「ちょっとあんた、土曜日ラブホから出て来たでしょ」月曜の昼休み俺は背中を思い切り叩かれた。いやな予感がして振り返ると、口の悪いことで有名なラインリーダーの村松さんがニヤニヤしていた。彼女が40代後半でバツイチらしい。タレントの「友〇」をさらに丸くした感じで、昔は美人だったと課長が飲み会で話していた。
「人違いじゃないですか」俺はとぼけた
「ちゃんと車のナンバーも見たし、あの年季の入った車この辺じゃあんたしか乗ってないからね」入社の時に親父が10年物を車を譲ってくれた。それを俺はさらに10年乗り続けている。
「だまっててくれます」俺は小声で言った
「やっぱりね、なんで一人だったの」
「それは、つまり」近くを課長が通った
「町田、セクハラされてるのか?」課長は冗談で言った
「課長、この子、ラブホから…」村松さんが口を滑らすのを俺は慌てて制した
「村松さん、コーヒーでもどうですか」
「おごってくれる?」
「ええ、たまには」
「おっ、町田いいとこあるな、仕事頑張ってもらえよ」課長はその場を去った
「あんた、よっぽどやましいことあるんだな」村松さんが耳打ちしてきた。その時胸が俺の腕に当たった。たまに大きいと視姦していた
「どう、あたしのおっぱい、Gカップだよ」
「いや、そんな」
「何焦ってる、おばちゃんのおっぱいなんか見たくないんじゃない」
「…」俺はだまってしまった
「童貞か!?」村松さんはニヤニヤしながらその場を離れた
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