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麗しき女教師
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:麗しき女教師
投稿者: ミキ
進藤玲子、32歳は合唱コンクールを前にビアノを担当する女子生徒の練習につき合っていた。


………今日はもう遅くなったから、これでお仕舞いにしましょ。

そう生徒に促して、帰り支度を始めた。

………ちょっと待ってて、一緒に帰りましょ?

悪戯っぽく微笑みかけて、10分ほど待たせていた生徒とバス停まで歩き、程なく到着したバスに乗り込んだ。

駅に近いせいで混み合う車内、分かってはいたものの座ることは叶わず吊り革に掴まった。
演奏の上達を褒めるとこれまで頑張ってきた苦労を思い出しているのか、顔をときめかせる生徒。
あまり饒舌に喋る子ではないが顔を上気させながら、言葉を選ぶように答えてきていた。

異変を感じたのはどこか困惑したような、そんな表情を見せ始めたからだ。
元々頭の良く人に気を使うような性格の子だったが、伏し目がちになり目を合わさなくなってきていた。
玲子にはこの態度、仕草に覚えがあった。
同性から見ても人前で女の顔をするということは、状況から見ても原因は限られていた。

痴漢、ピンときた。
なぜならかつて自分も、経験したことがあるのだから。

女子生徒の下半身、お尻の辺りを見るとスカートを捲くられて男の手が蠢く様子を目の当たりにしてしまった。
身長が高く大人びたこの子は恰好の獲物ということか、餌食にはさせまいと二人の間に身を割り込ませる。
ちょうど目の前の人が下車のために席を立った。
すかさず生徒を座らせて、振り向きざまに男を睨みつけた。

………チッ!

強かな舌打ちをする仕草を見せた男が、忌々しそうに顔を横に向ける。
騒ぎを起こしてもよかったが、生徒に余計なトラウマを印象つけるような真似は控えた。

不安そうにこちらを見上げる生徒に精一杯の笑顔を見せた。
あなたを守る、大丈夫、強がりでも何でも自分しか盾になるしかないとその時は思ったのだ。

不意に自分の尻に不快感を覚える。性懲りもなくあの男の仕業に違いなかった。
もう小娘ではない、女とはいえ至近距離で睨みを効かせれば怯むはずだと冷静な眼差しを男に向けていた。

男は尻から手を離すとポケットにしまった。
さすがに怯んだと内心でホッとしたのも束の間、再び現した手にはナイフが握られていたのだ。
何が起きてもおかしくはない今の時代、背筋が凍りつく。
テレビの情報番組では連日に渡って事件を報じ、新聞の紙面を賑わす光景が目に浮んだ。

男は無言で指示をするように、顎を上げて前を向けと仕草で見せる。
こんなところで命を終えるのは悔しくてたまらないが、この子を巻き添えにはしたくなかった。

言う通りにする前に、男の手は既にスカートの中へと進入してきていた。
強張る表情を努力して笑顔に作り変え、女子生徒に向ける。
不安そうな顔を崩さない生徒に向かって口の動きだけで、大丈夫と伝える。

脚の付け根に冷たい感触、パンストが切り裂かれていた。
男の指が知りの下から前へとなぞるように進み、前後の動きに切り替わる。
あまりにもの不快さで、全身に鳥肌が立つ。
下着の前側のクロッチを通り過ぎた直後の位置で、男の指先が円を描くような動きに変わった

ここは、やめて………
危機感を感じて太腿をクロスして封じようと試みたが、脳がある予感を察知し始めてしまった。
寝た子が揺さぶり起こされて、愚図りだしてしまっていた。

波紋が広がるように幾度もうねりが押し寄せる。
唇を閉じて車窓の外を見ると、明かりを灯した建物が過ぎていく。
股の下を前後に動いてはピンポイントで刺激を繰り返す男の手、押し寄せる波に杭らう術を見つけられず固く目を閉じる。

爪を立ててカリカリと引っ掻く刺激が如実に鋭い刺激となって、甘味な信号を脳へ届ける。
クロッチを前後させる男の指が、滑らかさを欠いてきていた。
ある意味で動かしづらそうで、違う意味では動作を阻害するどころか助けになっている。

濡れていた………。

浸潤した玲子の愛液は量を増すごとに男の動作を補助してしまい、クロッチを指先でトントンと叩くと僅かに糸を引くほどに。

男は玲子の尻が半分が露出するくらい横にずらし、溝に沿って指を走らせる。
柔らかい玲子の肉襞が男の指を挟み込み、粘膜の上を難なく移動する。
行先を遮る場所に辿り着くと、こん盛りした部分を労るように撫で回す。
無意識に腰を引く格好になる玲子、直接触れてくる刺激は文句のない快感を体にもたらした。

眉間にシワを寄せて唇を閉じるしかない玲子。
泣きそうな表情を見せる生徒に携帯のイヤホンをさせ、目を閉じさせた。見なくても良い光景を見せるわけにもいかない。

男の指が入ってきた。
繰り返される出し入れは、程なく違う種類の波を寄こしてくる。
それは高さと奥行きのある波となって、否応なく玲子の膝の力を奪おうとする。
ガクガクと笑う膝をなんとか踏ん張る玲子を嘲笑うかのように、執拗に膣壁を行き来する男の指。
横顔を隠す髪の内側の玲子の表情は、甘味の渦に飲み込まれまいと理性が水面で息継ぎをしては飲み込まれていく危うさを表していた。

感じやすい体質の玲子はこんな場所じゃなければと場違いなことを思い、ベッドの中ではないことが恨めしかった。
男の指は置くまでは届かない。自らの膝を曲げたりしゃがみ込むような無理な態勢をしない限りは不可能で、この場ではさすがに出来ない。
それでも入口から程近い位置のポイントは、玲子を酔わせるには十分だった。

玲子は誰かの質問を否定するかのように顔を微妙に振り、正気を保とうと努力した。
溺れかけては一瞬だけ素に戻り、直ぐに飲み込まれ足掻いた。
やめて、やめて、やめて、やめて…………
呪文のように心の中で唱え、必死に杭った。

不意に波が収まるった。余韻が支配する体が言うことを聞かず、頭に靄がかかって思考が働かない。
下がっていたスカートの裾が上がった動きの空気が、下半身に触れる。
何かがソコに押し付けられ、内臓が圧迫されるような苦痛が押し寄せた。

玲子の口からは控えめに呻き声が漏れ、信じられないというように目を見開いていた。
2024/06/18 05:08:49(nuT2x6/5)
2
投稿者: ミキ
信じられなかった。

まだ頭は現実を受け入れられず、パニックになる。

膣口を通過する苦痛、押し分けて入ってくる圧迫感、紛れもないあの感触がショックだった。

いくら何でもこんな場所で、どうして………

奥まで到達されて、息が詰まった。
目だけで左右をサッと見る、喜ぶべきか悲しむべきなのか疲れを抱て座る乗車客は居眠りをしている。逆の人は振り返りでもしなければ、気づくことはないだろう……今のところは。

しばらくは動かさないままだった男が尻に密着した下半身に距離を開け、また密着を繰り返す。
膣の中の男のモノも前進と後退を繰り返し、それの何度目かのときから恐れていた感覚が呼び起こされ始める。

短い距離の行き来を繰り返し、少し引いて男から見た浅い位置でも同様な動作を繰り返す。
派手に動けない分、少ない動きで確実に女を感じるポイントを探るかのような狡猾さ。
分かりやすい玲子の反応は、手に取るように男に伝わってしまう。

片手で腰を引き寄せられ、感じるところを攻めてくる。
生かさず殺さず、腰が崩れ落ちない程度に中を往復させるペニス。
必死に目を開けて平静さを装っても、その目は焦点が合わない。

