激しく交わって果てた2人は暫く躰を重ねたまま動けなかった。
呼吸を整えていた。
互いに欲情のままに求め合ったことに僅かな羞恥心を感じていた。
「よかろう、2人ともシャワーを浴びて躰を清めるがよい、その後で入信儀式を始める」
教祖が命じた。
徹と奈美はシャワーを浴びた。
与えられた白いバスローブを羽織る。
青いバスローブの信者の後に続き、入口とは異なる部屋の奥のドアから出た。
ドアノブの脇に文字盤のパネルがあった。
信者が暗証番号を入力するとドアが開いた。
薄暗い廊下に出る。
ここはラブホテルの一般利用者は入れない領域らしかった。
ここからが「性愛教」の信者が生活する空間ということになる。
表面上はラブホテルだ。
が、212号室はその奥にある教団施設へと続く秘密のドアのある部屋らしかった。
徹と奈美は案内人について廊下を歩いた。
多くの部屋のドアの向うから女達の喘ぎ声が洩れ聞こえてきた。
男達に組み敷かれているらしかった。
「ああッ、ああッ」
というよがり声が廊下まで響き渡っている。
どの部屋でも信者の男女達が性交に及んでいるらしかった。
徹は注意深くそれらの声を聞いた。
が、どれも茜や加奈子の声ではなかった。
やがて徹と奈美子は別々の部屋に案内された。
徹は奈美子がどこに連れて行かれたか分からなくなった。
徹が案内された部屋は10畳程度の広さをもつ洋室だった。
一面に絨毯が敷き詰められていた。
中央にベッドが置かれている。
少しすると銀色のバスローブを纏った女が一人と赤いバスローブを纏った女が2人部屋に入ってきた。
3人ともタイプは異なるが美しい顔立ちをしていた。
銀色バスローブの女は若作りだが30歳代後半に見えた。
バスローブの色から判断して教祖に近い立場の女と思われた。
赤いバスローブの女2人はいずれも20歳代後半くらいに見えた。
銀色のバスローブの女が入信儀式を簡単に説明した。
儀式では徹の精力ぶりを見るという。
性愛教では男は精力がなければ破門されるのだった。
入信条件は3人の女達の情欲を満足させられるかだった。
儀式では3人の女達を次々に抱いて、女達が満足できるか否かで徹が入信できるか否かが決まるという。
銀のバスローブの女は乃梨佳と名乗った。
乃梨佳の命令で徹はバスローブを脱いだ。
徹は肚を決めていた。
加奈子と茜を見つけるまでは信者として振る舞うしかない。
男根が天を突いている。
乃梨佳はそれを握り締めた。
「硬くて立派な男根ね」
と乃梨佳が微笑んだ。
硬くて太い男根は女を悦ばせる最高の道具だった。
乃梨佳は徹を跪かせ、徹の目の前に仁王立ちになった。
「あなたの男根の味をみる前に、まず私のアソコの味をみて頂くわ」
乃梨佳はそう言って腰を突き出した。
仁王立ちのまま動かない。
徹は乃梨佳のバスローブに手を掛け、帯を解いた。
見事に熟れた真白い太ももとパンティーが現れる。
レースのパンティーは完全に透けていた。
徹は乃梨佳の股間に欲情して乃梨佳の太ももに両手を這わせた。
徹は乃梨佳の躰の柔らかい感触を愉しんだ。
乃梨佳は黙って見下ろしている。
理絵子と亜由那はベッドに腰掛けてその様子を見ていた。
徹は次に乃梨佳の尻に手を回して同じく感触を愉しんだ。
豊満で見事に均整のとれた尻だった。
徹の目の前に乃梨佳の股間があった。
透けたパンティーの中に豊かに生い茂った陰毛が見える。
徹はパンティー越しに乃梨佳の股間に顔を埋めた。
女体の中に自身を埋め込みたい衝動に駆られていた。
