俺は布団に入りながら、薄い長袖を着たミカさんがノーブラで二つの乳を揺らし、喘ぐ光景を想像していた。
俺はふと立ち上がり、スズムシの声が響く田舎道を歩いた。そしてあの神社に来た。神社は変わらずそこにあった。
鳥居をくぐり、狛犬の近くを見た。そこにあの木も変わらずあった。
「ここだ・・・あの時の・・・・場所・・・・」
俺はその木に触れた。木の樹皮はすべすべで10年前、この木に背を預けた彼女は前も後ろもいい気持ちだったのか。
「この木の下で・・・」
その時、俺の後ろでジャリッという擦れる音がした。それはサンダルが石の参道を踏んだ音だった。
「やっぱり・・・見てたんだ・・・」
振り向くとそこにミカさんがいた。
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