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伯母と叔母 淑恵
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:伯母と叔母 淑恵
投稿者: ケン
それは 高校2年から3年に上がる時の春休み、4月になってすぐの事。

その日は教習所から 5時前に家に帰った、仮免の試験は 誕生日が来るのを待って受けた、そんな記憶がある。

車庫には 父のカブ号と母のチャリ、???なんで もう帰って来てるのか?、具合でも悪いのか?。
5時前に帰るなど有り得ない、俺は慌てて玄関をあけた。

「ただいま」
開けた玄関の右隅に 見知らぬスニーカーが揃えてあった。

『おかえりぃ』
聞き覚えのある声がする。
叔母の淑恵さんの声だった。

その頃の我が家は 戸建ての賃貸だった。
横に長い建物が6棟 左右に3棟づつ並ぶ、我が家は右側の1番奥。
それぞれが、中央の通路側に屋根付きの車庫が有る。
母は免許をもたず 父も原付免許のみで もはや その車庫も 駐輪場と物置と化していた。
母の目論見では、夏休み前には 車を買う、と決めてるらしい。
そんな事もあって、俺は早々と 教習所に通い始めた。

建物の中央にある玄関。
昭和の家は何処でも 広い玄関に『よっこいしょ!』と上がる小上がりが定番、我が家ももれなく 広い玄関に 小上がりと呼ぶには これまた広い小上がりが有った。
どこの家も これまた定番よ様にソコに電話を置いて 子機は居間か台所…、我が家も それに習っていた。

小上がりの両端に引戸、右側が俺の部屋、左側が両親の部屋。
小上がり正面のガラスの引戸を開けるとダイニング、昭和風に言えば お勝手だろうか?、ここが結構広くて10畳程ある、そこにテーブルと椅子を置いていた。
結構広めの2DK、そんな家だった。


両親は いつもの椅子に、叔母さんは 俺の椅子に座っていた。

「ただいま」

『おかえり、ケンちゃん』
ニコッと 叔母さんが手を振った。

「ん?、何?、どうしたの?」

『ん?、ちょっとね…』
『ちょっと早いけど ご飯にしようか?、淑恵 手伝って…』
『ケン?、押し入れに 布団が有ったでしょ?、アレ敷いてといて』
と、母が言った。
何やら《大人の話し》そんな雰囲気で、俺は部屋に追いやられた。
父は 腕組みをしたまま無言だった。

『ねぇ、ケン?』
『淑恵さ、おまえの部屋で泊まって貰うからさ』
『布団は?、だした?』

「うん」

『敷いといてよ』

『ゴメンね、ケンちゃん』

夕食中、母と叔母が そんな話しをするも、やはり父は難しい顔のまま 一言も話す事はなかった。


部屋に戻って布団を敷いて、風呂に入って部屋に戻った。
いつもは ベッドで寝ている。
(さて、どっちに寝ようか?、普通なら お客さん用の布団だよな?、でも叔母さんも確かベッドだったよな?)
そんな事を思い出しながら 掛け布団と枕を入れかえて 俺が布団に横になった。

どの位の時間が過ぎただろう?
内容までは聞き取れないが まだ 小声で話し合ってるらしい、時々 父の低い声も聞こえる。

ただ 付けてるだけのテレビもウザくなって消した。
右に転がり左に転がり、そして どれほど天井を見上げた事か。
また ベッドの方に向いて転がって ハッとした。
《お宝が》、例の 教科書にしている雑誌がベッドの下に見える。
俺は足を伸ばして奥へと押しやった。
そして、また天井を見上げた。

『ケンちゃん、ケンちゃんてば』
翌朝 叔母さんに起こされた。
時計が1時を過ぎたのまでは覚えている。が、叔母さんがベッドで寝たのかどうかすら 記憶にはない。
俺が寝入ったあとにきて 俺が起きる前に 叔母さんも起きた、そういう事なんだろうか?
ベッドの足元には キチンと布団が畳まれていた。

