「昨日の夜中に帰って来たらエレベーターの中で寝てたんだよ」と言うと「えっ!?…ホントですか?」と言った。「最初死んでるのかと思ったよ」と言うと「すみません…昨日ツラい事があって…」と言った。「彼氏と別れた?」と適当に言うと、珠緒は沈んだ顔をして「そうなんです」と言った。(当たりかよっ)と心の中でツッコミを入れた。「そうなんだ…何で別れたの?彼氏の浮気とか?」とまた適当に言うとこれも当たった。「彼が他の子と一緒にラブホに入って行くの見たんです」と言うと少し泣き始めた。「その事…言ったの?」と聞くと「ーはい…そしたらお前は…セフレだって…」と言い、顔を抑え泣き出した。「そっか…それで」と言い俺は珠緒を抱きしめ「思い切り泣きな」と言った。珠緒は声をあげ泣いた。珠緒は暫く泣いた後落ち着き「葛西さんて…優しいですね」と言った。「いつもこんなだよ」と言うと「葛西さんが彼氏ならいいのに」と呟いた。俺は「じゃぁ俺の彼女になるか?」と言うと「えっ!?」と言って顔をあげた。
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