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【プロローグ】
山道を行く馬上の男が木々の切れ目から西の遠景を見遣る。 春の鮮やかに燃える夕陽を背にして、小高い丘にそびえ建つオルランド城のシルエットが、眼下に広がる黄金色に彩られた城下の街や村々の家並み、小麦畑、それらを囲む小川や雑木林、森、そういった周囲のもの全てを、昔から変わらぬ威厳と風格をもって睥睨(へいげい)している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 領地の外れの山の中で男が、ひっそりとたたずむ古く朽ち掛けた小屋の前に立ち扉を叩く。 ドンドン!ドンドン! 誰かおらぬか? ご領主オルランド伯爵様のお成りなるぞ。鹿狩りから城への帰り道、こちらで暫しの休息をご所望である。 扉を開けられよ。 小屋の中で未亡人はビックリして、家計の足しにと城下の織物商から請け負っていた針仕事の手を止めて戸口に急ぐ。 え!? は、はい。ご領主様、、 未亡人は修繕が必要なほどに古く傷んだ木の扉をギシギシと開けると、戸口に立った。 戸口の先で、高貴な身なりをした一人の男がこちらに向かって歩いてくる。 オルランド伯爵は齢にして40前後だろうか、まだまだ若々しく日に焼けた精悍な顔立ちをして、孔雀の羽飾りのついた幅広のフェルト帽に、黒地に金の刺繍が入ったサーコートを羽織り、ブラウン地の胴衣と半ズボン、そして、膝下は彼のスラリとしたふくらはぎを強調する白いタイツ、といった出で立ちで、丁度馬から下りて扉の方に向かって歩いてくる。 その途中、彼の魅力的な灰緑色の瞳は、戸口に立つ若く美しい婦人の澄んだ青い瞳を捕らえる。 伯爵は婦人に、まだ少年のような無邪気さを残す快活な微笑みを送る。 婦人は、後ろで三編みにした長く美しい髪を腰の辺りまで垂らし、ややゆったりとした、淡い萌木色に染められた亜麻のチュニックを着て、腰の辺りを鹿革のベルトで結わえている。 オルランド伯爵は、衣服の上からでもはっきりそれと分かる、くびれた腰回りと大きなお尻、そして、襟ぐりが四角に大きく開いた胸元からは豊かな胸の谷間が覗いていることを見逃さなかった。 少し世話になるぞ。 女、名は何と申す? 伯爵は尋ねた。 伯爵様、私はノーラといいます。 ノーラは遠慮勝ちに腰を落として会釈をする。 ノーラと申すか。 ノーラ、そなた、見目麗しき顔立ちをしておるな。 そう言いながら、伯爵はノーラのあごに手を伸ばすと、恥ずかしげに顔を背けようとするノーラを強引に自分に向けさせる。 そして、伯爵自らの日焼けした端正な顔立ちを、ノーラの顔にぐっと近づけ、伯爵はノーラの澄んだ青い瞳をしばしじっと見つめる。 ノーラは、顔を赤らめ思わず目を伏せる。 夫はいるのか? 伯爵がノーラに尋ねる。 いいえ。伯爵様。三年前に夫は橋の普請中に川の氾濫に遭い死にました。 今は遺された僅かな田畑で、その、、何とか、、一人で生計を立てております。 そうか、それは難儀であるな。 では、今は未亡人ということか、、 、、はい、、では、、何もお構いできませんが、中でおくつろぎ下さいませ。 ノーラは、やや沈んだ表情を悟られまいと気丈に応え、小屋の中へと手振りで案内する。 その時、伯爵の供の大型の猟犬が伯爵の足下をすり抜けて、素早く小屋の中に入り、部屋の隅を陣取ってどっかりと寝そべるのを伯爵は眺めながら、 おぅ、そうだそうだ。 今日捕った鹿の肉でなにか料理を振る舞ってはくれぬか。塩焼きでも、塩ゆででもよいぞ。 ああ、そうだ、胡椒は持ってきていたな?ギルバート。それから、ビール樽を持ってこい。 伯爵は従者に命じながら、腰から短剣を引き抜くと、従者の馬の尻にくくりつけていた見事な若鹿の、片方の太ももを切り落とし誇らしげに掲げて見せた。 すぐに樽を肩に乗せて運んできた従者の方を振り返ると、伯爵は従者に意味深な目配せをする。 