私は彼を助けたお姉さん。名前は・・いや、この世界では意味がないか。とりあえずシルフィーと名乗っておこう。
これを読んでいる君へ。信じられないと思うけど私はこの世界の裏側で戦う女だ。
はっきり言ってしまうが、私は人間ではない。私はこれまで異界の果実の鎧と仮面の戦士として戦ってきた。
また信じられない事を言うが、今君がいる世界はかつて宇宙ごと壊れたことがある。
壊した者は世界と宇宙のどこでもないどこかにいた存在。言ってしまえば神とも悪魔と言える存在だ。
私もまたその存在に近い超常の存在だ。と言っても私の力は彼らに少々劣る。
仮面の戦士は他にもたくさんいる。中にはただの人間もいれば神になった人間もいる。
私は果実の鎧と仮面の戦士のカテゴライズされる。こちらは確認できる限り、数多ある仮面の戦士の中で人数が豊富だ。
私達は神とも言える存在の1人と戦っていた。そして、私と男は仲間達からはぐれた。
男もまた果実の鎧と仮面の戦士で元人間から私に近い存在となった者だ。
私と男は神に等しい存在が使役する化け物の集団と戦い、男と力を合わせて作り上げた黄金の果実の力で破壊された世界を宇宙ごと修復した。しかし、それに伴い私達はその世界に飲まれ、私と男は離ればなれになった。
どれほどの月日が流れたか、私はこの世界における地球の日本のX県Y市Z村の森に棲む妖精とも神とも言える存在に収まっていた。
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