会場に着くと出店が何店か出ていた。お決まりの粉物や、フランクフルト、金魚掬い、綿飴、おもちゃ屋、チョコバナナ、林檎飴とかき氷等いっぱいあった。暑かった事もありまずかき氷一つ(イチゴ)を買って空いてたベンチに座り仲良く食べてると、「あれ!?彰達じゃん」と声がして振り向くとクラスメートが3人いた。「何2人で…お前ら付き合ってんの?」と言ってきたので「そうだよ」と言うと「マジでぇ」と言って驚いていた。俺達が付き合ってる事は誰にも言ってなかった。ヒューとからかうクラスメートに俺は力を使って(家に帰れ)と念じた。3人共掛かり帰って行った。これで今日の残りは後二回、(気をつけないとな)と俺は思った。「彰君…目は大丈夫?…今日いっぱい使ってるでしょ?」「うん大丈夫だよ」と言った。「付き合ってるのバレちゃったね…」「何言われても気にしないよ」「そだね…いつかはバレる事だしね…」「これからは堂々と手を繋ごうか」「うん」と俺達は話した。この後も何人かの同級生に会ったので、堂々と「付き合ってるよ」と言った。中には察してた奴もいた。
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