嬉しいですっ(*^^*)
やっと終わりが見えてきました!
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夜も更けた頃、僕たちはあや姉の部屋で正座をして向かい合っていた。
「……」
「……」
長い沈黙に耐えきれなくなったのはあや姉の方だった。
「…あの、今日は…いろいろ聞きたいって言うか…」
緊張しているのか、少し声が震えている。
「うん、何でも聞いて」
「…えっと、私…侑人のこと…好きだよ」
「………っ、えぇーー!!?」
「ちょ、ご、ごめ、言い方変だった!
あの…侑人が小さい頃から、私は侑人のことは家族みたいに思ってて…可愛くて、大好きで…」
『家族みたい』という言葉が、チクリと刺さる。
「侑人も私のこと、お姉さんみたいに慕ってくれてるとずっと思ってたから…いきなりあんな風に言われて、頭の中整理つかなくて…」
「ずっと、女の人として好きだったよ」
「そんな…ひとことも…今まで」
「僕なりには伝えてたよ。
…全然、本気にしてもらえなかったけど…」
「ごめん…」
再び静まり返り、時計の音だけが響く。
「今日ね、親友に言われたの。勝手に決め付けて、自己完結するなって。
私、侑人の気持ちを…勘違いとか、信じられないとか、いろいろひどいこと言ったよね。
ごめんなさい…」
「そんな…」
「でもね、怖いの。再会してからの侑人が、すっかり大人になって…すごく優しいから、支えてくれようとするから、私…どんどん甘えちゃいそうで…
しかも…す、好きとか言うし…そんなの、私まで……好きになりそうで」
「なってよ!僕のこと好きになってよ…」
「…侑人、来年から社会人だよね?
働き始めたら、たくさんの人と出会うのよ。
その中で、私よりも魅力的で、趣味もあって、一緒にいたいって人が現れるかもしれない」
「そんなこと…」
「絶対ないって言える?」
「……じゃあ、どうしたらいい?
どうしたら、僕はあや姉のそばにいられる?」
「だから、それはお互い現実的じゃないって言うか…」
「…っ!!」
あや姉の言葉を遮るように抱きしめた。
「…何なんだよぉ…現実的じゃないって…そんな、今、ここに大好きな人がいるのに…一緒にいたいって思うの…そんなにダメなの?」
「ゆ、うと…」
「あぁー!もうっ!!
あや姉、いろいろごちゃごちゃ考えすぎ!!
あや姉ってもっとサッパリした賢い人だと思ってたのに!
グチグチとネガティブなこと言うし、僕に期待させるようなことしといて結局突き放そうとするし、意地っ張りだし…今だってさっそく何でも決めつけようとするし…」
「ご…ごめん…なさ…」
「でも好きなの!僕は、そういうあや姉も全部好きなの!ずっと、ずっとずーっと好きなんだよ!
…僕以外の人に、この気持ちが嘘だとか、勘違いだとか、絶対言わせない。あや姉にも…絶対言わせない!」
「っ…で、でもぉ…」
「あや姉!めちゃくちゃ単純に考えて!
昔のことも、先のことも、全部1回忘れて!
今の僕のことだけ見て……
…ねぇ、僕のこと…好き?」
顔をあげると、彼女は目に涙をいっぱい溜めて、唇を噛みしめていた。
「っく……ぅ……ん、うん…す、好き…」
今にも消え入りそうな声で、ポロポロと泣きながら呟く。
本当に消えてしまわないように、僕はもう一度、強く彼女を抱きしめた。
*********
「ん…くちゅ…んぁ…ゆ、うと…あ…」
ふたりの舌が絡み合う音が響く。
切ない声で、あや姉が僕の名前を呼んでいる。
「あや姉…僕、もう…」
ベッドの上では顔を紅潮させたあや姉が、潤んだ瞳で僕を見ている。
「…うん…いいよ」
僕はゆっくり、あや姉の薄いニットを脱がしていく。
白い首筋に舌を這わすと、ピクピクと動く彼女が可愛くて、色んなところにキスをした。
下着姿になったあや姉を見た時、僕はぎょっとしてしまった。
「ど、どしたの?」
「いや…あや姉って…もっと華奢な人だと思ってた…っ!いってぇ!!」
言い終わらない内に、僕は枕で思いっきり叩かれた。
「し、信じらんない!普通そんなこと言う!?
