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男の娘
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:男の娘
投稿者: Yui
その①

「ねぇ三田君。僕のことをどう思う?」
「なんだよ突然。意味不明なことを言ってるぞ」
「知ってるんだよ。いつも僕のことをエッチな目で見てるでしょ?」
「な、何をバカな。男同士だぞ。変なこと言ってるんじゃないぞ」
「ふ~ん。勘違いなのか。それなら別に良いや」
「ど、どういうことだ? もし勘違いじゃなかったら、何だ?」
「聞いてもらいたい話があったけど、勘違いなら仕方ないや」
「何だよ。聞いてやるから話してみろよ」
「いや、そういう人でないとダメな話だと思うから」

僕は大学三年生の結衣、女の子のような名前だけど男の子です。
子供の頃から名前だけでなく、顔も女の子みたいでよくイジメられました。
小柄で色白、あと他に誰にも言えない秘密が・・・。
今は少しだけ髪を伸ばして、あえて中性的な雰囲気にしています。
会話の相手は同級生の三田君。
僕とは対照的に大柄な男で、いつも僕の近くで授業を受けている印象。
彼の視線が、Tシャツの袖から覗く、僕の脇に注がれているのに気づきました。
ザックリと脇の開いたシャツを着ていたので、試しに隣に座ってみました。
予想通りに、いや、それ以上に興奮している様子の三田君でした。

「とにかく話してみろよ。相談があるなら乗ってやるぞ」
「どうしようかなぁ。笑わないって、約束してくれる?」
三田君は大袈裟に頷き、僕に話を続けるように促した。
僕は話を続けた。 
「毎朝ね、電車で痴漢されるんだよ。どうしたらいいかな」
「えっ? 男の結衣に? もちろん相手は男なんだよな?」
「そう。でも最初は僕を女の子だと思っていたみたいなんだよ」
「まぁパッと見た目は女にも見えるよ、結衣は」
「それでね、最初はお尻を触られてただけだから無視してたのね」
「お尻をか・・・むむむ」
「でも次第にエスカレートしてきてね、前の部分を触られたの」
「前・・・チンコをか? 痴漢は男だと気づいたのか?」
「うん。でもそれで痴漢されるのも終わるだろうと思ってたの」
「それはそうだろうな」
「でもね、また痴漢されたんだ。それも、もっとエスカレートしてね」
「エスカレートって・・・」
「以前は後ろから痴漢されてたのが、今では前に立って痴漢されてるの」
「じゃあ顔は見たのか?」
「うん。会話もしてる。この服は昨日、痴漢から渡されたものなんだよ」
「着て来いと言われたのか?」
「そう。最初は僕も少しだけ楽しんでたんだけど、ここまでくると・・」
「それで普段と少し違う感じな服なのか。やけに・・こう・・・」
「エロいよね。脇は開いてるし、それにこの短パンだものね」
「ジーンズ以外は見たことがなかったから不思議に思ってたよ」
「今朝は短パンの裾から手を入れられて、ずっと僕のモノを握られてた」
「その間、結衣は何していたんだ? 声を出せばいいじゃないか」
「僕も痴漢のを握らされてたの。バレて困るのはお互い様だったの」
「わかった。明日から俺が付き合ってやるよ。それなら安心だろ?」
「一緒に電車に乗ってくれるの? これから毎日?」
「電車に乗るは面倒だな。俺が車で連れてきてやるよ。いいだろ?」
「僕は構わないけど・・・いいの? 毎日だよ?」
「じゃあ、しばらくの間、俺の所から大学に通わないか?」
「三田君のウチから? でもそれって、痴漢よりも危険だったりしない?」
「バカ言うな。そんな気はないぞ。信用してないのか」
「冗談だよ。でも僕の服装の違いに気づくくらいだから、ちょっとね」
三田君は必死に誤魔化していたけど、エロい視線は隠せないんだよ。
でも信じてあげたことにして、三田君の提案に乗ることにしました。
ちょっと面白そうだしね。