顔を洗ってテーブルに着くと 父は既に出たあとだった。
『あんた、今日 午前中だったよね?、昼は淑恵に頼んであるから』
『休みだからって ダラダラすんじゃないよ、分かった?』
『・・・・・』
『それから淑恵、しばらく ウチに泊まるから…』
『…頼んだよ』
母が 朝ご飯を食べながら言った。

『… … ヨロシクね』
と、叔母がペコッと頭を下げた。


2023/10/26 14:12:13(HKgT9lUW)
2
投稿者: ケン
俺は 朝ごはんを済ますと 早々に教習所に向かった。

昨夜のザワザワとした話し声、何か話しかけるのに気が引けた。
今思えば、子供ながらに変に気を使ったのだろう?
「‥行ってきます」
それだけ言った。

『行ってらっしゃい』
『帰りは?』

「お昼 丁度ぐらい‥」

『お昼、作っとくね』
『何か リクエストある?』

「ん?、うん、何でも‥」
「行って来ます」

俺は 無意識に ぶっきらぼうに答えてしまった。
(叔母は 努めて明るくして見せたのかも?)チャリを漕ぎながら そんな事を悔やんだ。

昼食はパスタ、だった様な気がする、ナポリタンだったか ミートソースだったか、良く覚えていない。

『午後は?』
『どっか出掛けるの?』

「うん、加藤んち‥」

『彼女?』

「男だよ!」
「ご馳走さま」

俺は 叔母の話しを遮る様に 部屋に引っ込んだ。
が、叔母の荷物も この部屋にある。
俺は また逃げる様に出掛けた。
洗い物をする叔母の 背中に向かって
「‥行って来ます」
そう言って。

が、行く当て など無かった。
当てもなく ジャスコの中をブラブラした、服を見たり ゲームをみたり 文房具を見たり靴売り場を見たり‥。
当時はまだ イオンの前身のジャスコだったし、ダイエーとか西友なんてのも有った。
が、それも飽きて 図書館に向かった、適当に何冊か抱えて机を探した。
今なら LINEなり電話なり 手当たり次第に「‥暇か?」と聞けるのだろうが 固定電話しかない時代 いちいち公衆電話から電話を掛けるのも 面倒だった。

あえて 母の帰宅してるだろう?時間を待って家に帰った。
「‥ただいま」
俺は 小上がりから すぐに自室に入った。
台所からは『お帰り‥』と、母と叔母の2人の声がした。
と、すぐにガラス戸のあく音、また すぐに 部屋の扉がノックされた。
『今日は すき焼きだって』
顔を覗かせた叔母が それだけ言って 戻って行った。

父が帰って しばらくすると
『ケーン?』
『ごはぁん』
母に呼ばれた。

『すき焼きだって』
と、叔母は いつもの俺の椅子を引いてくれた。

『これで終わりよ、アンタの おもてなしは‥』
そう言って 母は 叔母の前に缶ビールを置いた、父と自分の前にも。

食べはじめて しばらくして 電話が鳴った。
当たり前の様に 叔母が小上がりに向かった。が、すぐに戻って来た。

『叔父さん?』そう聞いた母に
『明日の朝 電話するって言った、明日 休みのハズだから』
叔母は そう答えていた。
そして 何事も無かった様に 大人たちは ビールを飲んで すき焼きを つついた。

叔母が居る。
それを除いては 俺は日常に戻った。
ご飯を食べ、自室に戻ってテレビをつけ、母に促されるまま風呂に入った。

しばらくして、ノックされた。
『ケンちゃん?、入るよ』
叔母が入ってきた。

「いいよ、いちいちノックなんて‥」

『だってさぁ、ヘンな事してたら可哀想でしょ?』
『そんなトコ見られたら、フフ』

「ヘンな事?」

『そう、ヘンな事、フフフ』
叔母は そう笑って バッグの中を探って 着替えを取り出した。
『お風呂、行ってくるね』
叔母は 着替えを持って出て行った。
俺は 布団を敷いて 机から椅子を引いて座った、見てもいないテレビが 何かを歌っていた。