女の股間は男にとって魅惑の宝庫だ。
女の股間は男の快楽の全てだった。
徹は乃梨佳の尻を両手で撫で回しながら乃梨佳の股間をパンティー越しに舐めていた。
女体の淫らな部分に顔を埋めることで男は更に欲情する。
乃梨佳は腰を突き出した。
徹の頭を自身の女陰部に押しつけていた。
「ああ、気持ちいいわ……」
恍惚の表情を浮かべて乃梨佳が徹の頭を撫でている。
徹は乃梨佳のパンティーを膝まで擦り下げた。
再び乃梨佳の股間に顔を埋める。
陰毛を舌で掻き分けて陰唇を探った。
「ああ……」
乃梨佳が声を洩らす。
徹は夢中で乃梨佳の陰唇に濃厚なキスを与えていた。
「どう? おいしい?」
乃梨佳が愛液の味を問うている。
徹が舐めながら頷く。
徹の両手は豊満な尻を掴みしめている。
淫猥な光景だった。
他の2人の女が興奮した表情でその様子を見つめていた。
徹は乃梨佳の尻を掴みしめながら陰部に口づけし続けた。
乃梨佳は完全に徹の顔に跨る姿勢をとった。
徹は乃梨佳の太ももの間で顔を真上に向けて舐めている。
女陰からは淫猥な愛液が大量に溢れていた。
乃梨佳の愛液が徹の口に滴っている。
徹は夢中で舐めていた。
乃梨佳の淫液を残らず舐め取りたかった。
小陰唇の割れ目に舌を挿し込み、膣内で舌を小刻みに蠢かせた。
「ああ、徹……とってもイイわ、あなた、クンニが上手よ」
と乃梨佳が嬌声を洩らす。
男にたまらない快楽をもたらす女陰を存分に堪能していた。
次に乃梨佳は徹をベッドに横たわらせると逆向きになって徹の上に跨った。
シックスナインの体勢だ。
淫らに濡れた乃梨佳の女陰が徹の口にあてがわれた。
乃梨佳は徹の巨大な男根を口に含んでいる。
巧みな舌使いだった。
乃梨佳は舌で亀頭を刺激し、濾し出すように顔を上下させている。
徹の男根は完全に怒張していた。
徹は呻きながら乃梨佳の愛液を舐め、吸い続けた。
やがて乃梨佳は徹の男根に跨った。
乃梨佳の女陰はヌチュっと音を立てて徹の男根を呑み込んだ。
乃梨佳が「ああ」と声を洩らしながら騎上位の体位で動き始める。
重たげな乳房が円を描くように揺れていた。
豊満な尻が徹の男根を包み込んで淫猥な動きを見せている。
乃梨佳は喘ぎながら長い間徹の男根を愉しんでいた。
男の逞しいペニスだ。
女に最高の悦びを齎す性交器具だった。
女陰に出し入れすることで極上の快感が燃え広がるのだ。
乃梨佳の巧みな性的技巧に徹は押さえがたい快感を覚えた。
乃梨佳の女陰が男根をきつく締めつけていた。
隙間がない。
膣壁が完全に男根を挟み込んで揉みしごいているのだ。
男根の根元を乃梨佳の陰唇が淫らに包み込んでいる。
愛液に濡れた結合部が淫猥な音を立てていた。
乃梨佳は徹に覆い被さると徹に濃厚なキスを与えながら激しく腰を突き動かして徹を責め立てた。
徹も乃梨佳の女陰を下から激しく突き上げた。
2人の喘ぎ声が部屋中に響き渡っている。
動きに拍車が掛かって乃梨佳の喘ぎが極まった。
「ああッ、ああッ!」
乃梨佳は絶頂に達して狂ったように腰を振った。
「あうぅッ!」
徹も呻きながら乃梨佳の膣に勢いよく射精していた。
乃梨佳の膣は気持ちよかった。
乃梨佳の膣襞は徹の男根にネットリと絡みついた。
徹の亀頭や竿を心地よく刺激して精液の激射を促したのだった。
徹は呆けたような表情で乃梨佳を見上げた。
暫くして乃梨佳は腰を上げた。
膣から精液が零れ、徹の腹の上に大量に滴り落ちた。
※元投稿はこちら >>