「ノンくん、それじゃあたしのブルーベリータルト一口どうぞ」まりんちゃんがフォークを差し出した
「いただきま~す」俺は身を乗り出して口にした
「おいひい」俺の感想に一同も笑った
「ノンくん、わたしのバナナタルトもどうぞ」美雪さんもフォークを取り出した
「おいひい」
「次はまなみの番よ」
「うん」まなみちゃんは笑顔でフォークに切ったタルトをさして差し出した
「はい、お兄ちゃん、あ~ん」
「あ~ん」俺は身を乗り出した
「あっ」イチゴタルトの生クリームが俺の口元についた
「まなみちゃん、ほらほら、クリームついちゃったらどうするのかな」
「はい」美少女は立ち上がり俺のそばに駆け寄ってきた。細いラインに長い黒髪、微かにフルーツの香りがただよい、小さな顔が迫ってきた。次の瞬間、少女の可愛い舌が俺の口元のクリームをペロンと舐めた。めまいがするほどの興奮が俺を包んだ。
「ノンくん、鼻血!」まりんちゃんが叫んだ
「えっ」
「ああ、ティッシュつめて」美雪さんがティッシュを差し出した
「もうノンくんったら、わかりやすい~」鼻にティッシュを詰めた俺を見てまりんちゃんが笑った
「ほんと、ノンくんらしい」美雪さんも満面の笑みだ
「お兄ちゃん大丈夫」まなみちゃんだけが心配顔だ
「まなみ、お兄ちゃんは大丈夫よ、まなみの魅力に興奮しちゃったみたい」
「お兄ちゃん、そうなの?」
「そうだよ、可愛いまなみちゃんにペロっとされて、すごく興奮しちゃった」俺はペロっと舌を出して微笑んだ
「よかった」まなみちゃんも笑顔になった
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