(ここの食堂は、やっぱり美味しいな。そのへんのレストランより旨いかも。)
僕は、お義父の会社の社食で昼食をしていた。
「ねえ、あの人誰?背が高いし、めちゃくちゃイケメン。」
「ヤダ!知らないの。会長の娘さんの旦那。我が社の大株主よ。」
「でも不思議ね。いつも一人で、資料室で勉強してるのよ。何か大学生みたい。」
「バカ!声が大きい。聞こえたら大変よ。クビになっちゃう。」
僕は、彼女達の話しが聞こえたので、会釈したら、
「ヤバイ、聞こえたよ。どうしよう。うわーこっちに来た。」
「おはようございます。クビになんてしませんよ。本当の事だから、僕みたいな2流大学出は、この会社で就いて行ける訳ないから、まずいろいろ勉強させて貰ってます。皆様の足手まといに成らない為にね。
それより、あなた達美人ですね。やっぱり大企業の社員は違うな。いけない、これってセクハラかな?」
僕は、食器を下げ資料室に戻った。
「何何、凄いフェロモン。何かドキドキして来た。」
「ねえ、彼の股間見た?もしかして私達見て勃起してたりして。」
「見た見た、盛り上がりが半端なかった。あれで普通なら、もし勃起したら。ヤバイ濡れてきた。」
女性社員達は、僕の話しで楽しんでいたのである。