だめ………気持ちいい……

下唇を噛んで必死に立って、目を閉じる。
引いては打ち寄せる波が余計に引き立って、膝が震えそうになる。

ああっ……だめ…いい……

こんなのって……あぁぁ……

無意識に締め付ける玲子が男をその気にさせる。
玲子の腰を両手で掴んだ男は、本格的に腰を使い始める。
異変を感じた玲子が後ろを振り向こうとする前に、抵抗し難い快感が襲う。
漏れそうになる声を手で覆い、留まることのなく押し寄せる波に飲み込まれ呼吸困難になりそうだった

玲子の息使いは誤魔化しようがなくなり、寝ていた乗客が異変に気づく。
腰を後ろに引き寄せられた玲子が、男によって体を不自然に揺らされているではないか。
口を手で抑えた玲子は目を閉じたまま顎を上げ、頭を振っては酔いしれるような表情を浮かべている。  
玲子のフッフッフッと言う口呼吸音、僅かながら水音のようなものが耳に届く。

事態を把握した初老の男性が玲子の後ろにいる男を見やった。
不意にその男と目が合うと、睨まれたことと異常事態に目を伏せてしまった。
図らずも偶然それを目撃してしまった玲子は、この状況に助けはないと絶望の淵にいることを認識せざるを得なかった。

僅かな望みも絶たれた玲子はひとり苦しみ悶えるように静かに狂い、中に熱い射精を受けるまでその洗礼を甘受しなければならなかった。
男のペニスが大きく膨らんだかのように錯覚を覚えた瞬間、中が温かい精液に満たされて意思とは関係なく幸福感に体が包まれていた。

しばらく居座っていたペニスをやっと引き抜かれると、流れ出る精液をパンツが受け止める。
停留所にバスが停車した。ぼ〜っとした頭、力の抜けた体の手を男に引っ張られて、2人分の乗車賃を支払った男に下車させられてしまった。
千鳥足のような足取りで歩かされているうちに、ようやく恐怖心が芽生えてくる。
だが、もう遅かった。

気づくと公園の中、目の前には灯りに照らされた公衆トイレだった。
有無を言わせず多目的トイレに連れ込まれ、壁に手をつく格好で後ろから貫かれていた。

男の精液まみれの膣は難なくペニスを受け入れ、パワフルに突き上げられる刺激は治まっていたはずの甘味な渦に再び飲み込まれなければならなかった。

遠慮のない男のピストンは出し入れのクチャクチャする音、尻に打ちつけるピシャピシャする音、玲子の喘ぎが混ざり合い卑猥な空間になっていた。

許容を越えた快感に訪れたオーガズムに崩れ落ち、便座に座った男に跨がされ腰を振る玲子。
無意識に男の首に手を回し、自ら腰を弾ませて奥からもたらされる快感にオーガズムを誘発させていく。
ブラウスとブラジャーを押しのけた男が、胸にむしゃぶりつく。
腰を抑えられ自由が利かなくなった玲子は、鼻息荒く自分の乳首を味わう男をよそに腰を使った……その時を引き寄せる為に。

理屈抜をきにして、快感に酔った。
玲子は腰を動かし続けた。
元々、膣の感じる範囲が広いことは自覚していた。だから感じやすく、体力の消耗は激しい。
それでも一度火が着いてしまうと、玲子は自分から止めるのは難しかった。それほどまでにたまらないのだった。

気がつくと男が呻き声を上げて、射精をしてしまっていた。遅れて玲子もオーガズムを迎え、男に覆い被さる。
静かに波が引くのに身を任せ、玲子は余韻に浸っていた。

男ガ呻く。
………おっ…おい、中が蠢いているぞ?自分の意思でしてるのか?

玲子は首を振る。そんな芸当を身に着けた覚えはない。

………うっ…くぅ~っ……やめてくれ、イッたばかりだぜ……おっおい、あっあぁ~……

男が悶絶していた。

玲子は余韻に浸っているだけなのに、男によれば玲子に収まるベニスの頭が子宮の入口付近の膣壁がウニウニ動いて刺激してくるらしい。

図らずも復活を遂げさせられた男は、玲子の中で勃起を果たしていた。
そのままの形で持ち上げられた玲子を繋がったまま便座に座らせ、両足を掴んでインサートを始める。
精液過多の膣は滑りが良くて水音を派手に鳴らす。
もう、十分なのに、ヘトヘトの玲子の体は三たび歓喜に震えだした。

疲労を蓄積した男は派手に動くことはできず、優しい丁寧なピストンに終始する。
無駄がなく必要にして十分な刺激は玲子を少しづつその時に導き、男のペニスを圧縮し始めた。
そのくせ玲子の膣の奥は違う動きをする。
またあのウニウニする動き……。

2度も射精を果たした男はもう簡単に射精に至ることは叶わず、苦悶の表情をしたかと思えばとろけそうな表情を浮かべる玲子を見やり、歯を食いしばりピストンを続けなければならなかった。

次の射精でフニッシュだと、そう男は決めていた。だがその射精感がなかなか追いつかないのだ。プライドにかけても、その時が来るまで止めるつもりはなかった。

汗が紅潮した玲子の顔に滴り落ちる。
男の自分よりも数回多くオーガズムを迎えているこの女は、どうしてこんなにも快感を貪ることができるのか、嫉妬を覚えた。
そんな玲子が男の眼の前で体を何度か捩り、震えていた。

構わなかった、そのまま突き続ける。
グラフで表すならば山が完全に落ちきらず、急激に感度が上昇を始める玲子。

……いいぃーっ……だめーっ


程なく痙攣を見せる玲子。
男は自分に予兆を感じていた。
もう少し、あともう少し。
鈍感になっていたペニスが感度を取り戻してくると、呻きを上げながら腰を使わなければならなくなった。

先ほどから玲子の首には血管が浮かぶほど体に力が入り、目尻からは涙が溢れている。
声は所々で出なくなり、端正な玲子の美貌は快楽地獄の成れの果てに変わり果てていた。
腰を大きく引き、膣壁の刺激の強いザラザラした所を行き来させる。
その時が来た。

揺れる玲子の胸を鷲掴み、下がった子宮の入口を数回ほど突いたところで男はやっと突き抜けるような快感を得ていた。
玲子の子宮口が吐き出しだ精液を吸い上げる様子を妄想し、全てを注いだ。

だらしなく崩れた玲子の姿、顔、開けた胸、精液が誰流れる陰部をスマホカメラに収める。

玲子のバックから携帯を取り出し、情報を入手すると数万円と玲子をその場に残して立ち去った。



○○高等学校、玲子先生か………また後でな……。

24/06/18 09:04 (nuT2x6/5)
3
投稿者: ミキ
片膝を着き逆の脚を伸ばしながら、伸ばした脚とは逆の腕を伸ばす。

インナーマッスルが悲鳴をあげ、体温が上がっていく。

皮膚に汗がしっとりと滲んむ。

今度は両膝を揃えて両腕を耳に付けるようにして前に伸ばし、上半身を床に伏せるように伸ばす。

均整のとれた玲子のボディ、なだらかな曲線を描く背中からくびれた腰回り、ボリューミーな尻が上を向く猫のポーズ。ヨガは体を解すのに最適だと玲子は知っている。

このところ玲子はジョギングを始めていた。
中高と陸上をしていたことは、同僚の教師たちは知らないはずだ。
音楽の教師をしていると、どうしても清楚なイメージを持たれてしまう。

高校生に進学した頃から玲子の胸は発育が良く、スポーツブラをしても目立ってしまって、揺れる胸は男子たちの注目の的になった。それだけでも嫌なのに、走るのに邪魔で痛いと思うことすらあって悩みのタネでもあったのだ。

そのためにタイムは伸びずインターハイには手が届かない、憧れの場所でしかなかった。
悩んだ玲子はある薬に手を出した。
筋肉が増えて乳房の縮小が望めたからだ。
その効果は想像以上に現れ、Eカップだった胸はCカップまで落ちてしなやかな筋肉を纏う体にと変化したのだ。

