俺たちはホテルの中華飯店の個室に招かれた。松田社長が俺と由実さん、美雪さんを招き入れた。
「いらっしゃい、正月料理も飽きたろ、今夜は中華で楽しもう」テーブルには前菜とアルコール類が並んでいた。
「他のふたりは?」俺は迎えに来てくれた美海さんと山田を探した
「もう、ノンっら、野暮なこと聞くのね」由実さんが俺の肩をつついた
「ふたりはドレスアップ中」
「先に始めよう」社長がビールをつぎだし、そして四人で乾杯した。中華が好物の俺は夢中で食べ始めた。やがてドアが開いた
「じゃ~ん」山田と美海さんがおそろいのチャイナドレスで現れた。山田の美しさに俺は唖然とした
「ノンくん、みなみのこと覚えててくれた?あたしたちもう他人じゃないもんね~」そうして軽く俺の口唇を奪って行った
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