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1:小学生に生まれ変わって
投稿者:
(無名)
「うわぁ――――!」
僕は足を滑らせ崖から落ちてしまった。 間違いなく死ぬ高さ。 あ~ 僕は死んじゃうんだ……たいして良いことも無い人生…童貞のまま…さよならお父さん…さよならお母さん…さよなら姉と妹……さようなら…… とても長い時間落ちて行き僕は気を失った。それでも まだ長い時間落ちていった。 コツン 頭に何か当たったと思い目を開けると、そこには見知らぬ風景が…。 いや、知っている…けど忘れてしまった風景。 目の前には机があり、教科書とノート、筆箱。 僕は机に座り、白いシャツに紺の半ズボンで上履きを履いている。 足元をよく見ると消しゴムが落ちていたのでそれを拾いあげると、少し間隔を開けて並んでいた机から手がスッと伸びてきて、その消しゴムを奪いさっていく。 しかしまた消しゴムが頭にコツンと当たり、足元に転がった。 間隔の開いた机から 「アハハハハ」 と笑い声がしてそちらを向くと 「えっ?」 おもわず声を出してしまった。 裕太君…… 小学校からの仲の良かった友達、いつも遊んでいた裕太君が笑ってる。とても幼い顔で。まるで小学生のように。 「裕太……君?」 声を掛けた時、別の場所から甲高い声が聞こえてきた。 「コラ! そこうるさいわよ!」 あっ……西村先生…。 若くて明るくて面白くて、それでいて可愛い。みんなから人気のある西村先生が黒板の前に立ちこちらを指差している。 「中嶋君と稲岡君!君たちにはこの問題が易しすぎたのかしら?稲岡君にこの問題に答えてもらおうかしらね」 と今度は黒板を指差して僕に言う。 黒板には算数の問題が書いてある。数学ではなく算数の問題が。 状況が飲み込めないまま簡単な算数の問題の答えを言うと西村先生はキョトンとした顔をして 「えっ?あっ、はい、正解です……」 と言い、しばらくしてから周りが 「オォ~」 とざわついた。 「稲岡君すごい!頭いいんだね」 また別の場所から声がして顔を向けると 「おわっ!」 僕の初恋の直美ちゃんが目をキラキラさせて僕を見ている。 僕が初めて異性を意識して、見るだけで胸が苦しくなった直美ちゃんがその当時のまま僕の隣に。 直美ちゃんと同じクラスになったのは小学5年の時。 僕は小学5年に生まれ変わったみたいだ。
2015/02/15 12:44:20(KV8GtHdx)
投稿者:
(無名)
直美ちゃんはクラスで…いや学年でもトップクラスで可愛く、いつも輪の中心にいてるような子。
僕は話した事もないし、違う人種にしか思えてなかったから全く意識しなかったけど、体育の授業の時に見た体操服の胸の辺りを丸く小さく膨らませてる直美ちゃんの胸を見た時に、何故か僕はドキドキして、その日から直美ちゃんを見る度にドキドキとソワソワと胸がチクチクする感覚を覚えて、後々になって あ~ これが恋か? と気づいたものだった。 その直美ちゃんが微笑みながら話し掛けてくれた。 当時は結局 話した事もなかったのに。 「稲岡君みたいに私も賢くなりたいよ」 「いや~それほどでもないよ、直美ちゃんも頭良かったじゃん」 そう答えると直美ちゃんは目を丸くして こちらを見返すだけで会話が止まってしまい、あの時と違うドキドキが僕を襲ってきた。 1つはこんな間近で直美ちゃんを見て改めて可愛いと思う事。 もう1つは何かまずい事言ったかな?と。 「頭良かったじゃん」て過去形になってしまったのがまずかったかな?と。 この沈黙をなんとかしなければと思っていると、急に直美ちゃんの顔が赤くなり、視線を反らしてモジモジとしだしたで 「ど、どうしたの?」 と聞くと、更に顔を真っ赤にして答えた。 「だ…だって……『直美ちゃん』て下の名前で呼ぶんだもん。ビックリしちゃった」 僕は直美ちゃんとは話した事なんて無かったのに、いつも自分の頭の中だけで直美ちゃんの名前を連呼してるだけだったのに、ついつい「直美ちゃん」なんて馴れ馴れしく言ってしまった。 「あっ、ゴメン。下の名前で呼んだりして、本当ゴメン」 「ううん。いいの。別に構わないんだけど……なんかドキドキしちゃった」 直美ちゃんが僕にドキドキしてる?嬉しい。 「私も下の名前で呼んでいい?……貴史くん」 直美ちゃんが!僕の名前を呼んだ!嬉しすぎる! 僕の下の名前を知っててくれた!更に嬉しすぎる!! しかも帰り際に更に更に嬉しすぎる言葉が! 「ねぇ貴史くん。私に勉強教えてくれない?」 「えっ?えっ?別にいいよ。わかる範囲でよければ」 「やったぁ!じゃあ今日、私の家に来てね」 直美ちゃんの家に!二人きりで!! もう僕は死んでしまいそうだ。
15/02/15 15:44
(KV8GtHdx)
投稿者:
(無名)
イイです!頑張って完結までお願いします!