ただ手放しでは喜べず、体毛は濃くなってしまった。その処理は怠ることは出来ず、声色もいくらか変化。生理にも当然のように影響をし、乳首と乳輪の色が鮮やかなピンク色から茶色に変化したことはショックだった。体の変化はそれだけに留まらず性欲が強くなったことに動揺し、何よりもクリトリスが肥大してしまったことは他言出来ることではなかった。

通常でも包皮が盛り上がるほど肥大していたので、生理前は今まで気にならなかった衣擦れというものを意識するようになるとは思わなかった。
両足を左右に広げ上半身を地面に伸ばしてつける柔軟運動はソコが気になったし、走るときには短パンの食い込んだソコが気になってしかたがないのだ。
トイレで確認すれば包皮から飛び出して顔を見せているくらいだったので、成績は良くなることはなかったのだ。

こうして陸上には見切りをつけて、次に好きだと思う音楽の世界に玲子はのめり込む。
好きこそものの上手なれとは言うが、玲子は頭角を見せた。
時間の経過とともに声色は戻ったが乳首の色はそれほどではなく、胸はDカップまで戻ってしまった。陸上を離れた今は困ることはなかったのだがクリトリスもまた、それほど元の大きさには戻らなかった。

初体験は高校を卒業するまでには経験をすることができた。
男子高校生には玲子の体はグラマラスに映り、興奮材料でしかなかった。
ボリュームのある胸や濃くなった陰毛、ひときわ目立つクリトリス……玲子には痛みの記憶しかなかったが。

なんでこんなことを思い出してるんだろ………

物思いから覚醒した玲子は汗をかいた体をバスルームに運び、シャワーで洗い流す。

あの忌まわしい出来事があってから、とにかく体を虐める日々を送るようになっていた。
陸上をしていた頃も走っている時は、苦しさの最中にあると嫌なことも忘れられたのだ。

泡が乳房を伝い落ち、形の良い乳房が現れる。
大きめな乳首が誇るように、ツンと上を向いている。
腹から流れ下半身へと泡が流れ落ちた後には黒々とした陰毛が、潮の流れに踊るようにシャワーの水流に揺れていた。

何のきなしに肌を滑らせていた手が乳房を触れ、そのまま陰部に下がる。

…………………ンッ…………………

脊髄に電流が走った。

我に返った玲子は自分を嫌悪した………というよりも性的なことを避けたかったのだ。

あの事があってから………。

ジョギングスタイルに着替え台玲子は自宅を出ると、がむしゃらに走った。

元々その傾向はあったが一時期だけ、薬のせいだったはずなのだ。それが年齢を重ねて最近は段々と性欲が増している、その傾向が顕著になっていた。
そんな自分を振り払いたくて、力の限り走る。
汗みどろになって帰宅するとまたシャワーを浴び、玲子はどろのように深く眠りに落ちていった。



腕時計に目をやり喧騒の街中を急ぎ、玲子は髪を揺らす。

大通りから道を入ると閑静なエリアとなり、目的のホールが見えてきた。

日曜日にも関わらずこの場所に駆けつけた理由は、卒業したかつての教え子がピアノを演奏をするからに他ならない。
あまり上手だったとはいえなかった彼女が、立派になった姿が見たくて快く招待に応じたのだ。

ただ到着が少し遅れてしまっていた。
玲子に落ち度はなく交通事故による渋滞が起きてしまったからだが、彼女の順番は後半だから間に合う筈だ。
息を切らし通路を進んでドアを開けた。
暖房が効いた空間にビアノのメロディが響いてくる。
あまり広いとはいえないホールは座席数も限られていて、家族や関係者でほぼ埋まり座れそうにはない。玲子は座席の最上段、後ろにあるスペースを探して移動した。

そこにも溢れた立ち見の人たちが並び困惑したものだが、張り出した鉄骨の柱の向こうには空きがありそうだった。隅っこだけど贅沢をいっていられない、玲子はそこまで静かに移動した。

彼女を正面から見られないのは残念だけど、ここなら柱を挟んで隣の人に気を使わなくても済みそうだと陣取った。
入口で受け取ったパンフレットには演奏者の順番が記されていて、彼女はこのあとの二人の後だった。

不意にバッグの中の携帯の振動に気づく。
胸騒ぎを覚えたが、あれからあの男からの接触はない。飽きて他の獲物に御執心なのか、検挙されて檻の中にでもいるに違いないと半ば強引な気持ちで画面を操作した。

画像の添付が示されている。
そこには忘れてしまいたい自分と同じ顔をした女が、快楽に溺れる姿が映し出されていた。

ーーー緒にピアノを聴きたい気分なんだ、どこに居る?

そうメッセージが添えられていた。
あいつはここに居る、間違いないと根拠のない女の勘が告げる。
何故スケジュールを把握しているのかは見当もつかない。
やはり然るべき所へ駆け込うかと気持ちが動きかけるが、画像データの拡散は免れないだろう。
そうなると半永久的に不特定多数の輩に何年でも見られ続ける、それは耐えられそうになかった。

玲子は震える指で、今いる場所を教えざるを得なかった。

やがて男は姿を現した。やはり直ぐ近くに居たのだ。
男は横に並んで手摺りに両肘を乗せ、玲子を上から下まで舐めるように視姦した。
玲子は寒気を覚え、両手で自分を抱きしめる。

………どうしていた?相変わらず綺麗だな。

玲子は無視する。

………まっ、無理もないか。でも良かっただろぅ?アンタ、あんなに感じていたもんな。

………やめてください!

玲子は憤りを露わにした。

………いいのか、そんな態度は看過できないな。
オレは目的が済めばそれでいいだけなんだがな。

玲子は押し黙るしかなかった。

………クククッ、良い子だ。じゃあ久しぶりに味あわせてもらうかな

玲子の正面に回って足元にしゃがんだ男は玲子の足を開かせ、洒落たチック柄の厚手のスカートを捲った。
黒いタイツに包まれた下半身、その陰部に鼻を押し付ける男。
尻に回した男の手は腰の少し上に指をかけ、タイツを引きずり下げる。
暖房の入る空間とはいえ、暖かいタイツを剥がされた肌は外気に触れて寒気がした。

現れた下着は白い肌に際立つような黒色だったことに、男は玲子の意外性に軽い驚きを覚えた。
まぁ見た目通りの清楚な女でもないかと、淫乱になった玲子を思い浮かべた男は納得した。

男は玲子の左脚を自分の肩に乗せ、バランスを崩しかけた玲子は慌てて手摺を掴む。
再び男は玲子の陰部に鼻を押し付けた。
予想はしていたが玲子は今日もパンティライナーを付けており、ずらしたクロッチからこれ見よがしに剥がし取ったパンティライナーを見せつける。

丁寧にポケットに仕舞うと、再度クラッチに顔を押し付ける。
深呼吸をするように息を吸い、吐き出された男の息。
暖く湿気を含んだ狂気が玲子の陰部を不快に暖め、心が冷えてゆく。
それなのに、あるポイントを確信的に刺激してくる狡猾な動きは静かな水面にさざ波を起こす。

玲子は心と体を引き離し、明かりに包まれながらピアノを弾く演奏者をただ見つめた。
敏感なクリトリスは力を得たように膨らみだし、下着越しにでも存在が分かるようになっていた。

女性特有の臭気が強くなり、男は膝までパンツを引き下げた。
陰部からは透明な糸が途中まで伸び、切れる。
クロッチには透明な水溜りが広範囲に広がっている。片足づつ引き抜くと一度鼻に押し付けてから丁寧に折り畳み、男はポケットに仕舞う。

男は玲子の片脚を肩に乗せると両手で尻を抱き寄せて、その花園を味わい始めた。
ジリジリと下半身から伝わる刺激に耐え、正面を見据える玲子。
馬鹿な男、卑劣な奴、変態、クズ、哀れな僕ちゃん………思いつく悪口を唱え冷たい蔑みを男に与え続けていた。