すると、従者は伯爵に告げる。 旦那様、私目は7日後の聖マンカスの日の前夜祭とミサの進行について司祭様とお打ち合わせがありますゆえ、一足先に帰城致します。 伯爵は満足げにその言葉に応える。 おお、そうか、ギルバート、そうしてくれ。 伯爵は従者を手招きすると未亡人に聞き取られない様に小声で従者に付け加える。 あれ(正妻)の機嫌が気になるが、、まぁよい、あれには、リード準男爵と鹿狩り談義で大いに盛り上がった。今晩は彼の館の晩餐に呼ばれておるゆえ、帰城は明日になる由を伝えよ。 御意。仰せのままに。 と、従者はそれに応える。 従者の馬の蹄の音が小屋から遠ざっていくのを聞きながら、伯爵は、ノーラの小屋の中に遠慮なく入る。 小屋の中は暖炉に火が入り、丁度類は粗末だが、部屋の中は綺麗に片付けられている。 伯爵は、満足げにテーブルの椅子にどっかりと腰を下ろす。 さて、少しゆっくりさせてもらおう。 ノーラは調理場に立ち、鹿肉を塩と、伯爵の胡椒でグリルし、それを木製の大皿に山に盛って、ビールを並々と満たした陶製のジョッキと共に伯爵の前に据える。 おぉ、これは旨そうだ。 伯爵は、肉の香ばしい薫りを吸い込むと、骨付きの鹿肉に手づかみで喰らい付き、頑健な顎で肉を引きちぎり頬張る。それから続けざまにビールをぐびりぐびりと一気に喉に流し込む。 ぷはぁ~っっ! これは最高だ! ノーラ、ビールをお代わりだ。 はい、ビールですね。 あと、他に何もありませんが、これは、塩ゆでにした山菜のポリッジでございます。これも良かったらお召し上がりください。 とノーラは言いながら、小麦の粥の入った皿も差し出す。 その時、伯爵は横で給仕しようと前屈みになり、皿を差し出したノーラの胸の谷間が露わになったのを見逃さなかった。 伯爵は、片腕を素早くノーラの背後から腰に回すと、もう片方のがっしりとした手を、ノーラの豊かな胸元の谷間の中に差し入れる。 伯爵はノーラのおっぱいをむんずと鷲掴みにするや、ぶるんぶるんと揺れる白く柔らかいおっぱいを揉みしだいた。 あっ!、きゃっ! お止めください。伯爵様。お戯れを! そう言って、ノーラが慌てて伯爵の手を振りほどいて身を引くのを見遣りながら、伯爵は豪快に笑う。 ははは! これはすまなかった。 そなたのおっぱいは、眺めるだけでは惜しいゆえな。 もう、伯爵様ったら! ノーラも伯爵の屈託のない笑いに乗せられ、思わず苦笑いを浮かべる。 ほう、ポリッジか。 伯爵は、更にビールを一杯平らげた後、木のスプーンでポリッジを口に運ぶ。 これは、ポリッジにしては美味だな。ノーラはグラマーな上になかなかに料理上手なことよ。 はて? だが、パンではなくポリッジとはな。 それを聞き、ノーラは少しばつが悪そうに応える。 実は、春先の長雨が祟って、今年は麦の作柄が良くなく、金貸商からお金を貸してもらえませんでした。 それで水車税を払えないために村の水車を貸して頂くことができず、、小麦を挽いてパンを作ることができないのです。 そして、ノーラは思わず話を続けてしまう。 、、、金貸商には、実は、さらに返さなければならないお金があるのです、、、 明日の日暮れまでに5エキュ銀貨を返せなければ、金貸商には私の体で借金を返済するしかないのです。 、、あぁ、伯爵様にこんなことをお話するつもりはありませんでした。 大変失礼しました。 ノーラは、その美しい顔を曇らせ、申し訳なさそうに頭を下げる。 それで、5エキュ銀貨を返すあてはあるのか? 伯爵はノーラに訊ねた。 いえ、、 仕方のなきことでございます。。 伯爵は、ノーラを見つめながら少し思案して言う。 そなたは私にその金を恵んでほしいか? ノーラは即座に応える。 いいえ。その様なこと、毛頭考えも及ばないことでございます。 そうか。 施しは受けぬか、気丈なことよ。。 ならば取引といこう。 伯爵はノーラに向き合い、瞳をじっと見つめて言う。 