しばらくして、いきなり扉があいた。
『‥フゥーッ』
と、叔母が入ってきた。
『ゴメンねケンちゃん、迷惑かけて』
『勉強してたの?』
叔母は ベッドに腰かけた。

「ううん」

『待っててくれての?、私の事』

「‥でも無いけど‥」

『ん?、どうした?』

「ノブは?」

『勉強でもしてんじゃない?』

「そっか、ノブも受験か‥?」

『ケンちゃんは?』
『そういうケンちゃんは?、大学とか‥、どうするの?』

「考えてない、何んにも‥」

『行くかどうかも って事?』

「うん」

『姉さんは?、何て言ってるの?』

「今は 免許と車の事しか‥」
「何も、特には‥」

『そう‥?』
『・・・・・』
『ケンちゃん、明日は?、デート?』

「‥ううん」

『それってさ どっちを否定したのかなぁ?』
『デートを否定したの?、それとも彼女?、居るんでしょ彼女?』

「居る様な いない様な‥」

『何 それ?』
『まぁいいっか、それは‥』
『で?、明日も教習所?』

「明日は無いけど‥」

『そう?、ねぇケンちゃん?、明日デートしようか?、叔母さんと』
『洗濯終わったらさ 何処っか出掛けて お昼 食べよ』
『ね?、ダメ?』
『私とじゃ嫌?』

「そんな事ないけど‥」

『そう、じゃぁ、そうしよ!、ね?』


ここで、少し整理をしようか。

俺は目標どおり?、家から一番近い高校に入学した。
前段で早苗さんに話した いつも一緒に帰る彼女?は 公務員を目指して 結局 俺より更にワンランク上の高校に進学していた。
が、時々は会ったり、俺の部屋に寄ったり、そんな関係は続いていた。

叔母さんの名は 淑恵さん、母のすぐ下 2つ下の妹。
22で俺を産んだ母の2つ下、って事は 37か38ってトコだろう?。
この叔母には 由美と同い歳の信明(のぶあき)という1人息子がいる。
その1人息子とご主人を残して 1人我が家に 何かの相談に来ている。

読んで下さってる皆さんは 気付いてくれただろうか?、食事中 母が叔母の淑恵さんに対して『叔父さん?』と聞いていた事を。
淑恵さんの旦那さんは、母と淑恵さんの母(俺からすれば祖母)の実の弟、血の繋がった実の叔父と 今で言う《デキ婚》をしていた、なので母の問いかけは『叔父さん?』となった。
失恋し、叔父に相談し‥、そして‥、そうなったらしい。

《ポツンと一軒家》に出てくる様な田舎町、例えば 赤の他人の佐藤さん同士が結婚、そんな事は珍しくも何ともない事だったらしい、今ならあり得ないのだろうが そんな2人が出した婚姻届が受理されてしまった。
妻が夫の姓を名乗る、それが当たり前の時代、母の旧姓を名乗る淑恵さん夫婦を不思議に思い母に聞いた事が有った、『ノブの父である淑恵の夫は 祖母の実の弟である事。祖父は祖母の家に婿に入って 祖母の姓を名乗った。だから淑恵夫婦も◎◎という同じ名字なのだ』と高1の時くらいに教えて貰っていた。
《血が濃いって どういう事?》と、いつだったかノブに聞かれた母は、返事に困った事が有った、とまで教えてくれていた。

そして、この時 叔母が我が家に来ていたのは、叔母の浮気がバレて修羅場になって、ノブの事をふまえて どうすのか?、叔母と叔父 それぞれが冷静に考える、その為の 言わば 冷却期間だったのだと あとから聞いた。
が、ノブの高校卒業を機に離婚をして ノブは叔父について行った。
が、のちのち、元々血の繋がった叔父と姪、俺の母かたで何かがあれば、祝儀でも不祝儀でも 結局2人は 顔を合わせる事になるのだが‥。