そして男は玲子の心を狂わすクリトリスに取り掛かる。
男の唇が盛り上がる包皮を押し上げ、唇という別の粘膜が表面を覆う。瞬間、玲子に強烈な快感が駆け抜けた。
絶妙な男の性技は徐々に玲子を崩していく。

その時、ドレスに身を包んだかつての教え子が現れた。
拍手で迎えられた彼女は誰かを探すように観客席を見回し、上の方にいる玲子を見つけた。
緊張感をして強張った顔がパッと明るくなり、笑顔を見せる彼女に玲子は努めて笑顔作り、小さく手を降った。

学校に在籍していた頃の彼女は当時から緊張で実力を発揮出来ず、悩んでいた。
そのたびに玲子は言ったものだ………楽しんだが勝ちよ、と。彼女は今、それを実行している。

彼女の勇姿を一瞬も見逃しまいと玲子はその目に焼き付け、耳に記憶したかった。
だが抗いようのない快感が邪魔をした。
視界が歪む、体が甘い誘惑を断りきれない。
自分の体が要求する、男の舌が、唇がそれに応える。
チュパチュレロレロ……チュパレロッチュッパッ……チュパッ…………

耐えきれず腰が引ける玲子を両手で引き寄せ、ピクつく玲子を尚も続けるオーラルセックス。
先程から漏れ出していたサラリとした液体。
次の瞬間、男の顔に熱いシャワーとなって降り注ぐ。それ程の量ではなかったが、男は顔面を濡らし、笑っていた。

立ち上がった男は玲子の背後に回るとスカートを捲りあげ、腰を引き寄せられた女のソコに容赦なく挿入していった。
その苦痛に玲子は口を抑えて耐え、涙で歪む視界の先の彼女を見続ける。
滑らかで速やかな男のピストンは、直ぐに玲子を雌へと変貌させた。
絶対音感の玲子はビアノの音色以外に、汗ばんだ互いの肌が接触する音、聞きたくない水音を捉えてしまう。それが堪らないエッセンスとなって体が熱くなる。

手すりから乗り出すように見える玲子の上半身は、大きく張り出る鉄筋の柱の反対側にいる人の目にも入っていた。
前後に動いているらしく髪の毛が揺れている。
ピアノのリズムと合っていないような気もするが、あの女性はノッているのだろうと都合のいい解釈をしていた。

あぁ……どうしよう……あぁ…あぁ…あぁきもちいい……

にょりっ!にょりっ!にょりっ!………

出し入れされる結合部から発する音と

みしゃっ!みしゃっ!みしゃっ!………

汗ばんだ肌が接触と離れる際に放つ音。

永遠と規則的な音はそのまま比例して玲子を頂きへと導いてゆく。

何とか立っていようとする玲子の膝が曲がり始め、背中が反り出した。

顎が上がり始め、尻が後ろに突き出されペニスを深く受け入れる。

元教え子の演奏が終わってしまった。
立ち上がった彼女が拍手に応え、お辞儀をする。
その光景を現実感なく見つめ、狂おしい快感を注がれ続けられながら私を見ないでと玲子は願う。
だが彼女は玲子を見た。
有るか無きかの理性をかき集め、玲子は必死に笑顔を作った。
泣き笑いのような微妙なものになっているかもしれない。彼女は良い意味で勘違いしてくれただろうか………。

みちゃっ…みちゃっ…みちゃっ……………

舞台から姿が消える彼女を見届けて、自分の背後から聞こえる音と快感に玲子は狂った。

全身で受け止めて注がれる狂気を余すことなくそれを吸収し、体をくねらせる。

男はがっしりと腰を掴み、顎から汗を滴らせながらペニスを打ち込む。

玲子の中のグラフは最高潮に上がっては少し下降し、下がり切る前にまた上昇していく。

オーガズムが連続する経験をしたことなどない。
酸素が足りず、何度も押し寄せる大波によって本当に気が狂いそうだった。

男の様子が変わる。
悶絶しながら歯を食いしばり、鬼の形相になったかと思えば動きが止まった。
2度、3度と腰を大きく打ち付ける。
玲子から離れると、溢れ出た精液を垂らしながらその場に崩れ落ちてしまった。

男は隅に置いた携帯をそっと取り上げると、玲子を手持ち撮影をした。
動画で撮影されたそれは一部始終、全てが収まっている。
男は玲子の簡単な処置をして、その場から連れ出した。

行先は、トイレ。
扉を出て建物の入口から近い所にあるが、そことは別に通路を進んだ先を曲がって所にもあるのだ。自動販売機の影に入口が隠れているのは都合が良い。
男は玲子の腕を掴んで、女子トイレではなく男子トイレに引き込んだ。

玲子には抵抗する気力は残ってはおらず、鼻を突く漂うアンモニア臭に感情はなく、またトイレかと思った。
個室に引き込まれると便器に座った男がペニスを取り出す。
力のないそれを見て玲子は自ら男の前にしゃがみ、口に含んだ。

精液の生臭さが鼻腔から抜ける。

唇で包み込み、凹みのある所まで進んでは引き返し手で竿を上下に擦る。

舌で頭を撫で回し、凹みのある溝まで包んでは引っ掛かりのある庇をわざと刺激した。

柔らかかったペニスは次第に膨張を始め、上を向いて脈打つように僅かに揺れていた。

玲子はスカートの裾を持ち上げながら男を跨ぎ、ゆっくりと腰を降ろしていった。

…………あぁぁぁ〜………

思わず玲子の口から洩れ出る声。

膣いっぱいに収まったペニスをしばらく堪能し、男の肩に手を置いて腰を動かし始める。
にゅっちょっ…にゅぃっちょっ…にゅっちゃっ………
滑り出るペニスと膣の結合部から営みの音が鳴る。

男は複雑な形状の粘膜が絡みつく素晴らしさ、荒い舌の表面みたいな部分に撫であげられ、行き止まり付近のまた違う形状に握られる錯覚を覚えて息を吐く。

玲子はペニスが滑らかに引っ掻くというか、通過していく感覚が堪らなかった。
そこ!というポイントを通過しては引き換えされ、数限りない往復をされるのが好きだった。
浅く深くメリハリをつけ、弱すぎず強すぎず奥を突き上げられ続けられると我を忘れた。

互いが甘い感覚の中を彷徨い、揺れる。
男が玲子のセーターを引き上げる。
インナーをどけて黒色のブラジャーも押し上げる。
久しぶりの玲子の乳房に顔を埋め、乳首に吸い付く。
乳首を舌で転がされる快感に玲子は男の首の後ろに手をかけ、上半身を安定させる。
くすぐったさを上塗りしてくる官能的な快感は、もっとその先を体が欲する。
舌先が弾き、ぐるぐると回転し、痛みを感じる手前まで吸れ喘ぐ。

先程まで散々と貫かれていたのだ、駆け引きはいらない。
玲子は自分の思うがままに腰を使い、男を貪った。

………あぁぁぁすごい……いやっ……もうだ…め………

男の上で玲子は仰け反り、反射運動のように腰が数回ビクッビクッビクっと鋭い動きを見せた。

その時トイレの利用者が入ってきて、玲子は息を潜めた。
ぴりぴりとした緊張のなか男は、意に介さず玲子の乳首を交互に愛撫する。
切ない快感を感じながら男の顔を見やり、衣擦れがなるべくしないように腰を動かす。

洗面台の鏡でも見ているのだろうか、鼻歌を聞かせるその人物はなかなか外に出ようとしない。

いきなりだった。

男が繋がったまま玲子を抱き上げて、個室のドアを開けたのだ。理由がわからなかった。
そこにいた人物は驚くでもなく、待ち構えていたように下卑た微笑みを浮かべていた。

男はその場に玲子を寝かせ、先程の人物が後ろから玲子の背中を支える。
玲子はパニックだった。
もがき抜け出そうとしても男のピストンが始まった。
おかしな正常位とでも言うのだろうか、後ろにいる人物には丸見えだった。
怒りと敵愾心、それ以上に羞恥心は凄まじく可能な限り抵抗を試みたが無駄だった。

