俺達はなるべくセックスをしない様に心がけた。何故かと言うとやり過ぎて親に見つかったり、間違って子供が出来たら大変だからだ。それと場所は必ず俺の家で誰もいない時と決めていた。だがそれでも、無性にしたい時は母親と兄貴に幻術を掛けて、2時間程出掛ける様に仕向けた。出来ればあまり幻術を使いたくはなかった。失明のリスクがあるからだ。使う回数もフルではなく3回と決めた。コンドームも必ず着けていて、無くなる前に母親に幻術をかけて買ってきてもらった。家の母親は家計簿をつけていないので助かった。コンドームは見つからない様に、机の引き出しに鍵をして仕舞っておいた。今思うと中2のガキがよく抑えられたなと思う。そして俺達は中3になった。部活で最後の大会が始まった。俺はバスケ部でエースだった。バスケをしてる時は力を使わなかった。しかしこの目は相手の動きがスローに見えるのでそのお陰もあり、俺達はどんどんと勝って県大会を優勝して関東大会に進んだ。
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