あの頃に戻って、初恋の子と…。夢です!笑
15/02/18 00:16
(94GiXb1R)
投稿者:
(無名)
直美ちゃんの部屋は意外と質素で飾り気のないシックな……と言うより、直美ちゃんに対してお嬢様のイメージを勝手に持っていたけど、実際はあまり裕福そうでない家だった。
そんな部屋だっけど直美ちゃんはやっぱりキラキラとしていた。 「そこに座ってて。今、お茶とお菓子持ってくるね」 しばらくお菓子を食べて談笑した後に勉強を見る事になり、教科書とノートを広げる直美ちゃん。 あ~ やっぱり直美ちゃん可愛いなぁ~ 「ここがね、よく解んないの」 と教科書を指差すしぐさがいかにも子供なのに、思春期特有の色気もあってイケナイ想像が膨らんでいく。 教科書を見ると、当時なら ちんぷんかんぷんだったけど大人になって改めて見れば簡単な事だった。 直美ちゃんの隣で 「これは~~だから、~~なって」 と説明してあげると隣で 「ウン、ウン」 と真剣な表情で聞いている。 僕はもうこの時点で、視線は直美ちゃんの胸元にしかいってない。僅かに見える谷間にもなっていない胸の膨らみのその先が見えないかと、そればかり気になっていた。 猫背気味にノートに書き込んでいる直美ちゃんの背中にブラの線が浮かんでいる。 ゴクリ。このブラのホックをはずして…… 「わかったぁ~!そっかぁ~!」 と満面の笑みで振り向く直美ちゃん。 ウー、可愛い唇。この唇にキスして、更に僕のモノを頬張らせて…… いけない事ばかり想像してしまう。 1時間程 勉強を教えて休憩になり、またお菓子を食べながら談笑。 会話の途中途中にお気に入りの物や思いでの品、写真などを取りに行くのに立ったり座ったり……その度に紺のスカートからチラチラとパンツが見える。 やっぱりまだまだ子供のパンツだった。 引き出しの中を探している直美ちゃんの後ろに立ち肩に手を置くとビックリしたように肩をすくめ 「ビックリしたぁ~」 と目を細めた笑顔をこちらに向けてきた。 小さく幼い唇に吸い寄せられるように唇を寄せていくと直美ちゃんは 「えっ?」 といった顔で固まってしまった。 ん~可愛い…可愛すぎる…… あまりにも幼く無邪気な直美ちゃんの顔を見てると何だか僕は気後れしてしまって 「また今度、教えてあげるね」 と帰る準備を始めてしまったけど、最後に玄関で手を振る直美ちゃんはやっぱり可愛かった。
15/02/22 22:25
(a7wBfZSc)
投稿者:
名無し
続きを!お願いします!
15/02/24 17:49
(cKgK/9k.)
投稿者:
(無名)
気が付くと僕は保健室のベッドで寝ていた。今日も朝から直美ちゃんや他の可愛い小学生に囲まれ授業を受けていたはず……
国語、理科、社会と受けて4時間目が体育……。 そうだ!体育の時に! 体育館で男女別れて跳び箱をやっていた。 隣で跳んでる女子は皆がブルマ姿。健康な足をさらけ出し大股開きで跳んでいる。食い込んでハミケツしてる子、ドテをこんもりさせてる子、胸が膨らんでいるのにブラもせずチクポチしてる子……天国だ! 僕は跳び箱をなんなく跳べているが男子の中にも跳べないやつは数人いた。女子になると、かなりの子が跳べていない。直美ちゃんもあと少しのとこで跳べてないみたいだった。 男の体育教師――誰だっけ名前忘れたな~――が跳べない女子の補助をしている。 「はい!次!」 小柄な女子が走って行くが跳び箱の前で止まり、手をついただけで首を傾けている。 「勢いをつけないと駄目だろ?先生が押してやるから手をついとけよ」 体育教師がほとんど支えてやり何とか飛び越えた。 ん? ん? ん?ん? 今、完全にお尻を押してたよな?それもかなり厭らしい感じで。 次の子が走って行き、やっぱり手をついたとこで止まる。 「ほらよっ!」 体育教師がお尻に手をやり持ち上げる。撫でるように触れてから、摘まむように持ち上げる。中指と薬指が完全にお尻の割れ目に潜り込んでいるぞ。 跳び箱を越えた女子は普通に「あ~恐かった~」 と言ってまた列の後ろへと走っていく。 跳び箱への恐怖とそれを越えた安堵感で女子は気づいていないみたいだ。まだまだ子供で警戒心も無いのかも知れない。 あの体育教師……絶対確信犯だ!あの野郎! 次の女子が跳ぶ。 跳び箱の真ん中辺りでお尻をついてしまった。 「体を浮かすように手に体重かけてみろ」 その子がお尻を浮かすと ほらよっ と体育教師が前へ押しやる。 手はお尻を……というより、もっと前へねじ込まれていた。股間を下から持ち上げるように。押しやるまでの僅かな時間に手を前後に動かしているようにも見えたぞ! 「はいっ次!」 「はい」 透き通る可愛い声がした。直美ちゃんだ! えっ? 直美ちゃん? 直美ちゃん跳べてなかったぞ!? 体育教師の顔がニヤケだした……
15/03/02 02:27
(vH0Um6mV)
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