クリスマスの次の日、誠から電話があった。誠が家に来た。夕貴も一緒に居たが晃は誠の様子を見て追い出した。「どうした?」と聞くと「俺…小幡(バスケ部マネージャー二年)に昨日告られた…」と言った。小幡は可愛くて、良く笑い男女共に人気がある子だった。今まで何人かに告白されたと噂もあったが、誰とも付き合っていない。「マジかっ!?…で、どうすんだ?」と聞くと「どうしよう…」と言った。「マコは好きなん?」と聞くと「小幡とは良く話すけど…いいなぁ位しか考えた事もなかった…」と言い晃は矢継ぎ早に「お前…今好きな奴はいんの?」と聞くと「今は…居ない」と答えた。「軽く言うけど…付き合ってみれば?」と言うと「軽い気持ちじゃアイツに悪いよ…」と言った。「確かにそうかも知んないけど…俺はお似合いだと思ってたよ…息合ってたし」と言うと「そんな風に思ってたんだ…でも確かによく気がつくし、話しやすかった」と言った。「付き合ってみて好きになっていけばいいじゃん」と言うと「そうだな」と言った。
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