『明日、楽しみね?』
『ありがとう』
『‥寝よ』
叔母に言われて部屋の灯りを消した。

いつの間にか 眠りに落ちた。
が、夜中にトイレに起きた。
ボーッとした意識のまま トイレから戻った。 
寝ぼけたままで いつもの調子で 俺はベッドの布団を捲った。
が、横になって 何かにぶつかって 正気に戻った。
(叔母さんが居たんだ)
慌てて ベッドから降りようとした。

『‥待って』
叔母が 俺のパジャマを掴んだ。
『ゴメンね、ベッド取っちゃって‥』

「‥ゴメン」
「寝ぼけてて俺‥」

『いいのよ、そんな事』
『‥ゴメンね、おいで‥』

俺は言われるまま ベッドに戻った。
無意識に 叔母に背中を向けるも ぜんぜん寝付けなかった。

『‥眠れない?』
そんな俺に気づいたのか 叔母が言った。
「‥ん?」
「うん‥」
「大丈夫」
答えになってない返事を返した。

『ねぇケンちゃん、腕枕して』
『‥ダメ?』
突然 叔母が 俺の腕を引いた。

俺は 震える腕を 叔母の枕元に伸ばした、それが精一杯だった。

『‥ありがとう』
そう言った叔母が、小さく丸めた身体を寄せた。

今夜は やけにハッキリと 天井が見える。
ドクンドクンと脈打つ 自分の心臓の音が聞こえた。






23/10/28 11:15 (.a.jrfb3)
3
投稿者: ケン
今朝も 俺が起きると すぐに父は会社に向かった。

母は母で ご飯をたべながら『何でもかんでも ねだったりするんじゃないよ』と、叔母と出掛けるのを知って いつもより増えた小言を残して 仕事に向かった。

『どうしよ?、何処 行こうか?』
向かい合わせで ゴメンを食べながら 叔母が続けた。
『洋服でも見て、美味しいモノでも食べて‥、銀座でも出てみる?』
『どぅお?、ケンちゃん?』

「‥うん」

『気の無い返事ね』
『ま、いいか、そうしよ、ね?』

叔母は 食べ終えるとすぐに 洗濯機を回した。
そして、その間に洗い物を済ませて 何処かに電話をかけた。
きっと 叔父さんのトコだろう。
時々、強く荒い口調が聞こえた。
今日は土曜日、きっと叔父は休みなのだろう。
ウチはと言えば、母は俺に持たせる車の為に、父は自分の家を持つ為に、2人とも週6で働いていた。

やがて、洗濯物を干し終えて 2人で出掛けた。

『‥にしても 背 高いのね?』
『何cm?』
電車内で つり革ではなく その上の横にはしるポールに捕まる俺を見て 叔母が聞いてきた。

「‥181」

『部活は?、して無かったのよね?』
『誘われたでしょ?』

「バレーに バスケに‥」

『ふふ、お決まりね?』

「柔道部なんてのも来た‥」
「でも俺 トロいからさ、期待に応えらんない自信 有ったからさ‥」
「断った、全部」

『ハハハ、何? その自信』
『可笑しいい』

この叔母の住む町は 日本一賑わうサービスエリアで有名な街のとなり町。
横浜で ほぼほぼ 事足りてしまう為 都内まで出る事は そんなに無いのだそうだ。
俺は、叔母とは反対側の関東。
やれ原宿だ何だと、女子は まめに出るらしいが、俺も滅多に都内まで出る事は無かった。
そんな話しをしながら 電車を乗り継ぎ 有楽町で降りて銀座を目指した。

『ねぇねぇケンちゃん?』
『どう見えてるんだろうね、私たち』
『親子かな?』
『やっぱり 恋人どうしには見えないのかなぁ?、なら こうしちゃえ!』
叔母が 突然 腕を組んできた。

