徹は講演を終えると大抵は主催者が用意したホテルに泊まった。
主催者との夕食を終え、ホテルに入ったのは午後9時過ぎだった。
フロントで徹は自分の部屋が予約されていないことを知らされた。
生憎、満室で他に部屋がないとのこと。
すぐに主催者に連絡をとる。
が、電話は繋がらなかった。
徹は途方に暮れた。
そのとき、「お久しぶり」と後ろから声を掛けてきた女がいた。
大橋奈美子だった。
徹の状況を知った奈美子は、
「私の部屋セミダブルだから、一緒にどう?」
と言ってフロントに話をつけた。
奈美子の素早い対応に唖然としつつ徹は奈美子の言う通りにした。
奈美子は取材で地方を巡っていたのだった。
性愛教では、あと一歩のところで2人とも殺されていた筈の間柄だった。
2人でベッドに腰掛けて20分ほど談笑した。
奈美子は「あの時は怖かったけど、それ以外は気持ちよかったわ」と言って笑った。
ふと会話に間が空いた。
どちらかともなく顔を近づけ、キスを交わした。
嘗ては性愛教で性交した間柄でもあった。
奈美子は性愛教事件の後、再び一年以上、男の躰とご無沙汰だった。
徹も講演旅行中は女の躰に触れておらず、溜まっていた。
奈美子の手が徹の首に回された。
貪欲に徹の唇を貪っている。
徹も奈美子の背中を抱きながら乳房を揉みしだいた。
一夜限りの禁断の性愛の宴が始まろうとしていた。
奈美子は徹の唇から顔を話すと徹の前に跪いた。
徹のズボンと下着を脱がせると徹の男根を口に含んだ。
「ああ……」
徹は奈美子の後頭部を両手で抑え、自分の股間に押し付けた。
奈美子が興奮で喘ぎながら徹の男根を口で愛撫し続けた。
「ああッ!」
奈美子が甲高いよがり声を放った。
歓喜に満ちた傍若無人な声だった。
徹は四つん這いの奈美子の尻を掴み締めて腰を入れていた。
しばらく男を受け入れていない膣は徹の男根をきつく締めつけた。
「ああッ、あなたッ、気持ちいいッ」
奈美子が叫んだ。
「その後は男とは全くしていないみたいだね?」
徹が尋ねる。
「そうよ、あの時以来、あなたの躰が恋しくてたまらなかったの」
美奈子は喘ぎながら答えた。
徹が突くたびに豊かな乳房が大きく揺れている。
「確かに使い込まれていない膣だな、とっても締りがいい」
徹は奈美子の尻を強く掴み締めて深く腰を入れた。
「ああッ、あなたッ、あたしの躰をいっぱい遣って頂戴ッ!」
「いいよ、奈美子、今夜は奈美子の躰を遣って愉しむよ」
徹は奈美子の膣を執拗に責め立てた。
「ああッ、あたしの躰、あなたに遣われているのねッ?」
「そうだよ、奈美子、躰を遣われて嬉しいかい?」
「ええ、嬉しいわ、あなたに遣ってもらって、ああッ、もうたまらないわッ、ああッ、もうおかしくなりそうッ」
奈美子は鋭く叫んでベッドの上に崩れ落ちた。
肩で息をしている。
潮を噴いていた。
シーツがビッチョリと大きな染みを作った。
徹は奈美子を仰向けにして、両足を肩に担ぎ上げた。
屈曲位だ。
ゆっくりと男根を膣に挿入する。
「ああッ、あなたッ、スゴイわッ、おっきくて……キツいの……」
奈美子がたちまち喘ぎ叫んだ。
「奈美子の躰、気持ちいいよ、生のザーメンをプレゼントするよ」
「嬉しい、ステキだわッ、あなたのザーメンを頂けるの? ああッ」
奈美子の絶頂する声に徹もたまらなくなった。
低く太く呻きながら奈美子の膣に高濃度の精液を打ち放っていた。
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