俺がシャワーをしている間、義姉は着替え、布団のカバーを敷き直していた。
義姉はそのまま添い寝し、行為の疲れからすぐに寝息を立てた。
俺も義姉の身体の温もりと香りに包まれ、知らぬ間に爆睡した。
俺が目覚めたのは昼前だった。それほど俺は義姉との行為で……
当然、義姉は出勤でいなかった。
テーブルの上にはサンドイッチと「食べなさい」という義姉のメモ書きがあった。
義理とは言え、兄と弟と交わった姉。従姉でもあるため、半分血の繋がった家族なのに性的対象になった義姉の本当の心境はどうなのか。
今頃になって考えれば気が重くなりました。
その日の夕方、義姉からメールがきた。
『部屋の片付け、進んでいる?』
返信し辛く放置していたら2時間後、義姉が買い物袋と紙バッグを持って部屋に来た。
「晩御飯まだでしょ?」
数日後には生理が訪れた。翌月の周期もしっかりと。
避妊薬、ゴム必須。お粗末だと思った。
セックスした翌日の夜にも訪れてきた義姉。
「今夜は帰るけど、これ、クローゼットの隅にでも置いといて」
と紙バックを渡された。
淡々と炊事する義姉だったが、俺は気まずさもあり、会話らしい会話もなく、どうでもいいような小物を整理していた。
食事の準備ができ、親が子に接するみたいな感じに話す義姉。
いつもの義姉ちゃんだったが、俺は直視できなかった。
食事の後片付けが済み、帰る義姉を見送る際、俺は玄関で抱き寄せられ、キスをされた。
キスはやがて互いの舌を絡ませる濃厚なものになった。昨日のセックスでしたように…
俺は直立不動だった。
「風邪、ひかないようにね…」
そう言って出ていく義姉。
俺はしばらくボンヤリしていた。
義姉が置いていった紙バックを見た。
中身は生理用品、下着、服など義姉の着替えに、紙袋に包まれた御徳用3ダースセットのコンドームだった…。
その日からは、俺の身を案ずる両親からの電話は毎日、義姉からは5日後にメールがきた。
『少しは生活に慣れた?生理きたから心配しないでね…』
あれからいろいろな事を考えてきたが、俺ってすげえヤバイ事したんだよなとようやく実感した。
でも、また義姉と愛し合いたい。今度は朝まで、一緒にシャワーもしながら…
胸を張って言える。俺は義姉を女として愛している。そして義姉も俺を男として。
俺達は愛し合っているのだ。
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