大学一
「年の初夏、私はとある公園で幼い女の子と遊ぶ清楚な人妻に目を奪われた。バイト先の先輩の女子大生と公園でランチを食べている時だった。白のワンピースに麦わら帽子姿その女性は妖精のような美しさだった
「ちょっと、ノン、さっきからどこ見てんの」先輩の名前は思い出せなくなっていた。だがホットパンツがトレードマークの健康的な魅力の女性だった。
「ごめん、女の子可愛いなって」
「へえ~、ロリコンなんだ」先輩の顔が迫ってきた
「そんなことないよ、でもオレ、妹いないから、なんか憧れてて」
「ふ~ん」先輩の顔が数センチのところまで迫って私の表情をうかがっていた
「ママ~キスしてる~」少女が私たちを指さした
「まいか、じゃましちゃダメよ」清楚な人妻は私たちを見て清らかな微笑みを振りまき、少女を抱き上げた
「バイバイ~」抱き上げられた少女は私たちに無邪気な笑顔で手を振った。私たちは愛想笑いを浮かべ、手を振った。
その人妻と再会したのは数日後のことだった。バイト先のファーストフード店のレジで注文を聞いていると
「あっ、お兄ちゃん」3組あとの客にあの時の幼女がいた。もちろん彼女を抱っこしているのはあの清楚な人妻だった。帽子を脱いだ彼女はふんわりとした長い髪の美しいひとだった。レジの担当は二人いて、隣は一度だけキスをしたことがある女子高生が担当していた。幼女と清楚な人妻は隣の女の子のレジの前に立った。私の担当のお客さんが切れてほっとしていると
「お兄ちゃん」幼女が手を振ってきた。注文を終え、隣の女の子がオーダー品を準備にかかった。
「まいか、お兄ちゃんお仕事中だから、じゃましちゃダメよ」その女性は素敵な声で言った
「この間、キスしてたわけじゃありませんから」若かった私はなぜか弁明してしまっていた
「ふふ、わかってますよ、この子の見た角度からはそう見えたみたいですけど、わたしのところからは顔が離れているのわかりましたから」素敵な微笑みを返してくれた
「キス、したよね、あたしたち」隣の女子高生が戻ってきてポツリと言った
「あら、ごめんなさい」人妻は驚いて謝った
「違うよ、君とのことじゃないよ」
「バイト終わったら詳しく話して」女子高生は私を睨んだ。その様子を後ろから見ていた先輩が吹き出していた。清楚な人妻は恐縮し、何度も頭を下げながら席に着いた
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