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相姦生活
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:相姦生活
投稿者: 影法師

***ポルノ度は若干少ないと思いますが、影法師の世界を味わってもらえる
とは思います。<影法師>


寿美子は、これからこの街で新しい生活を始めるのだと、改まって気を引き締
めた。
先月、20年間連れ添った夫と離婚した。
19才になる一人息子の真一を連れ、住み慣れた街を離れた。
住み慣れた町から、遠く離れたこの地を選んだのには、それなりの訳があっ
た。
一番の理由は、寿美子母子を知るものが、誰もいないと言う事だ。
だからこそ二人は、この地でやり直せると考えた。
寿美子は、街のスナックで働く事にした。
水商売に慣れている訳ではないが、それなりのお金が貰えると言う事で、働く
事を決めた。
息子の真一も大学を辞め、ガソリンスタンドで働き始めた。
寿美子は、真一には済まないと思っていた。
離婚しなければ、そのまま大学生活を続ける事も出来たのだが、彼は、あえて
この道を選んだ。その事を寿美子はとても感謝していた。
従って、二人の生活はそれまでと一変した。
しかし、二人は肩を寄せ、力を合わせてここで頑張るつもりだった。
二人でなら出来る、寿美子はそう信じていた。
そろそろ真一が帰る頃だ。
寿美子は、彼の夕飯の支度を済ませて、スナックの仕事に出る事にしていた。
夕方は擦れ違いの生活だが、朝は寿美子も真一に合わせる様にしていた。
スナックから戻るのは深夜になるので、朝しか息子とは話が出来ないからだ。
「お母さん、さっき出掛けたみたいだよ。」
「そうですか?」
「いつも大変だね、帰り遅いんだろう? スナックは?」
矢島は近所でも評判の放送塔だ。
彼女に知られると、一気にその話しが隣近所に伝わるので、皆からそう呼ばれ
ている。
「そうですね、いつも夜中ですよ。少し慣れましたけど。」
「そうかね、私なんか眠くなっちゃうね。」
矢島と別れて、家に帰った。
いつもの様に、テーブルには愛情の籠った食事が並べられていた。
その横には母からの手紙だ。
<真ちゃん、お疲れ様。料理は温めて食べてね。一緒に食べられないのは残念
だけど、
なるべく早く帰る様にします。  寿美子>
いつもと同じ様な文面だが、母の気持が十分こもっているのは判った。
(母さんと選んだ道なんだから・・僕も頑張るよ。)
寿美子言う通り、真一はレンジで料理を温める事にした。
その時、レンジ脇に有る状差しに、母宛の封書が差されているのを見つけた。
(誰からかな?)
真一はその封書に手を伸ばし、裏に返した。
父親からだった。
父親にこの場所を教えたのかと・・真一は思った。
誰にも話さずにいると思っていた。
だが、そうでは無かった。
寿美子が、元夫にだけは、転居先を知らせていた事に驚いた。
悪いと思いながらも、真一は手紙の中身が気になり、引き出して中を広げた。

<影法師>
2010/05/04 19:50:48(4zMXvpcU)
2
投稿者: 至極
さすがです。
テンポも内容も読みやすくわかりやすい秀作です。
次が待ち遠しいです。
10/05/04 22:54 (tcSkUgh3)
3
投稿者: 影法師

<元気な様で、安心した。まさか引っ越し先を知らせて来るとは思わなかっ
た。お前達は、二人でひっそり暮らすつもりだと思っていたからだ。今更何
を言っても仕方の無い事だが、お前達の選んだ道だ、俺がとやかく言う事で
も無い。お前達の好きな様にすればいい?
子供は産むつもりなのだろうな?
お前の事だ、多分そうするのだろう。真一には頑張る様言ってくれ。もう会
う事も無いと思うが、お前は俺が選んだ女なんだから・・真一の目も間違っ
てはいないと言ってやってくれ。俺の事は心配するな。何とかやって行く
よ。それじゃ二人で頑張ってくれ。>
簡単な手紙だった。
中に、真一の事が書かれていた。
真一は父親に対し、本当に申し訳ないと思っている。
普通では考えられない事が父の身に起きた。父から言わせれば、
<何で俺がこんな目に逢わなければならないのだ・・俺が何か悪い事をした
のか?>
父親は多分そんな気持ちだったろう。
確かにそうだ、彼は決して悪くない。
運命の神様の気まぐれに、彼の妻子がそれに巻き込まれてしまったのだろ
う。
(父さん、ごめんよ、母さんは僕が必ず幸せにするよ。)
改めて、真一は父に誓うのだった。