否が応でも注がれる快感に理性は働かず、思考は遮断されてしまう。
あとはだらしなく感じさせられるしかない、そんな玲子がその場で乱れに乱れ、オーガズムを迎えさせられていた。
男が離れると、射精された精液が溢れ出る。

今度は男達が入れ替わり、ズボンを降ろした第二の男が玲子の中に入った。
まだ一度も射精をしていないこの男は、バワフルに腰を動かす。
容赦のないピストンは恐ろしく、玲子の事情など考えず導こうととする。

………あぁ……あぁ……あぁぁぁ……いやぁぁぁ……

オーガズムを迎えてはインターバルを開け、また怒涛のピストンが玲子を狂わせる。

………あぁぁぁいやぁぁ…やめてぇ…いやぁぁぁ……

激しく悶え、喘ぐ玲子を攻めたてる新たな男。

ーーーおおすげぇ…締まる、ウッ………

二人目の精液が、玲子に放たれた瞬間だった。


玲子の意識は遠くなり、視界が暗くなっていった。

24/06/20 00:49 (OPKpuecB)
4
投稿者: ミキ
あちこちから人の談笑する声が交錯し、紙を捲る音、テスト用紙を採点でもしているのかペンを走らせるシュッという音が交じる。
玲子ば職員室ストレスで仕方がない。だから音楽室の隣りにある自室にいることがどうしても多くなってしまうのだけど、そこにばかり居るのわけにもいかない。半分は職員室の自分のディスクの前に居るようにしていた。

ディスクに目を落とし、玲子は場違いなことを考えていた。
あの男の裏切りは許すことができず、とても恐ろしかった。なのに、そんな感情とは別にものすごく興奮した自分がいたのだ。
第二の男が現れて、その男にも蹂躙されて何度も上り詰めてしまった。恐怖と憤り、羞恥心がいとも簡単に捻じ伏せられ、その時点では決して望まない快感がスリルへと変貌を遂げた。尊厳を完全に無視された末の絶望は凄まじい快感を呼びせたのだ。自分にそんな性癖があったとは思えない。
自己防衛の為に育ってしまったと考えると、合点がいく。

玲子はディスクに視線を落としたままそっと手を下に降ろし、陰部に触れた。
あの感覚が呼び起こされる予感がして、心にさざ波が立つ。玲子はハッとして周囲に視線を走らせる。誰も玲子の邪な感情に気づく者はいなかった。


………さて、あとはあれを用意してと………


午後のクラブ活動の支度を整えると席を立ち上がり、玲子は音楽室へとゆっくり歩を進めていった。



よく晴れた休日の朝、玲子は軽自動車ハンドルを握り駅前の待ち合わせ場所へと向かっていた。
その場には年相応にちょっとお洒落をした女の子2人が、嬉しそうに手を振りながら待っていた。

玲子の教え子たち。毎年この時期になるとついていけない生徒が何人か出てくる。
大抵は乗り換えて事なきを得るのだけど、一人だけ気がかりな子がいたのだ。
担任でもない玲子が、いや教師がここまで関わると後で責任問題になりかねないのだけど、同じ経験をした玲子は助けてくれた教師がいたのだ。
玲子は今でも恩師と慕っている。
自分ならと息抜きに連れ出そうと思ったのだ。もう一人は彼女の親友で、付き添いのようなものだ。

車に乗り込んでくると、目的地に向かってハンドルを切る。窓からは朝の気持ちの良い風が頬を優しく撫でていく。
この街は神社仏閣が多く点在し、緑豊かな土地度もある。
自分も30過ぎの年齢だが、10代のこの子達にはどうだろうか?そんな懸念もあったが、物珍しそうに眺める様子に玲子は胸を撫で下ろす。
次に植物園に寄り、色鮮やかに咲き乱れる花を見て愛でる姿を見て、女の子だなぁと感慨深く微笑ましく思った。
昼食をご馳走してお土産屋さんを物色して歩きく。10代の心は脆く、手助け次第では元気になるのは早い。少しは気晴らしになっただろうか。

…………玲子先生、この辺もっと見ててもいい?

…………しょうがないなぁ、じゃあ1時間後にここに集合ね、分かった?

大人びて見えるがまだ10代の女の子、素直な返事をして2人は嬉しそうに走っていった。

さてどうやって時間を潰そうかとお茶でも飲める場所を探し歩く玲子の前方から、この場所には不適切で場違いな男が姿を現した。
今日はこのときまでずっと待っていたかのように
。会いたくもく、でも待ちかねていたような複雑な気持ち………。

ーーー少し歩こうか

男は言う。

………今日は時間がないのよ

玲子は力なく言った。

ーーーじゃあ早く済まそうじゃないか 

男は冷酷な言葉でそれ以上、玲子になにも言わせなかった。

参道沿いの土産物街を歩いていると、脇道のある角に面した建物が工事中らしく、中が見えないように覆われた状態なのが見て分かった。
人が切れたタイミングで玲子は脇道側から中に、連れ込まれていた。

建設会社の名が書かれた白い丈夫な生地は、陽の光を受けて側を通る人のシルエットがよく分かるほどしっかり見える、玲子は不安しかない。

ーーーこっちに来いよ、似合うじゃねえか

下卑た男の褒め言葉は嬉しくもない。
玲子はこの日、黒のノースリーブニットに白色のゆとりのあるサマーパンツだった。

縁台のように張り出した場所に腰掛けると履いているものを当たり前のように脱がされ、半日過ごして汗ばむ陰部をクンニを始める。

ーーーいつ見ても豆は見事だな、アンタの小指の爪くらいはあるんじゃないか?

まだ包皮に覆われたクリトリスを剥き出しにした男は、見惚れて言葉を漏らす。
外気に触れたクリトリスはまだ白っぼく、血の気のない色をしている。

その豆を唇で挟んで、ハムハムハム…ムニムミ……弄びだした。
玲子は身を捩り下唇を噛んで、くすぐったくてムズ痒さに悶絶する。

………はっ…んん~~っくっ!……あっあっんっ!……

ぐんぐん膨張を始めたクリトリスは自ら包皮を脱ぎ去り、その全貌を現した。男の唾液で艶々と輝き、濃いピンク色で見る者を妖艶に惑わす。
とろりと湧き出した泉をジュルルと音を立てて吸い取り、クリトリスに塗りたくりチュパチュパと効果的な愛撫。
苦悶と呆けた表情を交互に表す玲子、両肩を怒らせ腰をウネウネと動かして男の顔に擦り付ける。

………ああ〜…あっあっあ〜…んっんはっ…あ〜……

男はすぼめた唇を押しては引いて、クリトリスの根本までを微細に覆う。
ただそれだけの作業でも敏感な器官には十分なのだ。やり過ぎは女性にとって苦痛でしかない。

上目で見る玲子は白い喉を見せ、頭を後ろに倒して男の頭を掻きむしるように感じ狂っている。
落とした玲子の喘ぎ声は切迫したものに変わり、激しくブンブンと頭を左右に振る。

……あっ…あっ…あっ……………あっっっ!!!

びくっ!……、びくびくっ!っと電気ショックを受けたように、激しく痙攣をお越した玲子。
憔悴しながらも余韻に浸り、恍惚をその顔に浮かべて焦点の合わない視線を遠くに向けていた。

男に立ち上がるように促され玲子はハッとした。生徒たちと待ち合わせた時間が迫っていることに気づいたのだ。

………あの、今日はこれで終わりにしてください。あの子たちの元にいかないといけないのよ……

ーーーそれなら早く終わらせないとな

………だからもう時間が…あっ!

