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保護者奴隷
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:保護者奴隷
投稿者: koniro ◆fHUDY9dFJs
保護者奴隷計画

その1

佐藤監督から初めてfacebookのDMが届いたのは1ヶ月ほど前だった。
内容は前日の惜しい敗戦について監督である自身を責めると共に、一年生で唯一、短時間ではあるものの、試合に出る事が出来た息子に対する今後の期待と励ましのような内容だった。
こんなDMを試合に出た生徒たちの保護者皆に送っているのだろうか?それとも初めて試合に出してもらったにも関わらず大した活躍もできずに終わった一年生を気遣っての事なのだろうか、いずれか計りかねたままに私は佐藤監督に返信をした。

「昨日の試合はお疲れ様でした。息子も第4クウォーターに出させて頂きありがとうございました。1分程度とはいえ、試合に出れた事で一段とやる気が出てきているように感じます。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。」

そう返信すると翌日にまた佐藤からDMが届いている事に気付き開封した。

「シンジくんは大変センスがあり、今後とも厳しく指導をして2年生になる頃にはエースになってもらわなくてはと思ってます。京子さんのfacebookの投稿を拝見しましたが、会社は銀座駅の近くなんですね。
私も会社オフィスは京橋駅の近くにあり、あまりの近さに驚いています。
お仕事と家事、育児で大変かとは思いますが、仕事終わりに軽く一杯なんて事は可能ですか?
京子さんのfacebookの投稿を見ていたら色々と似ている所があったり、シンパシーを感じており、色々とお話しをしてみたいと思っています。」

DMを読んだ最初の印象は何とも言えないじめっとしたイヤラシさを感じるものだった。
言外に色々な意味が含まれているのではと疑ってしまった。
だが、そんなわけはないとすぐに己の妄想を払拭した。
佐藤監督は外部コーチであり、教員ではないとはいえ、保護者と個人的な接触を持つのはもちろん禁止されているし、ましてやパワハラ、セクハラなどすれば一発退場の社会的制裁を受けるのは周知の事実である令和にあって、やましい気持ちで保護者を飲みに誘うなどあり得るわけがない。
監督は本当に何か息子のシンジについてなのか、何なのか分からないが話したい事があるのだろう。そう思った。
だが、とはいえ佐藤と飲みに行くのは些か気が引けた。もっと言えば、全く気乗りしない提案であった。私自身中学、高校とバスケをしていた事もあり、息子のバスケには全力でサポートをしたい気持ちがあったし、私自身息子を応援しているのは楽しい事であり、生きがいでもあった。ましてや旦那とは夫婦仲がとっくに崩壊していて仮面夫婦であったから、1人息子のシンジに対する愛情は特別なものがある。
だが、それでも佐藤と2人きりで食事をする事を想像するとどうしても重いため息が漏れてしまうのだ。

佐藤はこの東都川学園中学バスケ部を強豪校にしたバスケ会の重鎮であり、業界の有名人であったが、人間性にはずっと疑問を持っていたからだ。
粗暴で言葉遣いは極めて悪く、一部の生徒を贔屓し、戦力外とみなした生徒に対する当たりの強さは目を背けたくなるほどであった。
強豪校だからと、ある程度は覚悟していたし、許容もするつもりではいたが、時折度が過ぎるのではと感じる事がある。
そんな佐藤の態度を何度か目の当たりにしていた私は息子の指導者とはいえ佐藤に良い印象を抱いてはいなかった。

「お誘いありがとうございます。是非お時間が合えばよろしくお願いいたします。」

はっきりと断るわけにもいかない気がして、そのように返信した。あまりの素っ気ないメールに佐藤が憤慨してしまわないだろうかと送信ボタンを押してから少し後悔を感じたが、佐藤との食事を回避したいが、怒らせるのは得策ではないとなると、やはり今しがた送った返信内容が正解なように思え、そのままfacebookの画面を閉じた。
 
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2025/08/27 16:43:27(6veb68kw)
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