俺は、みなみちゃんに歩み寄り、手を握ろうと両手を伸ばした、すると
「ちょっとあんた、ひとの女に手を出さないで」まりんちゃんが俺の手を叩いた
「まりんったら」みなみちゃんがたしなめる
「みなみもあたしの女なんだから、男になんか色目使わないでよ!」
「まりんちゃん、ごめんね」まりんちゃんの剣幕に俺はたじたじだった
「ねえ、あんた、あたしと勝負して勝ったら手を握らせてやるよ」
「わ、わかった」俺は引き返せなかった
「キスで、先に感じた方が負け、相手の身体に触るのは無し」
「えっ?」今の若い子の賭けのルールは無茶苦茶なのか~、それにしても嬉しすぎる、いや、そんなよこしまな考えでは負けてしまう!俺は心を鬼にした。
「それじゃ、いくよ」まりんちゃんの柔らかい口唇が俺の口唇に触れた
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