(オッ、またまた誰か近づいてくるな!)
薄暗い中に可愛いらしいフワリとしたスカート姿の女性と短パン姿のスタイル抜群の女性のシルエットがボンヤリと浮かびあっがった。
薄気味悪いお化け屋敷の暗闇に艶っぽく、悩ましいシルエットが浮かび上がりそのシルエットがこっち近づいてくる。
「待ってよ、優希、」小柄でポニーテールの可愛い子が言った。肩紐のニットからお椀型の胸がほど良く膨らみクリーム色の涼しげなワンピの短いフレアスカートが可愛らしさを際立させている。
「もう~、はやく。理恵子」
ノースリーブにジーンズ短パン姿のショートカットのボーイッシュ の女の子が 急かすように言って歩いてきた。
『ギャァー、』
叫び声と共に、不気味な妖怪が二人を脅した。
「いやー」「キャー」
思わず悲鳴をあげ顔を背けた。
(いい、悲鳴あげるな~。二人とも、新人OLって感じかな。ちょっとした刺激を求めてる感じだな。にしても可愛らしさと、大人の色気を半々に帯びてるみたいだ。二人とも、OLに見られる女子大生か、女子大生に見られるOLみたな感じだな。まずは、、、)
俊一の手がスカートに伸びていった。理恵子の薄いワンピースのお尻がペロ~ンといやらしい手つきで撫で上げた。
(オオ、プリンプリンの触り心地。ウットリするな~。) その触り心地に悦に入った
「イヤ~」
理恵子が急に悲鳴をあげた。その声に驚いた優希が
「わ、、ビックリした。どうしたの?急に」
「今、お尻触られた。」
振り返ったが誰もいない。
「怖い事言わないでよ、気のせいじゃないの?」不安気に言う。
「う、うん。(でも確かに今やらしい手つきでお尻触られた感じしたのに…。)」
「い、行こうよ。」二人は、恐る恐る歩き始めた。と暗闇から手が伸びてきた。
理恵子のスカートが横から捲れあがった。ショッキングピンクの下着が暗闇にぼんやり浮かびあっがった。
「いや~ん。」羞恥の悲鳴をあげ慌ててスカートを抑えてた。間髪おかず優希の太ももに暗闇から手が伸びて来た。サワサワ~、っとイタズラな手が太ももを摩った。
「キャッ、何するの、チカン」キッと暗闇の影を睨みつけた。 影はサッと物陰に姿を消した。
「油断も隙もありゃしない。」優希が怒り顔で言う。
(怒った顔も悪くないな。しかし優希ちゃん、スポーツジムでも通っているようにスタイルいいな。)
タンクトップの胸がセクシーに盛り上がり、ウエストは細いというより、引き締まっているよう。ボーイッシュな顔立ちは、男でもどこかカッコいいと思ってしまう。異性に限らず同性にもモテそうな顔立ちである。
二人の前に小さな影が2つ見えた。輪郭から小学生の男の子みたい。人がいたことに二人は、(よかった。人がいる)。少し安堵の表情を浮かべた。と両サイドからいきなりワッと脅すように血を流しながら青白い顔した幽霊が数体「 ウギャー 。」と 薄気味悪雄叫びを発した。
「キャ~。」「イヤアァ~。」いきなりの事に悲鳴をあげた。前にいた男の子達もパニックを起こしたように二人に抱きついた。
二人が「ん?」と思った瞬間ドサクサに紛れて、小さな手でお尻サワサワタッチ。
「いや~ん、もうエッチィ~。」理恵子が可愛い悲鳴をあげた。
「どこ触ってんの!」優希がカミナリを落としゲンコツしようと手を振り上げると一目散に消えていった。
「コラ、待ちなさい。」優希は叫んだが、辺りは薄暗い静寂に包ままれた。
「もう、憎たらしい。今度触ってきたらゲンコツしてやる。」見るからに悔しそう。
「逃げ足速いんだから。」理恵子も小憎らしそうに言った。暗闇の影から、羨望の眼差しが渦巻いた。薄暗い闇が微かに妖しく、ちょっと危険な雰囲気に満ち始めていた。
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