その日の夜、美奈は風呂に入っていた。(あんな事をしてしまうなんて…あの子、私の事なんて思ってるかしら?…きっと変態女って思ってるよね…)(あの太くて固いモノに貫かれたいなんて無理な話よね…せめて私の身体を触って欲しかった…)なんて考えていた…その頃、亮は…風呂に入っていた。(あの素敵なお姉さんがあんな事を…俺もお姉さんに触りたかったけどびびってしまった…触ってみたいな…できればHなんて…それは無理か…)なんて考えていた。次の日、美奈はいつもの駅、いつものホームにいた。ヤツもいたいつものように痴漢されいつもの乗り換えのホームに向かった。亮もいた。2人は電車に乗り身体を密着していた。(今日はあんな事したらダメ)美奈は自分にそう言い聞かせていた。その時、亮は美奈の身体に触れた。(アッ…触ってくれている。うれしい…でも、私の感じるトコはそこじゃない…)美奈は身体を動かした。亮の手が美奈の感じるトコに(アァ…ソコッ…もっと強く…)「あなた何してるの次の駅で降りなさい」見知らぬ女性が亮の手を上げていた。彼女は警察官で痴漢摘発の為、電車に乗っていた。電車が止まりドアが開いた。「あなたも一緒に降りてください」