翌朝、朝食を終えてハルは学校の準備をしていた。
「ハル、カレンちゃんが来てくれたよ、、、」
母の声がする。
えっ、、、カレンが朝迎えに来ることはほとんど無い。
慌てて玄関へと向かう。
「おはよう、、、」
「おう、、おはよ、、、」
カレンの顔は真っ赤だ、、、
そして俺も、、、きっとそうだ、、、
二人で外に出る。
「どうした?急に迎えなんて、、、」
「別に、、、ただ来たくなっただけ、、、」
「そっか、、、」
「でも、、、やっぱ、恥ずいね、、、」
「そうだな、、、確かに、、、恥ずいな、、、」
「でも、恥ずかしいのも悪くは無い、、、すごく良く分かる、、、わたし、ドキドキしてる、、、」
「俺も、、、ドキってる、、、」
「本当かな、、、ハルはいつも悟りきった顔してるから、、、」
「人のことを老人みたいに言うなよ、、、本当だよ、、、」
「じゃあ、デート、、、約束したよね、、、」
本当に好きなヤツのことは大丈夫のか?
「いいけど、、、いつ?」
「今日の帰り、、、」
「えっ、、、だってそれじゃ時間が、、、」
「いいの、、、今日は準備、、、本番は今度の休み、、、いいでしょう?」
本番って、、、想像してしまう、、、
昨夜したことの本番?
違う、、、なに考えてる、俺、、、
「分かった、、、」
本当にメチャ、ドキドキ💓
今日、、、告白する、、、
そしてデートの日、、、初めてを捧げる、、、
「すごく愉しみ、、、」
「俺も、、、」
何も知らずにハルは応える。
カレンから手を繋いできた、、、
駅までだけど恋人繋ぎで歩いて行った。
つづく
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