私は、処女ではありません。
男の体を少しなら知っています。
それでも、その手は、私の欲を掻き立てて、私の心と体を悶えさせ、今までと違う新しい快楽を与えるものだと信じています。
その手に抱く私の感情は恋でも愛でもなく、欲です。
その手に、私は官能を覚え、肉欲を掻き立てられます。
声を掛けるのをためらったのは、自信がないわけではなく、もう少し、このもどかしい気持ちを味わいたいと思ったからです。
言葉を交わせば始まる事を、私はとっくに知っていました。
だから、もう少しだけ先延ばしにしたかったけど、
もう、我慢するには、耐えられないほど、私はいつも潤んでいました。
言葉なんて、なんでも良かった。
その手が私に触れる。
欲が溢れる。
私たちは濡れる。
それだけを分かっていました。
私の醜いあそこに触れる手、指の長さ、形、動き。
それは私を満たします。
それによって、私は、確信します。
この手の持ち主のペニスは、私を絶頂に導くと。
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