授業が終わると直ぐに車に乗せられ、三田君のアパートへ直行しました。
部屋は広めのワンルーム、意外にもゴミ一つ落ちてない綺麗な部屋でした。
「さぁ入ってくれ。今日から結衣の家だと思ってくれていいから」
「大袈裟だよ。ほんの数日でしょ。でも何も買って来なくて良かったの?」
「着替えは俺んチにあるから。それを着てくれよ」
「でも僕と三田君ではサイズが違い過ぎるよ?」
「いや、大丈夫だ。待ってろ。今、出してくるから」
そう言ってクローゼットの奥から出してきた服は・・・何? 制服?
「コレって変じゃない? スカートだよ。この下着も女性用だよ?」
「結衣には似合うと思うぞ。サイズも問題ないと思うからさ」
「いや、そうじゃなくて・・・もしかして本気で着て欲しいの?」
「頼む。一生のお願いだ。もし着てくれたら、SEXは我慢するからさ」
「それって、SEX以外はすることになってる気がするんだけどな」
「別に男同士なんだからいいだろ? 痴漢されて楽しんでいたんだろ?」
「そこを突かれると何も言えないんだけど・・・」
「よし決まりだな。俺が手伝ってやるよ。着たことないだろ?」
「い、いいよ。着たことはないけど、たぶん大丈夫だからさ」
「いや、手伝わせろ。ここは俺の部屋なんだぞ。言うことをきけ」
「もう・・・わかったよ、わかりました。観念します、御主人様」
「よしよし、素直でよろしい。まず、シャツから脱がせてあげような」
シャツが脱がされ、短パン一枚で上半身を裸にされる。
「色が白いよな。脇の下がツルツルだけど、剃ってるのか?」
「まさか。生えない体質なんだと思う。髭も一度も剃ったことがないよ」
続けて短パンを脱がされ、パンツ一枚の姿に。
「やっぱり男の子が好きなの? 僕が思っていた通りの人なの?」
「別に男が好きなわけじゃない。結衣のことが好きなだけだ」
パンツに手がかけられたところで僕からの一言。
「笑わないって約束してよね。絶対、絶対にだよ」

三田君は頷くと、最後の一枚を僕から剥ぎ取った。
「えっ? 結衣はパイパン・・・いや、男だからパイチンか」
「恥ずかしいから、あまり見ないでよ」
「驚いた。ワキ毛が無いから、そうか。そういうこともあるのか」
「もういいでしょ。女性用でもいいから下着を着させてよ」
「それにしても可愛いチンチンだな。結衣にはピッタリだな」
「もう嫌だ。もう帰る。そのパンツを返してよ」
「悪い悪い。でも笑わなかっただろ。むしろ俺は喜んでるくらいだ」
三田君が広げてくれたパンティーに脚を通すと、ようやくモノが隠れました。
しかし今度はパンティー姿の自分が恥ずかしく感じる。
「三田君、これって変だよね? 恥ずかしいよ」
「よく似合ってるよ。そうしているとマジで女にしか見えないぞ」
更にブラを着け、制服も着たところで鏡の前に立つ。
大柄な三田君と並ぶと、僕の小柄さが一段と目立つ。
「やっぱりな。思った通りに可愛いよ、結衣。今から外に出ないか?」
「無理。それは無理だから。そんな勇気は僕には無いよ」
「夕飯の買い出しに行くだけだぞ。まぁ初めてだから仕方ないか」
「このスカートではパンチラが気になって、とても外出はできないよ」
「でも普通の制服だぞ、それ。心配しなくても見えてないって」
「本当に?」
「それにさ、もしパンチラしても気にするなよ。サービス、サービス」
三田君が僕の身体を上から下まで舐めるように眺め始めた。
まぁパンチラしたからといって、特に気にしなければいいのか。
それもそうだな、という気分になってきた。
「やっぱり外出してみようかな? でも本当に変じゃない?」
「変じゃないよ。よし、行こうぜ。俺が一緒だから心配するなよ」
三田君と初めての女装デートをすることになりました。
 
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2014/09/30 02:22:15(9uiQIeHy)
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