気が付くと毎週土曜日の夜は、私と涼香が義父と義娘ではなく、一人の男と女になれる日になっていた。
その日も深雪は夜の7時に義母の店を手伝う為に家を出た。
その瞬間から私と涼香の淫靡な時がカウントダウンを始める。
何時ものようにリビングで、ビールを飲みながらくつろいでいると、涼香がコーラを持って私の横に座った。
ただ今までと違うのは、パジャマ姿ではなく白いTシャツにジーンズ姿の普通の女子高生涼香である。
Tシャツからは、ブラのシルエットが見えるが、その色は純白である。
「今日はこれから出掛けるのか?」と聞くと、
「どこにも出掛けないよ。どうして?」と涼香が返してきたので、「ぁっいや、何時もと違うから・・・」と答えると、「パジャマじゃないから?」と聞かれ「ん、ああ・・・」としか答えれない私に「涼香も出掛けたら、お義父さん一人になるから寂しいでしょ?」と聞かれ、「ん、ああ・・・」としか答えれない。