床下収納の中には1泊分が入りそうなくらいのボストンバックがあり、その上に見たことの無いスマホが置いてありました。
着信中の表示画面にはRと書かれています。
確実に浮気であると感じました。
憤った私が電話にでようとスマホを拾い上げた時、呼び出しが止みました。
スマホの中を確認したいと思いましたが、ロックされており確認できません。 とりあえず後で問いただすことにし、バックの中を調べました。
中からは…電動バイブ2個 アナルパール11個 ピンクローターの先っぽ8個とアタッチメントが14個 コインロッカーっぽい鍵が1本 どこかの部屋のカードキーが1つ 普通の鍵が1つ....
気が狂いそうでした… 涙が出てくるのを抑えるのに必死でした。
しかし、私の股間は今までにないほど怒張していました。

妻は…確実に何者かに調教されている。
もう、理性が吹っ飛んでしまいました。
怒りのまま、嫁に電話をかけようとしたとき私の中にいるもう一人の冷静な私が、
このまま問い詰めて離婚して満足なのか?
公開しないのか？
愛していないのか？


............

電話をかけることをやめました。
冷静になった私は、頭の中を生理しました。

ピンクローターの先っぽは確実にリモコンバイブであり、リモコンは誰かが持っている。
数が多すぎるので、一人以上である可能性が高い。

嫁の活動時間はAM10:00～PM20:00前後1時間程度
平日に限定

ボストンバックはそもそも毎日ここに隠されているのか？

そこで、嫁の同行を調査することにしました。
まずは、全てを元通りに戻し部屋の隅にカメラを設置しました。 カメラは趣味のMTBにとりるける小型カメラしかなかったので充電中を装い床下収納の場所がギリギリ収まるように設置しました。 私が家にいれば着信を見た際に嫁が気づくと思い、もう一度病院に行ってきますと書置きし家を出ました。

家を出た私は、妻を調べあげるため電気街で様々な機器を買い求めました…。

虚しさと比例するように買い物袋を持つ右手が重たくなりました。

しばらく街をぶらつき、自宅にほど近い公園にたどり着くと、つい数時間前までささやかな幸せが詰まった我が家が見えました。 妻は帰宅しているようで、既に明かりが灯っていました。

結婚後、妻から言われやめていたタバコを数本ふかし、気持ちを落ち着かせ妻に電話をかけるためスマホを取り出しました。

妻から数回着信が入っていました。

2コール目が鳴り終わる前に妻が電話に出ました。
「もしもし…帰りに知り合いにあって話してたから。 着信気づかなかった ゴメンね 」

妻は少しイラついている感じのする声で、
「病人なのにこんな時間まで出歩いて、悪化しても知らないよ.... そもそも、何時くらいに家出たの?」

どうやら、着信に気づかれてないか心配しているようです。
「お前が家出てすぐだったから....時間は覚えてないよ」

妻は少し安心したのか、穏やかな声で
「なんで、病院行ったの? まぁ早く帰ってきなよ」

「じゃあもうしばらくしたら家に着くから…後でね」

床下の秘密を知っている事を隠し、電話を切りました。
その後、駐車場に止めてある自家用車のトランクに荷物を隠し家に帰りました。

妻には適当な嘘でその場を取り繕いました。
その日の夜....妻は私を求めてきました。

妻とは妊活中ということもあり、2日～3日間に一度のタイミングで中出しSEXをしていました。
子供ができてなくて良かったと思ってしまいます。

風呂から出てきた妻は、頬を少し赤らめています。スッピンでも相変わらずいい女でした。

妻はベットに腰を下ろすと、私の頭にそっと手をあてながら…顔を近づけ…熟れた果実のような唇を耳元に近づけ....
「今日は私がしてあげるから 動かないでね 動かなければいでしょう？」

そう言うと....ゆっくりと私の上にまたがりました。

ここで拒めば不自然だと感じたので、黙ったまま首を縦に振りました。

そして…濃厚な愛撫がはじまりました。
誰かに調教されて身についたであろう愛撫が……

耳元から首筋…チクビ

なめらかな舌をすべらせ…細い指先で優しく、時には爪をたてながら……

時間をかけて下半身に動いていく様は…私に浮気相手を連想させました。

ついに妻の美しく整った顔が股間に到達すると、
ペニスをまるでアイスキャンディーを舐めとるよかのうな舌遣いで愛撫し、ゆっくりと頬張りました。

整った顔を歪ませ、唇をすぼませながらジュルジュルと淫媚な音を響かせながら……

こんな事が出来る女じゃ無かった… どうしていままで気づかなかったのか…

「ねぇ どうしたの? 気持ちよくない? 」

その一言で我に返りました。
私のペニスは萎んだままでした。

「ゴメン 病気だから疲れてるんだと思う。 気持ちよかったよ 本当に別人かと思うくらい凄く良かった…」


「そっか… そういう日もあるんだろうね…。 残念だね… 仕方ない、お互い年だね…」

そう言うと、妻は身なりを整えリビングに向かいました。
部屋を出る妻の後ろ姿に、

「明日から出勤するから」

と告げ眠りにつきました。

結局、深い眠りにつくことのできないまま朝を迎えた。 妻が横で寝息をたてているが…どうでも良かった。

いつもより早めに身支度を済ませ、仕事が溜まっていると言い家を出た。
出来るだけ平常を装いながら…

もちろん会社は休んだ。
しばらく駅近くにある漫画喫茶で時間を潰し自宅の電話を鳴らした。
誰もいないようだったので、精算を済まし早走で帰宅した。
家には妻の姿は無かった。
さっそく、床下収納を確認した。

浮気用のスマホもボストンバックも見当たらなかった。
昨日仕掛けたカメラが気にはなったが、まずは部屋中にピンホールカメラを潜ませた。 元々、工作やDIYは得意なので意外と簡単に出来た。 すべてのカメラは書斎として使っている部屋のPCにつなぎHDに10日分保存出来る。高性能マイクも屋根裏に数箇所仕込み動態感知センサー等も取り付けた。 妻は家事全般が苦手だ。 おかげで、隠すのは簡単だった。 タブレットやスマホの普及により妻がPCを触る心配はないが念のためHDに細工をし、一件すれば仕事の資料等が入っているようにしか見えない状態だ。

とりあえず、今日出来る事は完了した。
昨日仕掛けたカメラを持ち出し、漫画喫茶に戻った。
さっそく再生してみた。