からないんだけど』
〈わしが言った事を守っとけばいい ナオミちゃんが本気で怒ったら勃起したチンコが縮み上がるぐらい怖いぞ〉
『わかった・・・けど・・・』
〈納得しとらんようだな〉
『んー、とりあえず二人は仲が良いってことだな』
〈そうだ、それでいい 久しぶりに本気で怒ったナオミちゃんを見て寿命が縮んだぞ・・・〉
『じいちゃん死んでるだろ・・・』
いったい何があったんだ・・・
その夜、食後の洗い物をアンナに任せた母さんは親父とヤリ部屋に入っていった
なんでもありかよ・・・
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