7日後の聖マンカスの日の恒例のミサなのだが、司祭が礼拝の者々に振り掛ける「黄金の聖水」と「白銀の霊水」がまだ手に入っておらぬ。 それをノーラに供してもらおう。 あれは、非処女のものでなければならぬ。 さすれば、その借金は私が払おう。 ノーラは、それを聞きビックリして言う。 でも、あれは高貴な身分のご婦人から「溢れ出す」、、ものでなければならないのでは? 伯爵は笑いながら応える。 それはそなたが案ずることではない。 代々よりオルランドの地の領主、オルランド伯爵たる私が選ぶ女性が高貴でないはずがなかろう。 そして、異例にも私自らが聖なる「採取の儀式」の立会人となるのだ。 誰もそなたの身分に異を唱えることは叶わん。 ノーラは、少し不安になって言う。 でも、毎年、聖水と霊水の「味」と「匂い」は、祝祭の後も暫くは巷の話題になりますよね? 今年の霊水の香りは少し酸えたチーズの臭いだ、いや、それがたまらないんじゃないか、とか、どうとか、、暖 良いではないか。 それが高貴なレディの証、勲章となる。 そなたの名が世に知れ渡るのだ。 そう言うと、伯爵は床の空いたスペースに移動し、ノーラに言う。 では、早速儀式を始めよう。 ノーラよ、服を脱いで、裸でこの床に四つん這いになるのだ。 え、今すぐにですか? ノーラは慌てて言う。 嫌なのか? それとも、そなたはあの醜い金貸商と一晩夜を明かしたいのか? いえ、それは、、嫌でございます。 ノーラは、暫く思案した後、 、、は、はい、、わかりました。 と静かにうなずく。 ノーラは萌木色のチュニックをぬぎ、上の亜麻の下着を脱ぐと、ぼろんとノーラの白く大きなおっぱいが顔を出す。 その大きめのピンク色の乳輪からは、ノーラの幼さの残る顔立ちとはギャップのある、迫力ある長く大きな乳首が突き出ている。 そして、そのまま下の下着を脱ぐ。 ノーラの、白肌のきゅっと締まったウエストから、むっちりとした腰周りと太ももが露わになる。 ノーラは、恥ずかしげに太もものつけねのふっくらとした恥丘に生える柔らかい陰毛を手で隠しながら、やや内股の姿勢で伯爵の前に進み出ると、おずおずと四つん這いの姿勢になる。 四つん這いになったノーラの大きなおっぱいは、ぶるんぶるんと揺れながら、その先っぽが床に付かんばかりに嫌らしく垂れ下がっている。 そうだ、そのまま少し股を開くんだ。 伯爵はノーラの後ろに回り込み、ノーラの大きく白い桃尻が左右に割れるのを眺めながら、空いたビールジョッキが丁度ノーラの股の下にくるように床に据えた。 え!?あ、あの、、いや! 伯爵様、後ろを見ないで! いやっ!恥ずかしい。。 ジロジロと見ないでくださいまし。 ノーラは羞恥心で一杯になり、赤らんだ顔を思わず背けた。 まぁ、良いではないか。 そなたの尻は白く柔らかそうだな。 伯爵は、思わずノーラの尻の割れ目に手を伸ばし、さらに股の奥に手を差し入れると、手のひらでノーラのおまんこ全体を優しくすりあげる。 ノーラは、ビクッと腰を震わし、思わず身をよじり、背を反らす。 あっ!あん!いやっ 伯爵様お止めください。 ははは! 悪かった。嫌らしい姿ゆえついな。。 伯爵は、ついついにやついた表情をだしそうになるのを必死にこらえながら、 では、ノーラ、「採取」の儀式を始めるぞ。 聖マンカスの名に懸けて、黄金の聖水を供するのだ。 、、、 沈黙が流れる。。 伯爵様、でも、私、このままおしっこをするのはやはり恥ずかしくてできそうにはありませぬ。 ならぬ、ノーラ。 既に儀式は始まっておる。 中断は許されぬ。 続けよ。
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2018/04/28 12:12:57(jZpc.eqq)
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