夏休みに入った。
茜は優秀な成績で初年度を終えた。
学部生でありながら院の研究室に入り浸り、教授達と議論や実験を繰り返した。
茜の研究の中心は米国のある化粧品会社からのオファーだった。
茜は昨年の入学直後から媚薬の開発を求められていた。
現存する媚薬は全てプラシーボ効果や副作用を伴うものだ。
漢方薬や生薬、ステロイドホルモン剤では大した効果はない。
フリバンセリンなどの催淫剤も同様だ。
茜が開発したのは、催淫効果をもち、麻薬と同等の快楽増強効果を持つ、それでいて副作用や中毒症状のない、画期的なものだった。
Sexual Love Aphrodisiac(略称SLA)という塗り薬だ。
茜は自ら治験に関わった。
アルバイトで雇った米国の男女十数人をペアにして個室に入れ、SLAを性器に塗って性交してもらう実験を行った。
このペアは付き合っているカップルだけではなかった。
性欲を昂らせた恋人同士が性交で燃えるのは当然だ。
化粧品会社が確認したかった点は、恋人同士や熱愛する夫婦ではない男女でも性欲を昂らせて快楽を増強させることができるか、だった。
茜はAdrianという27歳の白人男性とペアになった。
Adrianは細身で痩せ型の青年だった。
落ち着いた雰囲気だが、体力はあまりなさそうだ。
ルックスに関しても茜の好みではない。
早速、茜とAdrianは自分の性器にSLAを塗り込めた。
Adrianは亀頭から竿の根元、睾丸にSLAを塗り込んだ。
茜は乳房や陰核や小陰唇、膣内や肛門にSLAを塗り込んだ。
十数分ほど他愛ない会話を交わす。
効果はたちまち現れた。
十数分経つと2人は下半身に疼きを感じ始めた。
大好きな恋人の躰と互いに愛撫し合う際に感じる、あの疼きだった。
茜とAdrianはどちらかともなく近づいてキスを交わし始めた。
茜とAdrianは互いの唇を貪り合った。
2人の股間はどうしようもなく熱くなっていた。
互いに洋服の上から躰を愛撫し合った。
Adrianの男根は硬くそそり立っていた。
茜の乳房は固く張り、膣からは大量の愛液が溢れていた。
茜は仰向けに寝たAdrianの顔に跨るように四つん這いになった。
シックスナインの体勢で互いの性器を貪り合った。
Adrianの長くて硬い男根を茜は興奮しながら扱き吸った。
Adrianは茜のズブ濡れの女陰を音を立てて舐め吸った。
SLAは無味無臭だったが、効果は覿面だった。
2人は30秒も経たないうちに果てた。
Adrianの濃厚な精液が茜の口腔内に打ち込まれた。
茜は夢中で嚥下した。
茜も尿道から大量の潮を噴いた。
Adrianは夢中でそれを嚥下した。
塗る量にもよるが、SLAの効果は数時間続く。
SLA効果でAdrianは全く衰えを見せなかった。
茜とAdrianはその後も様々な体位で交わった。
どの体位でも茜は複数回の絶頂を迎えた。
Adrianもその都度、茜の膣内に射精した。
ピルを常用している茜に妊娠の心配はない。
互いに何度も絶頂して喘ぎ悶えた。
それでも後から次々と性欲が膨れ上がってきた。
2人は肉欲に飢えた性獣と化していた。
Adrianはローションを塗ったバイブで茜の膣を責め立てた。
茜はローションを塗ったオナホールでAdrianの男根を扱き立てた。
茜は何度も大量の潮を噴いた。
Adrianも何度も大量の潮を噴いた。
精液は枯れていた。それでも快感の絶頂は次々に襲い掛かった。
SLAの効果が収まったのは数時間後だった。
2人は精魂尽き果て、泥のような眠りに堕ちた。
他の男女ペアでも続々とSLA効果が確認された。
茜は特許を得た。
その特許をもとに化粧品会社は正式に茜と契約を結んだ。
今後、大々的な宣伝と共に爆発的な売れ行きを見せる。
茜には莫大な報酬が支払われることになる。
茜は自らSLAを常用するようになった。
茜の好奇心はどんな男でもSLA効果があるかを試した。
学内の見知らぬ学生に声を掛け、SLAの効用を話して試させた。
SLAを塗った学生は茜に靡いてすぐに性交に応じた。
学内の人気のないトイレで茜と学生は性交に耽った。
別の学生とは講義のない空き教室で快楽に溺れた。
他の学生とはグラウンドの片隅の草陰で絶頂に達した。
元来、性欲旺盛だった茜は、SLA効果で性欲の鬼と化した。
街ゆく全ての男にギラギラとした情欲の目を光らせた。
誰でもよかった。
ペニスを付けた生き物であれば犬や馬でも相手にする勢いだった。
茜は夏の間中、一日に数人ずつ、ひと月で数百人の男たちを相手に快楽に溺れた。