30も過ぎて子どもも産んでるんだから、どうせ体型崩れてますよ!!」
「ち、違うっ!ごめん、言い方が間違った!
何て言うか…写真とかであや姉の水着姿とかは知ってるけど…その」
「それ10代の時のでしょ!もぉーやだぁ~」
「いや…こ、こんな、胸とかおっきかったんだ…とか、太ももとかムチムチで……すっげ…えろい…」
「んな…」
「ちょっと…えろいよぉ、反則だよぉ」
「や、やめてよぉ、そういうこと言うの…」
ふたりして真っ赤になる。
「言っとくけど、今さら止められないからね。
今までずーっと我慢してたんだから…」
むちゅっとあや姉の胸にしゃぶりつく。
「あっ…や、ん…んぅぅ」
「くちゅ…クチュン…乳首…めっちゃ固くなってる」
「や、ん…そんな…弄っちゃ…あっん…」
僕の動きのひとつひとつに、しっかり反応するあや姉。
ぬちゅっ…
「んっ!あっ…侑人…や、そこ…」
あや姉の中はトロトロになっており、僕の指は入れただけで溶けそうになるくらい熱かった。
「あや姉、すっごいよ。めちゃくちゃ濡れてる。
ほら、聞こえる?」
ぐちゅぐちゅっ…にゅぷにゅぷにゅぷ…
「んあっあ…やぁ…は、恥ずかしいよ…」
「うん、恥ずかしいくらいトロットロになってるね」
僕の指をきゅうきゅうと締めながら、あや姉はびくびくと反応している。
「あや姉…僕のも…」
僕がすっかり勃起してしまったぺニスを出すと、あや姉は熱のこもった瞳で見つめ、ゆっくりと口に含んだ。
「んむっ…じゅぼっ…じゅぷっ…むちゅっ…くちゅくちゅっ…んぶっ…」
「ぅあ、そんな、激し…んっく!!」
ずっと好きだったあや姉が、僕のぺニスをしゃぶっている。
それだけでイッてしまいそうなのに、あや姉は愛しそうにしゃぶり続けた。
「ちょ、ごめん、待って!」
ハァハァとあや姉を止め、何とか持ちこたえる。
「あや姉、やっぱえろ過ぎ…」
「だからぁ…恥ずかしいからやめ…うわっ!」
グイッとあや姉を押し倒し、僕は彼女の恥部に舌を這わせた。
「あっ…ゆ、侑人…んぁっ!」
トロトロになった中に舌を入れると、あや姉は可愛く鳴く。
紅く膨らんだクリトリスも、弄るとビクビクと反応しており、その姿が見たくて何度も責め続けた。
「ハァッハァッ…侑人…私…もう」
「うん…」
ジュブッ…ズプゥゥ…と、僕のぺニスはあや姉に沈み込むように入っていった。
中は熱くて、狭くて、気を抜くと一瞬で出てしまいそうだった。
「んぁぁ…や…ゆ、ゆっくり…動いてぇ…」
ブチュッ…ジュプッジュプッ…バチュッ…
「あ、や姉っ…やばいよ、気持ち良すぎ…」
あや姉は僕にしがみつくように抱きつき、甘ったるい声を響かせる。
「あぁっ!んんっ…やぁぁ…はっ…あ…うぅ」
ふたりの身体は熱く、繋がっている部分は火傷しそうだ。
甘美な快感に、僕は溶けてしまいそうだった。
つづく
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