場所を入れ替えた男が玲子を自分の上に跨がらせようと、引き寄せた。
どうしても諦めようとしない男、このまま立ち去ろうものなら玲子には悲劇が待っている。
玲子は諦め、早く終わらせようと男を跨ぎペニス握る。自らのそこに合わせゆっくりと、何度か上下させながら腰を沈めていった。

最深部まで到達する、はぁ~っと詰めていた息を一気に吐き出す。

ゆっくりと腰を揺らす、揺らす、揺らす………。

早く男を射精に導こうと腰をグラウンドさせ、激しく上下に腰を落とす。自分のことよりも男を早く落としたくて、機械的に腰を使う。

だがどんなにその気はなかろうと、己の気持ちとは裏腹にそれは訪れる。

………ああ…どうしよう…今日はだめなのに………

じわじわ感じ始めた快感は色濃くなり、深く厚みを増して玲子を飲み込んでいく。

……きもちいい…だめ…ああ…だめ…だめっ…ああ……

次第に男を……というより、自らの快感を求めて腰を動かしていく。
ゆっさゆっさゆっさ……リズミカルに腰を使い、男の首にまわした両手で体の安定を図る。

深く突き刺さったペニスが容赦なく玲子をとろけさせ、時間も何も頭から抜けていく。

………ああ…ああ…ああ…ああいい…ああ…あああっ!


オーガズムに達し体をビクつかせる玲子。
ベニスの゙頭をふにゃふにゃと握るような動きをみせる玲子の゙膣、男には堪らない刺激だった。

今回ばかりは仕方ねぇかと玲子を立たせ、後ろからぶち込む。
男はただ射精の為だけに打ち込む、打ち込む、ただひたすら打ち込んだ。
結合部からはくちゃくちゃと卑猥な音が響く。
お互いの粘液が混じり合い、白く泡立ちながら出し入れするペニスに絡みつく。
この現場を隠す白い覆いに道行く観光客のシルエットが、すぐ目の前を通り過ぎて行く。
何か柔らかいものを手のひらで叩くような音と、くちゃくちゃと咀嚼するような音がどこからか耳に届く観光客が、何の音だろうと不思議に思いながら歩いていた。

玲子はただ声を出さないだけで精一杯、落ちそうになる腰を持ち上げられ打ち付けられる苦痛と、それを上回る快感に我を忘れて気が遠くなりそうだった。

そして熱いものが子宮入口に広がる感覚を覚え、玲子はその場にへなへなと崩れ落ちた。

どうやって生徒たちの元へ歩いたのか、記憶が定かではなかった。
乱れた髪の毛を手ぐしで直しながら少し遅れたことを誤り、車まで歩いた。

薄手のシームレスショーツを浸潤する男の精液が、サマーパンツにまで及ぶのが気になった。
車の中にではその臭いがしないかとヒヤヒヤして、窓を閉められないでいた。
彼女たちを車から降ろし、楽しそうに去る姿を見送ってから車を出す。
途端に男の生臭い臭いが玲子の鼻を突く。
信号待ちで確認をしたら、サマーパンツのそこは湿っていた。


今日にかぎって玲子は、パンティライナーを持ち合わせていないことを後悔していた。

24/06/20 22:13 (OPKpuecB)
5
投稿者: ミキ
………これでよし、と

ディスクの上で広げていた用紙を片付けてまとめ、トントンと叩いて端を揃え引き出しにしまう。

………お先に失礼します

今晩は何にしようか、一人暮らしなので食事はどうしても簡単な物になりがちなってしまう。
それでもご褒美だ何だと理由をつけてスイーツを手にしてしまうのは、やめられない。
帰宅途中にケーキ屋があるのもいただけないのだ。玲子はお店の前を通り過ぎてから足を止め、忸怩たる思いで苦笑いを浮かべた。

ひとつだけなら………いつもながら自分に言い訳をつけ、小さな箱を手に持って帰るのだった。

誰もいない部屋に帰り着くと……ただいま………言葉が自然に出る。
相手は出窓に置かれた小さな箱サボテン。
手に入れてから何年になるだろうか…先日、ついに小さな蕾を付けて、今朝気づいたら愛らしい紅色の花を咲かせたのだ。

………ふふふっ

その花を愛でていると自然に顔がほころぶ。
バスルームに行って湯船にお湯を入れるスイッチを押す。
小さなソファに身を落ち着けると、しばらくはすることがない。テーブルに置いたケーキの箱を見つめ、食べてしまいたい誘惑と戦う玲子だった。

不意に電話が鳴る。誰だろうと受話器を取ると、久しぶりに聞く母の声だった。

………なあに、どうしたの?

いつになく暗い母の声に、不安を覚えた。

………実はね玲子、お父さんが連帯保証人になっていて…………


正月に帰省した時には何も知らされていなかっただけに、晴天の霹靂だった。
以前に世話になった人を助ける為に、連帯保証人になっていたというのだ。信用のおける人だったのに消息を絶ったらしい。つまり、全ての借金がのしかかってきたのだ。

玲子の実家は代々の果樹園を持っていた。
季節になると併設された観光客向けの果物狩りスペースは、お客さんで賑わう。
借金返済にはその全てを売却しなければならなかった。
全てなくなるけど、私達は大丈夫だから………
娘に心配かけまいど気丈に振る舞う母だが、気落ちしていないはずがない。
特に父が心配だった。

どうすれば………どうすれば………

ケーキを食べる食欲は失せてしまっていた。



2日後、タイミングを図ったかのように男からの接触があった。
神出鬼没で突然に現れたかと思うと、あえて携帯に連絡をしてくる方法をとってくる。
そういえは以前、妙な誘いを男からされたことがあった。

ーーーアンタほどの良い女なら大金を稼げる方法があるけど

その時は丁重に断った。
玲子はその話を切り出した。

………あの話は、まだ可能でしょうか?

ーーーん?何の話だ?

………茶化さないで下さい、どうなんですか?

ーーーどうしたい、藪から棒に。
まぁ話を聞いてやらないこともないが、アンタ次第だな。

詳しく話を聞いた。
社会的地位のある変態たちの前で、痴態を繰り広げるというものだ。
いくつか条件をつけると、そのくらいなら先方と話をつけてやると男は見栄を切った。
条件とは、自分の人相が誰だか分からないようにすること。
露骨に陰部が見えないようにすること。
痛い、汚いことはしないこと。

通話を終えて玲子は大変なことをしてしまったと、今更ながらに泣きたくなった。
だが両親を救いたい、自分が育った大切な場所をなくしたくないと、その思いは頑なだった。


決行の日はやってきた。
まるで死期がやってくるかのように、その日までは毎日が愛おしく感じていた。
何気ない日々がこんなにも大切だったなんて、思いもしなかった。

迎えの車に男と乘る。
途中から頭に袋を被せられ、目的地がどこだかわからないままに連れて行かれた。
どこかの地下のようだったが、変態の巣窟らしいと玲子は恐怖に身が縮む。

着たこともない美しいドレスが用意されていた。
肩が出て胸元までしかないロングドレス。
こんなことで着なければどんなに嬉しいか。
玲子は着ている全てを脱ぎ、セクシーなショーツを履き、白いセパレートストッキングを身につける。設えたかと思うほどドレスはぴったり合う。
これでもかと胸が押し上げられ、強調している。
極めつけに目元を隠す仮装用のアイマスクが用意されていた。

理由もわからず舞台のようなところに引き出されると、眩しいライトの下に黒光りしたグラウンドピアノが目に映る。音楽教師という情報が伝わってい手のことだと思った。
完全に変なのは、椅子だ。
ヨーロッパの貴族が使うような大きく装飾までががなされていた。
観客席には玲子と同じようにアイマスクをしたタキシード姿の変態たちが、今か今かと待ち構えて目をギラつかせていた。

あの椅子に座れということか………
玲子は椅子まで進み、ギョッとした。
随分と低い椅子だと思っていたけど、椅子と同じ色の全身タイツ姿の男が既に座っていたのだ。
そういうこと…………
玲子は心を無にして椅子もとい男の膝に座る。
その男は玲子が座り切る前にスカートの後ろ側を捲り上げることを、抜かりなくやってのけた。
玲子の尻に太く熱い棒が密着し、脈打っているのが伝わってくる。

