「俺で何人目?」「えっとねぇ3人目」「3人?少ないね」「だってこの間会った日に始めたから」「本当に?」「うん本当」「てか何で始めたん?」「それは内緒」「パパ活してみたかったから?」「それもあるけど、ちょっと男に騙されて借金作っちゃって、今月ヤバくて」「借金て幾ら?」「えっと100万」「マジか」「うんマジ」「その男って彼氏?」「うんて言うか喧嘩してアイツバックレて。だから元彼」「バックレたの?」「うんマジ最悪っしょ。ギャンブルでヤバい所でお金借りてたみたいで、それで体で返せって言われて」「何で俺はダメだったの?」「お兄さんオタクぽいし、あの時何かギラギラしてたから」「今日は何で?」「えっだってこの間温かい飲み物くれたから」「それで?」「うんそれで」そんな感じの会話した。「じゃぁ出ようか」と言うと「うん」と言って店を出た。俺はコンビニに寄り「ちょっと待ってて」と待たせ中に入った。「はい。コレ」と言って封筒を渡すと「何コレ?」と封筒を開けると「えっ?嘘っ?何でっ?」と驚いていた。俺はATMで100万を下ろし妻に渡した。「それで借金足りそう?」と言うと妻は慌てて「ええ?何で?こんなの受け取れないよ」と封筒を返そうとした。俺は「気にしないでいいよ。それより早く返さないと利子膨らむから」「でも」「返済はある時でいいよ」「本当に何で?」「何となく?」「何それ」「その会社近いの?」「うんすぐそこ」「よしすぐ行こう」「うん」と言って俺達はその会社に行って、妻の背負った借金を返した。
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