「ちょっ、叔母さん‥」

『ダメ?、イヤなの?』

「イヤじゃないけど‥」

『何ぁに?、初めて?』
『そんな事ないよね?』

「初めてでもないけど‥」

『なら問題ないじゃない?』
叔母は 更に 俺の腕に その腕を巻き付けてきた。

背の低い叔母。
それは 母かたの家系らしい、母も152と背が低いが、叔母は それよりも低い、150無いかも知れない。

『これ良いわねぇ』
『あっ、こっちも良い!』
『ねぇケンちゃん、どぅお?』
叔母は そう言いながら ウインドウに飾られた洋服やバッグをみながら 先に先にと歩いてゆく。
俺は頭を掻きながら あとに続いた。

『お腹 すいたね』
ふと 叔母が振り返った。
『何 食べたい?、何でも良いわよ』

「何でも良いって 銀座だよ ここ」

『こらッ、子供がそんな心配しなくて良いの!』
『銀座だ銀座だって言ったって 少し路地に入れば そこまで高くないわ』
『何 食べたい?』
叔母は 通りから 一本 路地に入った。
『お寿司 天婦羅 お肉』
『何でも良いわよ、何にする』

結局、《ランチ、◎◎◎◎円》と メッセージボードの有った 焼き肉店に入った。
『銀ブラ なんて久しぶり』
「銀ブラ?」
『そ、宛もなく 銀座をブラブラ歩く事を そう言うの、知らない?』
「うん、知らなかった」
が、流石に銀座 当然と言えば当然だが たまに家で食べるソレとは 大違いだったのを覚えている。

それからは、やれ進学はするのか しないのか?。
何か やりたい事は有るのか。
彼女は いるのか いないのか?。
と、家に帰るまで 質問攻めのデートだった。


今夜も 昨夜同様 母に小言を言われながら、ご飯を食べ 風呂に入って 布団を敷いて、テレビをつけて椅子に座った。
これまた同様に テレビの内容は 何ら入ってこない。
そしてそして またまた同様に 叔母がパジャマと着替えを持って 風呂に行った。

風呂場の扉の閉まる音はしたが、なかなか叔母は戻って来ない。
思えば 昨夜も そうだった。
どうやら女性は 風呂をあがってからの方が時間が掛かるらしい。
ずいぶんと間があって 叔母が戻ってきた。

『何みてるの?』
叔母がテレビを覗き込んだ。

「何も‥」
「つけただけ‥」

『‥そっか』
『ケンちゃん、学校は?』
『月曜からなの?』

「いや、水曜から‥」
「火曜は入学式で 俺は次の日から」

『そう‥』
『叔母さん 火曜日に帰るんだ‥』 
『月曜にさ もっかいデートしてくれる?、明日は ほら 姉さんたち居るしさ‥、ダメ?』

「どっか行きたいの?」

『‥ううん』
『その辺の公園とか‥』
『ブラブラするだけで良いの、アイスとか食べながらさ、ダメ?』

「いいけど」

『ありがと』
『‥ ‥ どうする?、寝る?』

「うん」

『腕枕、してくれる?、今日も』

「‥うん」

壁際に横になった叔母の枕元に 腕を伸ばした。

『ありがとう』
そう小声で言った叔母が、昨夜の様に
俺の胸元に 小さく丸まった。

また 天井を見上げた。
また 心臓の音が聞こえた。

どれ程の時間が過ぎたのだろう、次第に暗闇に目が慣れてきた。

『眠れないの?』
丸まったままの叔母が 顔も上げず 丸まったままで聞いてきた。

「ん?、うん」
「‥なんだかね」
天井を見上げたまま 答えた。

『‥そっか』
『ゴメンね』

「ん?、大丈夫」

『ねぇケンちゃん?』
3分だったか10分だったか、しばらくの沈黙を破る様に 叔母が問いかけてきた。

「ん?」

『‥何でもない』
『いいの、ゴメンね』

「‥どうしたの?」
「眠れないの?、叔母さんも」

『チューして、ケンちゃん』
『そしたら眠れると思う』
『‥ダメ?』

ガキの俺は そんな時に掛ける言葉なんて 持ち合わせていなかった。
俺の腕の上で 顔を上げた叔母に 唇だけを 黙って 重ねた。
心なしか 叔母の顎が 少しだけ 上がった様な気がしたが、俺は ソレ以上の事は出来なかった。

