突然現れた あの娘 ~天使★小悪魔~(18禁 ver)1
ピンポーン!ピンポーン!
うだるような暑さの日が続く7月22日
日曜日の午前11時頃…
多分…俺は今日という日を一生忘れないだろう…
自宅アパートのチャイムが何度となく
鳴り響く…
そのチャイムで目を覚ました俺は
パンツ一丁だったのでモゾモゾと昨夜脱いだ
黒のTシャツにグレーのスウエットを履いて
玄関に向かった。
目はショボボ…頭には寝癖をついたまま…
ガチャりとドアを開けた。
目の前にはランドセルを背負った
ひとりの少女が立っていた
(今日は日曜日なのにランドセル??)
そんな事をふと思ったが、そんな事は
どうでも良かったようだ…
一切無表情…
何も言葉を発しない…
誰だろうこの子?とおもっている間に
スタスタと2LDKの俺の部屋に入ってきた。
そして部屋の中をキョロキョロと見渡している
トイレ、お風呂、台所…
「ふ~ん…こんな感じか…ま、いいっか…」
ひと通り部屋の中を見渡し終わると
テーブルの前にどかっと座り
「ねぇ…ジュースとか無いの?」
無表情のまま俺の方を見ながら言い放ってきた。