ピアノの足元にあるはずのペダルが見当たらない。
よくよく見ると、精巧に造られた電子ピアノ………笑えるではないか。
譜面まで用意されている。
鍵盤に指を置き、音符通りに演奏を開始した。
誰でも耳にしたことのある曲、玲子もこれまで数え切れないほど弾いているので譜面は見る必要がないくらいだった。

不意に玲子の椅子になっている男が後ろから玲子の胸を揉み始める。
優しくソフトに……その手の指が、そっと胸元の生地を下げて乳房を露出する。
白く美しい形をした玲子の乳房……何事もないように演奏を続ける玲子の乳房はソフトに歪み、妖艶に形を変えていく。

指が乳首を挟み、くにくに……先端をそろ〜りそろ〜り……力を加えず抜き取るようにすっぽん、すっぽん……形が変わるようにこねくり回し、くねくね………

玲子の鼻息が少しづつ強くなる。
アイマスクを付けた新たな男が現れた。
下になっている男が玲子を少し前に押し出すと、新たな男はドレスの裾に手を入れ、履いたばかりの下着を引きずり下げる。膝を左右に開き、ドレスの中へ頭が入った。

痺れそうな苦痛……そして快感が襲いかかる。
観客はワインをたしなみながら、玲子が耐える姿を楽しむ。
指が言うことを利かず引き間違える。
肩がピクピクと反応を示し、頭が揺れ始めた。
マイクが設置されているらしい………

ぐちゅ…ぶばぁっ…じゅるる…くちゅくちゅくちゅ…じゅぶじゅぶ…にちにちにちにちにちっ……

……あぁ~はっうッ…あはっ…はぁっはぁっあぁ~あ…あっあっあっあっあ〜っあっあっあああ~っ

ピアノの音色は玲子の喘ぎ声に取って代わづてしまい、卑猥な音が観客達を興奮の渦に引き込んだ。
なぜならば、男たちのアイマスクには小型カメラが内蔵されていたのだ。観客達のテーブルに設えられたモニターには玲子のドアップの陰部がうつしだされ、舐めては顔を引く男の動きは観客達に見せるためのもの。男の舌先が勃起クリトリスを執拗に弾く様が克明に披露されていたのだ。

肛門がひくひくと収縮を繰り返し、てかてか光る粘膜上を走る舌。小陰唇が押しのけられ形が歪む。舌先から糸を引きながら伸び、粒の塊が落ちる愛液。クリトリスに吸い付くと画面から大きく外れて玲子の声が響く。

チュパチュパチュパチュパチュパチュパッ………

そう、このクンニをしているのはいつもいつも、玲子を凌辱しているあの男に他ならない。
玲子の好みを知り尽くした個の男は、簡単に玲子をオーガズムに導ける術を知っている。それを引き伸ばし、観客達をよろこばせるために玲子の喜び踊る姿、悩ましい喘ぎ声をこれでもかと見せびらかすのだ。

玲子がイキそうになればクリトリスから離れ、他の部分で舌を遊ばせる。可能な限り膣の中にも突っ込み中の泥濘みを楽しむ。そしてクリトリスへと戻るのだ。

散々、散々と弄び、こんどはオーガズムに導く。
唇をすぼめクリトリスに隙間なく密着させる。
あとはチュプチュプと吸引しながら永遠に微細なビストン運動を続け、舌先でもぺしぺしと叩き続ける。大きめの玲子のクリトリスはこれが弱い。

椅子となった男の胸にしなだれかかり、我を忘れて狂いながら、やがて玲子は打ち上げられた魚のように体をビクビクと痙攣していた。
それを間髪入れず、3度繰り返す。
叫び声を上げ暴れる玲子を椅子と化した男が抑え込み、容赦なく続けられた。

赤く濃い色のクリトリスが唇から見え隠れする様は、フェラチオを彷彿させ観客を唸らせた。

男が玲子から離れると、待ちかねたように玲子の下の男がペニスを露出させる。
そして、玲子の中へと消えていく映像を食い入るように観る観客。
下の男は玲子を持ち上げ、下から突き上げる。
ベニスが玲子の膣から出てきては、押し広げながら入っていく。

にゅりっ……にゅりっ……にゅりっ………

濡れた粘膜が隙間なく密着した摩擦音が、生々しい。

あぁ~ぁぁ……あああ〜あぁぁ〜……はぁぁ~ぁぁ…

酔いしれる玲子、濡れて肌に張り付いた陰毛が卑猥さを演出する。
数十分に渡って行われた卑猥なショーは、突然終わりを告げる。
ベニスが引き抜かれた玲子の膣はポッカリと広がって塞がる前に乳白色の精液がドロっと溢れ出る。

第2章、椅子になっていた男と入れ替わり、玲子にとっては馴染みのある男の上に対面する形で腰を降ろす。
胸をぷるぷると揺らし腰を使う玲子、いやらしく滑らかに腰が動く。
男が肘掛けを左右に倒した。玲子は踏み板にしてガニ股騎乗に切り替えて、腰を打ち下ろし始めた。

ぴしゃん!ぴしゃん!ぴしゃん!………

頭を怪しく上下に上げたり下げたり、横に斜めに揺らし腰を打ち下ろす。
快感を堪能し感じ入る玲子はただの雌になる。
その玲子の表情を画面で眺め、口にワイングラスを運ぶ観客。
玲子は目を閉じて表情を歪ませ、ぴしゃぴしゃと肌が当たる音が響く。

不意に玲子を抱きしめて立ち上がった男。
舞台の観客間際まで歩くとか玲子を降ろし、観客に向けて四つん這いにさせた玲子をバックから貫く。

顔を伏せる玲子の髪の毛を掴み引き上げさせ、観客は苦痛に歪みながら注がれる快感に感じるその様を、揺れる乳房と交互に眺める観客達。
両手で腰を掴み本格的に腰を使う男に、自然と揺れる頭を上げた玲子はだらしなく開けた口から涎を垂らしてしまう。

ついに男は玲子のドレスを剥ぎ取った。
残されたセパレートストッキングが返って卑猥さを助長する。
観客に対して横になり、正常位で交わり始める。
玲子は頭を左右に転がし、時々揺れる乳房を押し上げるように背中を反らす。
玲子の脚を大きく左右に広げ、ベニスを打ち込む様を観客の画面に映し出す。
観客達は画面と舞台上の2人を交互に眺め、舌舐めずりをする者までいた。

包皮から露出したクリトリスの下で泡立った卵白に包まれたようなベニスが、小陰唇にまとわりつかれながら出入りを繰り返す。
ひときわ強く切迫したような反応を見せ始めた矢先の玲子が大きく背中を反らす。
男がーーーうっっ!と唸り声をあげた。
数十秒間の後、男は玲子を引きずり自分の尻と背中を観客に向けて動きを止める。

素早く離れた男は玲子の両足を持ち広げてみせた。
今まさに閉じ始める玲子の膣口からは、男の精液の排出が始まっていた。


間近まで見に来た観客はしげしげと玲子の陰部を眺め、口もとへグラスを傾けていた。

24/06/21 05:38 (05rn16uh)
6
投稿者: ミキ
約束を破られ、玲子男に抗議をした。

ーーーあの程度ならサービスのうちだろう。
それともアイマスクを剥がされたほうが良かったか?まぁそんなに怒るなよ、先方があんたを気に入ったってよ。報酬を上乗せしたらしいけどよ、幾らだった?

確かに目を見張る金額が振り込まれていた。
玲子の年収を軽く超えるほどの金額が。

ーーーその様子じゃ本当だったらしいな。
どうする?まだやりたいなら話を通しておくぜ?