『ありがとう』
『おやすみ』
そう言って また 叔母が 俺の腕の中で 小さく丸まった。


23/10/28 21:50 (GByumfES)
4
投稿者: (無名)
続き期待してます
23/11/05 08:26 (39qMABVI)
5
投稿者: ケン
4さん、ありがとうございます。
23/11/05 13:38 (s0FulSMc)
6
投稿者: ケン
『‥どうした?』
『眠れない?』
『凄いよ、心臓の音‥』
俺の腕を枕に 小さく丸まった叔母が 丸まったままで言った。

自分でも気付いていた。
まるで 掛け時計の秒針が刻む音の様に、ドクンドクンと脈打つ音が自分でも聞こえていた。
「ん?、うん‥」
そう返すのが やっとだった。

『あげようか?、オッパイ』
丸まったままの叔母が、突然そんな事を言い出した。

「えッ?」

『よく吸ってたじゃない?、叔母さんと こうやって寝ると‥』
『もう保育園に行ってんのにさ‥』

「そんなの 子供‥」

『シッ!』
言いかけた俺の唇を 顔を上げた叔母が 人差し指で塞いで
『声が大きい』と小さな声で続けた。

「そんなの まだ‥」

『そうね、まだ保育園だったし‥』
『でも こうやって、叔母さんのオッパイ触ったまま寝てたわ』
『ほらッ、こうやって』
今度は逆に 叔母が 俺を腕枕しようとしている。

『オッパイ吸われた事もあったなぁ』
『そしたら眠れるのかしら?』

「・・・・・」
俺は ただ 固まってしまった。
が、叔母に促されるまま、叔母の細い腕に頭を乗せた。

『‥どうする?』
『‥吸う?』

「だって‥」

『‥そうね』
『今 オッパイ吸ったら、あの頃とは意味が違ってくるわね』
『でも 触るくらいなら良いわよ』
叔母は、俺の手を取って 自分のオッパイに当てた。

150cm有るか無いかの叔母。
が、ボリュームは そこそこ有った、胸も お尻も。
叔母も それを自覚していたのか、お尻の肉がはみ出そうなホットパンツ、胸元のユルい Tシャツやニット、それとタイトなロングスカート、そんなのを良く着てた印象がある。
もちろん それは 叔母に限った事ではなく、《女性》を意識し始めた頃に 印象づけられた記憶なのだろう。
おかけで いまだに俺は 深いスリットの入ったロングタイトに目がないのだが‥。
そんな叔母が 自ら 俺の手を導いてくれた。

『あの頃とは意味が違ってくる、その意味も分かるよね?』
『初めてのチュー じゃ無さそうだったし‥』

「・・・・・」
俺は 何も答えられずにいた。

『‥いいよ』
『ケンちゃんに その意味がわかってるんなら 直接 触っても‥』

叔母の胸に手を置いたまま、固まったまま動けない。

『その勇気が有るんなら 自分から触って、直接でも良いから‥』

叔母に そう言われて どの位の時間がたったのだろう?
《意味の違い》は解る。
でも、《勇気》ってなんだ?、なんの勇気だ?、そんな事ばかりが 何度も頭の中でグルグルと回った。
が、結局《勇気》の答えは出なかった、答えは出せなかったが、いつの間にか 俺は 叔母に唇を重ねていた。


俺に塞がれたはずの叔母の唇が 少しずつ開いてゆく。
叔母の舌先が 俺の唇を舐めてくる。
それに応える様に叔母の唇を舐めた。
わずかに触れ合いながら、舌と舌がすれ違った。
無意識に、叔母の胸に置かれた手が 胸を揉んでいた。

『‥知らないから』
そう言った叔母が 俺から腕を抜いて 上になった。

『‥いらっしゃい』
そして叔母は、俺に軽くチュッとすると、本来なら俺が寝る為に敷いておいた布団に下りて行った。











23/11/05 14:46 (s0FulSMc)
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