旅行中、徹と加奈子が多くの宿に泊まった。
露天温泉付き個室のある高級温泉宿、
湖の畔にある2階建の木造コテージ、
市街地にある高層ホテルの最上階スイートルーム、
等々。
そのいずれの宿でも徹と加奈子は濃厚に愛の交歓を愉しんだ。
徹は性欲旺盛で絶倫だった。
常に男根を勃起させ、力強く加奈子を抱いた。
加奈子の躰を烈しく突き動かした。
凡ゆる角度から加奈子を責めた。
熱く滾るものを立て続けに流し込んだ。
加奈子も性欲旺盛で淫奔だった。
常に女陰を濡らし、妖艶な痴態と嬌声で徹を誘惑した。
凡ゆる体位に応じて喘ぎ悶えた。
熱く滾るもの洩らしながら立て続けに絶頂した。
加奈子は徹の躰を全身で感じたかった。
徹の体は加奈子に女の悦びを与えてくれるのだった。
男に抱かれる悦び。
男に弄ばれる悦び。
男に貫かれる悦び。
男に突かれる悦び。
男に犯される悦び。
男に汚される悦び。
徹が抱かれながら加奈子は素直に気持ちを言葉にした。
「ああ、あたしたちセックスしてるのね、気持ちいいわ」
座位や騎上位では加奈子が主導権を握って腰を振った。
「ああんっ、刺さるぅっ、あなたのおちんちんがあたしのスケベなところに……、ああんっ」
加奈子は淫らな言葉を口にしながら自身を快楽の頂点へと導いた。
徹は加奈子の片足を高く上げ、背面側位で加奈子を責め始める。
加奈子は顔を紅潮させながら立て続けにイッていた。
屈曲位に体位を変え、性交はさらに続いた。
加奈子は快感でわけがわからなくなって卑猥な言葉を口走り続けた。
徹も耐え難くなった。
徹と加奈子は快楽の極みへと猛烈な勢いで突き進み、砕け散った。
徹と加奈子が泊まった宿で最も印象的なのはラブホテルだった。
高級なラブホテルほど部屋の構造や内装に工夫が凝らされ、魅惑的な夢の世界を演出していた。
部分的なガラス張りの壁や4~5段の階段(段差)で空間を広く見せる。
濃い青や明るい紫など色の演出も目に鮮やかだ。
天井が吹き抜けになった空間、
露天風呂付きのバルコニー、
幾重もの布で覆われた天蓋付きベッド、
シャンデリアやピアノのある部屋。
徹と加奈子は上階への螺旋階段を上がると屋上へ出た。
他に出入口はなかった。
この屋上はその部屋のみの特権だった。
屋上から周辺を見降ろす。
近隣の広大な田畑や遠方の市街地の建物や灯りが見えた。
綺麗な夜景だった。
夜空には満月と満天の星が散りばめられている。
屋上の数か所に異国風の灯が点いていた。
これは消灯も可能だ。
見ると屋上の一部分に屋根が付いていた。
広いダブルベッドと露天風呂が設置してある。
近くにハンモックが2つ吊り下げられていた。
徹と加奈子は秋の星座と夜景を見ながら性交の快楽に耽った。
加奈子は手摺りを掴みながら尻を突かれた。
そして徹の熱い射精を受けた。
足を高く掲げてハンモックに揺られた。
そして徹の熱い放精を受けた。
最後はベッドで正常位で交わった。
加奈子は徹に乳房を揉みしだかれた。
徹の唇と舌を顔中に這わされた。
両太腿で徹の腰を挟んだ。
一身に寵愛を受け続けた。
「ああッ、ああッ」
加奈子の喘ぎ叫ぶ声が屋上から野外へ響き渡った。
愛する男から生命を授けられようとしている女の幸せな姿だった。
徹は加奈子がたまらなく可愛いかった。
猛烈な獣責めで加奈子を突いた。
「ああッ、もっと突いてっ、赤ちゃんを産ませてっ、淫らなおまんこからあなたの赤ちゃんを産むわっ、ああッ」
加奈子は股間から大量の淫汁を噴いて白目を剥いた。
夜空の満天の星たちが2人の愛欲の世界を包み込んでいた。
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