本音を言えば、したくはない。だが両親の抱える借金の全額には到底足りない。
選択の余地はない。
この男に蹂躙されているうちはまだ、かわいいものだったとさえ思えた。

ーーーじゃ、いいんだな、話は伝えておくぜ。

この会話から2週間後に、迎えが来た。


何の冗談か、前回と同じくピアノが用意されていた。
ただ今回は本物のグランドピアノで、ペダルもちゃんとついている。
前回と違うのは、椅子がベンチシートで、足が短くてやはり低い。その意味するところは、想像がついた。

まず狂おしいクンニリングスだけをを受け、体力を奪われる。
ピアノに対して縦に置かれたベンチシートに男が寝そべり、天を向くベニスに腰を下ろす。
その後はひたすらビアノを演奏するというものだ。
一部の変態にはこの光景が凄く興奮するらしいのだ。
ペニスを挿入しているとはいえ腰を使われることはなく、快感を得られる入口で立ち往生させられる玲子にとっては生殺しだった。
鍵盤を叩きペダルを踏む作業をしなければならない玲子は、自分で腰を動かせるものではない。
男が力を込めてベニスを動かす感覚を子宮の入口で感じ、お預けを食らう物悲しさ。
切なくてじれったくて、曲が終わるたびに座り直すふりをしてベニスの存在を確かめる。
快感の予兆を感じ取った段階で腰を掴まれて、動きを封じられた。何たる不条理だと思った。

同じようにペニスを挿入したままで、ひたすら用意された原稿を読むというものもあった。

同じくペニスを挿入したままで絵を描く。
ペニスを挿入したまま食事をする。
ペニスを挿入したまま計算をする。
ペニスを挿入したままパズルをする。
漢字を書き並べる、ゲームをする、映画を観る………全て2画面でアイマスクをした顔と結合した陰部をひたすら映すというものだった。
不思議なもので動かさなくてもある種の快感がじわじわと沸き起こってくるようになったのは、辛かった。あの状態に慣れてしまった脳が、限られた条件下でも男に射精を促そうとしているとしか思えない。その為には女が興奮し快感を得れば、男は追従しないわけがないなだから。

動かずとも結合部からは透明な粘液が漏れ出る様子は、その道の変態には好評だった。
様々なシチュエーションがその道の変態達の妄想を、具現化するのだからたまらないのだろう。

最後が受付けシリーズだった。

どこかの企業の受付けだったり、宝くじ売り場という番外編もあった。
それは撮影側に見えないことをいいことに、下半身に伸びてきた手がクリトリスを悪戯してくれるのだ。ペニスが挿入されている充足感と相まってピストン運動の出来ない、されないストレスを和らげたが、尚の事欲求が募る結果にしかならなかった。

次の段階になるとエントランス中央に設けられた、円形のカウンターの中ににひとり座らされたのだ。もちろん下には男がいた。
カウンターへは一度しゃがんで下の扉を潜らないと入れない仕組みになっていた。
中は意外に広く、来訪者と距離を感じるほどカウンターテーブル自体も幅が広い。
さらには自分が収まる穴は狭く作られ、覗き見られる心配がない。
この意味するところは想像出来た。

当たり前のようにクリトリスをいたずらされるのだ。
撮影は長時間に渡り続き、2度の休憩を挟んで最初は挿入しながらの悪戯。後半はこっそりとクンニを受けて大変だった。
宝くじ売り場と違ってアクリル板はなく、上半身が見えている状態なのだ。


最後が接客対応が求められた。
背後の壁との距離が異常に狭く、お辞儀をすると下半身が半分は壁の向こうにいくのだ。そのためにウエスト部分から下の壁が逆U字形にくり抜かれていた。

椅子はなく立った状態だったので、クンニをする男は大変だったはずだ。
スカートのファスナーがお尻まである細工がなされているもので、後半はベニスの挿入から開始された。
お辞儀をするたびにベニスの感触を味わっていたが、掟破りに微妙なビストンが始められていた。
バレやしないかとヒヤヒヤしながらもカウンターに手をつき、体をやや前傾に傾けて受け入れる。

声が出そうなときは小さな咳払いで誤魔化し、周りに分からないように息を吐いた。
呆れるほどのスローピストン、時には自分から体を折り曲げて深い位置まで受け入れるのだ。
それがなぜか体を伸ばせないくらい後ろに引き寄せられ、リズミカルなピストンを送り込んできた。

玲子は焦り手元の資料に意味なく触れ、無駄に整えるふりをしながら凌ごうとした。
揺れる体を止めなければならず、腰を掴む手を叩いて抑制を促すが無視されてしまう。
用があってカウンターに寄る人は怪訝そうな表情をしながら離れ、行き交う人達のなかにも気づいた者は、不思議そうに見る。
そのたびに合った視線を外し、一度明後日の方向を見てから手元に戻す。
どうしても意識が注がれる快感に引きも出されてしまう。

……やめてこれ以上は……皆が気づき始めてる……

……死ぬほど恥ずかしいから……やめて……

……もう……がまんできなくなるから…やめて……

……もう……もう……げん……か……………い………………


カウンターについた両手は、もう誤魔化しようのない揺れる体を支える為だけに置いていた。
恥ずかしくて顔を上げることは出来ない。
絶え間なく打ち続けられる快感に杭らうことはもはや出来ない、玲子はただ淫らな声を必死に堪えた。

………みちゃっ…みちゃっ…みちゃっ…みちゃっ…みちゃっ……

壁の向こうで鳴り響く音。

折れそうになる膝は腰を掴む男の両手が支え、終わりの見えないピストンが続く。

漏れる声を自分の肩に口を押し付けて塞ぐ玲子。

そんなときに嫌な客が来た。

何とか対応をしたが、要領を得ない。

しつこく食い下がる客でも邪気に出来ない辛さ。

玲子は余裕がないせいで気付けるものも気付けないでいたが、あまりにも不自然に揺れていることには一言も触れてこないのだった。

俯く玲子を下から覗きながら食い下がり、横を向けば追いすがってきた。

後ろの男も聞こえているはずなのに、ピストンを決してやめようとはしなかった。

精神も体も玲子は限界だった。

………あぁ~…もうだめ……ねぇだめだから……だめだってば……ああいやぁ………

ーーーえっ?だっ、だめ?何がだめ?

玲子はカウンターに突っ伏して痙攣を始めてしまった。

どのくらいの時間が経ったのか、恐る恐る身を起こした玲子は驚愕した。

ーーーお姉さん、大丈夫かい?

平静さを取り戻していた玲子は何かが可笑しいと、やっと気づき始めた。

だが怒涛のピストンが再開される。

玲子の中のグラフは半分以下には下がってはいない。

……あぁちょっとまって……あぁまって……んっんっんっんっんっ………………くっ………あっあっあっあっ


ーーーおねえさん………そんなに気持ちいいかい?

…………いやぁーみないで!

ーーーそんな事言われてもなぁ

………やめて……もうやめて……

ーーーえっ、本当にやめて欲しいのかい?

………たっ…たすけて………

ーーーほ〜ら気持ちいいな~、ほら、ほら、ほら、イキたいだろう?もうすぐだぞぉ?ほら、ほら


………いい……きもちいい………そんな…いやぁぁ……


突然、動きの止まった玲子が崩れ落ちる。

何とか立ち上がろうとするが、上手くいない。

呆けた顔で嫌な客を見上げる玲子。

何度目かの努力で立上がる玲子、よく見ると内腿を何かが伝い落ちていた。

ーーー大丈夫かい?

そう言うとカウンターを乗り越えて中に侵入した嫌な男。

相変わらず何かが変だと違和感を感じるものの、思考が回復する前に片膝の裏を持ち上げられ男にしがみつく。そしてなぜか男のペニスが挿入されていた。

カリ首の発達したこの男のベニス、堪らなかった。


そのまま下に寝かされ両足を持ち上げられた格好で、狭い空間の中に玲子のヨガり狂う声が上がるなか誰も来ることはない。

それは男が果てるまで、続いた。
24/06/21 09:38 (05rn16uh)
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