この日の店長の声が普段より小声で聞こえないって言うと、私の隣に座ってきました。
「これで聞こえる?」
と、耳元で囁かれて…ゾクッとしました。
私、弱いんです。耳元で囁かれるの。
距離がめちゃ近いし、囁かれてゾクゾクするし…気付かれないように会話をしていたんですが
「ねぇ、もしかしてさ、ここ弱いの?」
と、首から耳に向かって指を這わせてきました。
はぁっ、と声にならない息を漏らして私は硬直していました。
「バイトの面接に来た日から好きなんだ」
私の両手を包み込むように握りながら、私の首にキスしてきました。
感じてしまいつつも、
「店長、いつお客さん来るか分からないんだからー」
と笑いながら離れようとしたのですが
今度は私に抱きついて離そうとしません。
そして、とうとう唇を奪われました。
逃げようとする私に最初は強引にしていたキスも徐々に柔らかく優しいキスに変わり…
そのキスが…とにかく気持ち良くて…
全身の力が抜けていく感じでした。
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