3月下旬、徹達は鎌倉から港区のマンションに転居した。
高輪ゲートウェイ駅が新設され、高輪区域の地下は高騰している。
徹達が実際に購入した部屋は「最高級億ション」の中でも最上級クラス、300平米の‘LDKで価格は10億円超だった。
それでも海外の高級マンションに比べればかなり廉価な方だ。
高級賃貸マンションに居住する者が「特秘性」を求めるのに対し、高級分譲マンションに居住する者は「良質なコミュニティ」を求める。
徹達の場合は無論後者だ。
二層吹き抜けのレッドカーペットが敷かれたエントランス、フロントコンシェルジュ、中庭の緑とせせらぎの聞こえる水盤が広がり、脇には庭と一体となったラウンジがある。
セキュリティは5層システム、室内は天然大理石の玄関、シーザーストーン仕様のキッチン、洗面の天板にもこだわりをもつ贅沢な空間。
マンション内には、スポーツジム、プールがあるほか、屋上には居住者のみ利用できるルーフガーデンがあった。
壁や床には御影石、大理石、内廊下から部屋への共用部分は大理石とタイルカーペットと、上質な素材が惜しみなく使用されていた。
鎌倉宅のような別邸がないため、これまでの使用人達は雇えない。
料理・洗濯・清掃を担当するハウスキーパーを派遣する会社は都内では簡単に見つかる。
転居後、数名を新規採用した。
徹と加奈子は新たなベッドルームで毎晩官能的な性交に耽った。
防音構造だから加奈子の喘ぎ声が部屋の外に洩れることはない。
夕食後、午後8時過ぎから入浴、午後9時頃には徹と加奈子はベッドルームへ行った。
そこで茶菓と共に会話を楽しんだ。
午後10時前にベッドに入る。
全裸になって他人には到底見せられないようなあられもない姿で破廉恥極まりない淫戯淫交に耽る。
加奈子は十数回は絶頂し、徹も複数回射精する。
加奈子の膣や尻や口を精液まみれにする。
午前0時を回る頃、2人は泥のような眠りについた。
※元投稿はこちら >>