私のペニスは真上を向いて、亀頭はヘソのあたりにまで達していたから、左の女は両膝立ちになって、額を私の腹に押し込むようにつけて、やっと先端を口に咥えることができた。
口に咥えたまま、すこし頭を下部にずらしたものだから、勃起したペニスは根元で折れ曲がり、亀頭の上部が彼女の上部口蓋を擦る。苦しいのか、女がちょっと涙目になる。そのまま、私を見上げる困った顔の目が涙で潤ってるし、苦しさから、眉間にうっすら縦皺が浮かんで、すでにエクスタシーに達してるような表情だ。
左の女は手を使わずにペニスを咥えて、片手は床に、もう一方の手はミニスカートの中のパンティーをずらして、じかにクリトリスを擦っている。
両膝を床につけた背の高い妖しいハーフ系の美女は、隣の女が竿を奥深くまで咥えている間、私の陰嚢を柔らかく包んだ手で時々握ったり、擦ったりしてくれる。
女達は、これはフェラチオではないと言ってたけど、どうみたってフェラだろう。薄い伸縮性がある生地に包まれているからと言って、ペニスはペニスだし、生で咥えられているのとまったく変わらない快感が押し寄せてくる。
されている間、左の女が一度も自分の手を使わないで、唇と口蓋と舌と喉奥だけを使って、私を逝かせようとしているところも、擬似フェラをしている間中、私の目をしっかり見据えながら、せつなそうに、涙目で苦しさと快感を訴えかけてくれるところも、もうこの先も手放せない女になりそうだった。
「いい女だな、こんな上手に刺激してくれるなんて」と口に出して褒めてやると、「うぇいいれふ」(嬉しいです)と、膨れ上がった私のペニスを咥えたまま、ろれつの回らない声で言う。
もう、この女の唇や舌や口蓋や喉奥の粘膜を手放せなくなりそうだと心の中で呟く自分がそこにいた。
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