茜の奔放な性生活は学内に知れ渡ることになった。
それが渉の耳にも届いていた。
渉は茜の行動を窘めた。
が、茜は全く耳を貸さなかった。
茜は別れ話を切り出した。
渉のいかなる説得も無意味だった。
それで2人は別れた。
茜は満足だった。
SLAの味を知った者はSLAから離れられなくなる。
中毒症状に陥っていた。
が、不眠、幻覚、食欲減退、嘔吐、下痢、焦燥感や筋肉の痛み、といった麻薬のような症状は一切なかった。
SLA効果が切れるまで続く性交で体力はかなり消耗する。
が、躰自体に特に害はないということで、法的規制を受けずに販売が開始された。
茜は卸売り担当者が集まる販売促進会議でSLAのプレゼンテーションを行った。
********************
男女共用の媚薬としては最強の塗り薬です。
効果の秘密は女性ホルモンやエストロゲンといった物質を極度に分泌させる催淫効果。
催淫物質や女性ホルモンにより普段は脳で抑えつけられている哺乳類特有の中出し欲求が解放されるのです。
SLAは効き目が早く、持続時間も長いため全てのシチュエーションに対応可能です。
SLAは男女をセックスの虜にすることだけを目的に作り出された薬です。
互いの情欲させ乱れさせ、性的に興奮させてセックスしないではいられない状態にしてしまう薬です。
老若男女、全ての男女を性欲に支配された性獣に豹変させます。
それがSLAの効果です。
効果は大きく2つに分けられます。
身体的効果と心理的効果です。
身体的効果とは性器が疼いて感度が上がるという効果。
心理的効果とは、性欲が昂ぶり脳が興奮状態になるという効果です。
SLAが男性の躰を興奮状態にするため男を勃たせます。
SLAが女性の躰を興奮状態にするため女を濡れさせます。
躰に対し強制的にセックスの準備をさせてしまうということです。
SLAにより女性の不感症は解決できます。
SLAによりセックスレスの夫婦は激減します。
SLAにより妊娠率を格段にアップさせます。
SLAには吊り橋効果があります。
互いに性交相手として意識していない状態でも大丈夫です。
SLAを性器に塗るだけで目の前の異性を性交の対象としてしか見られなくなります。
信じられないかも知れませんが、一度お試し頂ければ分かります。
どんなに理性が強いと自負される方でもSLA効果に逆らうことはできません。
男性ホルモンには女性の性欲に歯止めをなくす特徴があります。
女性ホルモンには女体の持つ妊娠欲求を爆発させる特徴があります。
男性ホルモンを増進するSLAを使ったときの特徴は、快感をひたすら求め合うアグレッシブなセックス。
一方、女性ホルモンの分泌を促進するSLAが実現するのは女性特有の子作り欲求。
つまりセックスして精子を中出しされたいという願望を満たす男と女のセックスです。
SLAは女性を心も身体も発情させるためのもの。
ではSLAにはどんな特徴があるのでしょうか。
まず、脳や神経に強力な作用を及ぼすことが挙げられます。
SLAの作用原理は、ホルモンや催淫物質を大量分泌させます。
人間の心理や身体の状態を作用する女性ホルモンや男性ホルモンを操ることができます。
妊娠することしか考えられない雌や、男以上に性欲が爆発した淫らな女を作り出すことができます。
女性的な種を孕む性欲、男性的な快感を求める性欲のどちらもSLAでは実現できます
が、そのベースとなるのは脳や神経への作用。
SLAは、身体に吸収されやすいことも特徴です。
効果の高いSLAを買うことで、街中ですれ違う異性、身近にいる意中の異性、その全てがあなた方のもの。
実際、私はひと月以上、その効果を試し続けました。
その結果、見ず知らずの異性、数百人と濃厚なセックスに耽りました。
わけがわからなくなるくらいの快楽に溺れました。
ピルを服用していなかったら数十人分は妊娠していたでしょう。
大切な点は、麻薬を使ったセックスと同じ効果があります。
にも拘らず、麻薬のような副作用は一切ないということです。
人間としての喜びを増大させる効果をもちながら、躰への害が一切ないということ。
これがSLA最大の特徴と言えるでしょう。
ぜひあなた方もSLAを使ってください。
そして、街で一目見た理想の異性や、職場や学校にいる意中の異性との中出しセックスを実現して下さい
********************
茜のプレゼンは卸売り担当者の目を輝かせた。
化粧品会社には注文が殺到するようになった。
※元投稿はこちら >>