彼女と歩きながら俺は10年前から初めてここに来た日までの事を思い出していた。俺にとってここは一番大切な場所だ。
ミカさんと子供らしく虫取りに夢中になった事、俺は海パンでミカさんはスクール水着の上に半袖で川ではしゃいだ事・・・
そして、あの日のあの夜。
俺は自販機にジュースを買いに出かけた。あの日の夜の月はとても明るかった。
自販機に通じる道の途中に神社があった。そこで聞き覚えのある声が聞こえた。それは妙に甘ったるい声だった。
「・・・!?・・・何?・・・この声・・・」
俺は鳥居の影からその声がする場所を探し、そして見つけた。
そこには男と女がいた。男は女を神社にある木に背をつかせて抱きしめていた。服装は男がズボンに白いタンクトップ、女は白いタンクトップに短いスカート。
男は女のスカートを捲りながら白いショーツ越しにお尻を揉んでいるようだ。その度に女の口から色っぽい声がした。
2人が何をしているのか、当時の俺にはそういう知識もそれに対する興味もあった。男女が神社で罰当たりな情事に耽っていた。
「あっ・・・は・・・・あん」
ただし、その情事をこうして目の当たりにするのは初めてだった。
「ごめんな。いつもいつも」
男が女に謝った。
「ううんっいいの・・・少しでも裕也君にいられたら、あっ、はっんん」
男は女のタンクトップを上に捲った。女はノーブラだった。剥き出しの白い塊が二つ、まろび出た。男は両手でそれを揉んだ。
「少しでも…身体に・・・触って欲しいもの・・・」
その声の主はミカさんだった。
そこには俺の知らないミカさんがいた。
裕也と呼ばれた男はミカさんの胸を揉みしだきながら、スカートとショーツ、タンクトップを脱がし、完全な素っ裸にした。
男はズボンのベルトとチャックを外し、自らのペニスをミカさんに・・・
最初はミカさんの左足を持ち上げ、男は腰を前後に動かしていたが、やがて両足を持ち上げ、ミカさんの腰を突いた。
ミカさんの両足にはぶら下がる形になったサンダルがあった。裕也とミカさんは熱いキスをはじめた。
「あっ・・・ふっ・・・・ん・・・あぁ!あ!あんっ!はっ!あん!」
ミカさんの声は・・・甘く甲高いものになり、喘ぎ声へと変わっていた。
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