寿美子が戻った時には、すでに奥の部屋で真一は眠っていた。
部屋を覗いて、その様子を確認すると、
(真一、ただいま。)
心の中で彼に帰宅の挨拶をすると同時に、愛しいそうにその寝顔を眺めた。
(この子と頑張るしかないもの・・。お腹の子も、生まれる事を望んでいる
わ。)
寿美子はそっとそのお腹に手を充てた。
すでに6カ月を過ぎていた。
少し目立つ様になって来たので、最近は人の話題にも上がる様になってい
た。
お店にはハッキリと話している。
訳あって結婚はしないが、その男の子供を産む事にしたと・・。
産み月になったら、仕事の方も休ませて貰える事になっていた。
問題は隣近所の方である。
母と息子の二人きりの家庭で、その母親が妊娠しているのだ。
寿美子は、ご近所の放送塔でもある矢島には特に気を使い、別れた夫の子と
言う事で押し通している。
真一も同じ様に、自分の周囲には弟が出来ると話していた。
だが、真相は違った。
寿美子のお腹の子の父親は、何を隠そう、その真一だ。
実は、寿美子と真一は許されぬ仲であった。
この関係は、世間一般では非難される事である。
その事で、真一に肩身の思いをさせるのは寿美子の本意ではない。
だから、産まれて来る子供は、あえて別れた夫の子と言う事にしたのだ。
その子が息子真一の子だと言う事は、二人が知っていれば良い事なのだ。
産まれて来る子には、その後機会を見て話せばよいと考えた。
(真一、頑張ろうね?)
寿美子は、そっと彼に語りかけると、寝る仕度を始めた。

<影法師>
10/05/05 18:42 (SA10NtmY)
4
投稿者: じゅにあ
影法師さん

早々の投稿作品 ワクワクしながら読まさせて頂きました。

またまた影法師ワールドにどっぷりと嵌ってしまいました。

続きを期待しております。
10/05/06 01:35 (H5MBjYMb)
5
投稿者: 影法師

真一の横に、もうひと組別の床が敷かれてある。
彼が、寿美子の為に延べておいたものだが、その床に彼女は身を滑らせた。
「母さん・・、お帰り。」
真一がその気配で目を覚ました。
「アッ、起しちゃった? ごめん!」
「うん、良いけど・・、そっちに行っていい?」
目を覚ました彼が、母寿美子に言った。
彼の問い掛けに、黙ってうなずく寿美子。
真一が寿美子の身体に手をかけて来た。
「明日仕事でしょう? 大丈夫?」
「実を言うと、さっきからずっと母さんとしたかったんだ。」
息子のストレートな言葉に、
「もう、真一ったら・・、あなた、いつも、そんな事ばっかり考えている
の?」
「母さんといる時はね。」
真一は、近頃寿美子には隠し事をしない事を誓っていた。
「私と、そんなにしたいの?」
「したい・・。」
「真一若いものね、無理もないか? 本当に私なんかでいいの?」
寿美子は真一と向かい合う状態で訊ねた。
今度は真一がうなずく番だ。
それを見て寿美子は、
「いいわよ・・、私の身体が彼方の役に立つのなら・・。」
真一は、寿美子のパジャマの胸ボタンを外し始めた。
「オッパイ大きくなって来ているね?」
「赤ん坊のせいね。多分。」
Eカップはあると思われる寿美子の乳房が引き出され、真一がそれを口に含
んだ。
真一のその仕草を愛しそうに眺めながら、そっと彼の頭を撫ぜた。
「真一、本当にあなた、お父さんでいいの?」
「いいよ、だって僕の子でしょう?」
真一が寿美子にそう言って尋ねると、
「そうよ、間違いなく、真一と私の赤ちゃんよ。彼方覚えているでしょう、
あの日の事?」
「うん、良く覚えているよ、あの日の事は。」
寿美子が言うあの日の事、そう、それは、今から6カ月程前の事であった。


<影法師>
10/05/06 06:15 (yxeJ0WlW)
6
投稿者: じゅにあ
やっぱ画像で見るより読みながら想像していく方が何十倍も興奮しますね

母子の関係から男と女の関係を経て夫と妻に、おのずと会話もそれなりに

これほどまでに母子の事を書ける影法師さんは今の自分と同じ様な気がて
親近感が湧いちゃいます。

またまた続きを楽しみにしております。
10/05/06 11:02 (H5MBjYMb)
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