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出張の密かな楽しみ。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:出張の密かな楽しみ。
投稿者: ぽんぽこ ◆e.YwbpOdo.
 地方都市のスーパーに勤めるバイヤー、39歳の私は、今日も出張で東京を訪れている。

 市場や百貨店、メーカー等、取引先への挨拶廻りや入荷の打ち合わせ等、出張は決して楽しいものでは無かったが、出張には密かな楽しみもあった。

 それは訪問マッサージである。インターネットで写真を見ながら好みの男性を選んで身を委ねる。客や取引先の我儘に晒される私の唯一の贅沢だ。

 今回は「癒しの手」というサイトで見つけた八坂。サイトのプロフィール写真に写っていた彼は、涼やかな目元にメガネを掛けた、いかにも知的な印象で私の好みだ。個人ながら柔道整復師の資格を持ちレビューも高い。特に女性口コミが多く、マッサージだけでなく、指圧や按摩にも造詣が深い。彼ならきっと私のひどい肩こりも楽にしてくれるだろう。


素肌にホテル備え付けの浴衣一枚だけの格好で訪問者を待っていると、フロントからの電話連絡の後、部屋の呼び鈴が鳴った。私は肌を隠すように浴衣を深く合わせ、ドアを開ける。


「八坂です。出張マッサージに伺いました」


 低く落ち着いた声に私の胸が高鳴る。細身ながらも鍛えられた体。プロフィールの写真通りの知的な雰囲気とともに、柔和な笑顔を湛え、優しげな男の色気が漂う。私は八坂に思わず見とれてしまいそうになるのを必死でこらえた。


「どうぞ、お入りください」


 部屋に招き入れると、八坂は施術バッグから問診票を取り出し、私の症状を丁寧に聴きながら記入していく。

「なるほど…肩凝りですか…それはお辛いでしょうね。ちょっと失礼します」

 八坂は私に手を伸ばす。私は正面から間近に彼を見上げた。彼の手の温もりが首筋や肩に触れる度に彼は真面目な表情で「うん…うん…」と確認するように低く穏やかな声を発し、その度に喉仏が微かに動く。

ああ、この男が、私の身体を解きほぐしてくれるのだ。そう思うと、身体の芯が潤うのを感じた。



 私は八坂に促されるままにベッドにうつ伏せになり、タオルケットをかけられた状態で施術が始まった。


「まずは、背面から失礼します」


 八坂の指が、私の首筋に触れる。ひんやりとした感触の後、じんわりと温かさが伝わってきた。そのまま首の付け根から肩甲骨へと、ゆっくりと圧が加わっていく。


「かなりお辛そうですね。特にこの辺りは、石のように硬くなっています」


 八坂の指が、私の肩甲骨の際をなぞり、凝り固まった筋肉をゆっくりと溶かす。痛みは無く、気が付くと奥に入り込む程に柔らかく解れ、凝りの不快感がいつの間にか心地よさに変わっていた。


「ふぅ……」
 思わず、安堵の吐息が漏れた。長年のデスクワークで凝り固まった肩や背中が、八坂の手によって少しずつ解き放たれていくのがわかる。まるで、凍り付いた氷が、春の陽射しを浴びて溶けていくようだ。停滞していた血流が良くなり、背中全体が温まっていく。

首、肩、背中、腰までの上半身背面のマッサージが終わり、今度は仰向けになるよう促される。


「次は、前面にいきましょう」
 八坂の手が私の肩を包み、巻き肩をゆっくりと回して矯正していく。背中を解しているせいか、痛みも無く驚く程スムーズに肩が回る。次いで八坂は私のデコルテに触れ、鎖骨のくぼみをなぞるように、ゆっくりと指を滑らせた。


浴衣が開け、ブラジャーを着けていない胸元が露わになるが、八坂は真剣な顔で施術に集中する。その気恥ずかしさに私は微かに興奮を覚える。

その興奮が核心に変わったのは、八坂の手が私の脇と胸筋上部に触れた時だった。


「ひあっ」
私は思わず声を上げて全身がびくんと反応する。


「くすぐったいですか?」


「いえ…そうじゃないんですけど…あ…」
八坂の手は乳房の膨らみには触れず、その周りを掌で包む。その焦れったさが返って私の意識を集中させる。浴衣はいよいよ開け、私の汗ばんだ乳房は八坂の目の前で丸出しになりふるふると波打つ。


「少し休憩しますか?」
「いえ…続けてください…」


「あ…あん…ひっ…」
私は必死に我慢しても抑えきれない喘ぎを漏らしながら、太腿を硬く閉じてモジモジと身悶える。
乳房の膨らみに、その尖端でツンと硬くなっている乳首に触れて欲しい。そう考える程に感度は増し、ショーツを履いていない秘部から蜜が溢れて閉じた内腿をぬるぬると滑らせた。


「あの……」
 私は意を決して、声を絞り出した。


「その…バストトップのマッサージも、お願いできますか?」八坂の手がピタリと止まる。少し間があって、彼が静かに尋ねた。


「宜しいのですか?」
 彼の声は、変わらず穏やかだった。しかし、その声には、私の意図をすべて見透かしているかのような、深い響きがあった。


「その…鼠蹊部とか、内腿とかも…お願いしたいのですが…」

 顔を紅潮させながら言葉を絞り出す。はしたない事を言っている自分に、羞恥心が湧き上がってくるものの、身体はもう我慢の限界を超えていた。


「…かしこまりました」
 八坂は少し考えてから、私の要望を受け入れた。


「ではバストのマッサージをします」
彼の指先が私の乳房の稜線を螺旋を描きながらゆっくりと登り乳輪に触れる。乳首が期待に膨らんでこれ以上無く硬く勃起しているのが、目で見るだけで解る。彼の手技は凝りを解す為のそれではなく、明らかに性的快感を与えるためのそれにシフトしていた。


「あっ…ああっ…」
八坂の指先はなかなか乳首には触れてくれず、時折その尖端をフェザータッチで掠めるのみである。

八坂の空いたもう一方の手が私の腹部を這いながら、徐々に下腹部に近付いていく。やがて彼の指が鼠蹊部をゆっくりと辿り、その指先が、私の秘部に限りなく近い場所をかすめた。


「ひぁっ……」
 思わず、声が漏れた。身体の芯が、じわじわと熱くなっていく。まるで、ロウソクの火が、ゆっくりと燃え広がるように。

 彼の指が、内腿を深く滑っていく。普段、誰にも触れさせることのない、私の最も柔らかな場所。その場所を、八坂さんの指が優しく、しかし確かな圧で揉みほぐしていく。


「んぅ……」
 全身が、まるで電気に打たれたように痺れた。脳が、快感に支配されていく。さらに、彼の指が乳首に触れる。優しく、しかし確実に、私の乳首を摘み、ゆっくりとその圧を高めていく。


「あぁっ……」
 背中が弓なりに反り、私の身体は大きく震えた。押し潰された乳首が、熱く硬く尖っていくのがわかる。乳首を離さないまま彼の掌が乳房全体を包み、優しく、しかし情熱的に揉みしだいた。

もう一方の手はいよいよ秘部を捉え、指先に愛液絡ませながら割れ目を競り上がり、その滑りのままクリトリスの周りをゆっくりと旋回する。
そして絶頂を迎えようとした瞬間、八坂は一瞬手を止めて、絶頂直前のもどかしい快楽を私の身体に刻み続ける。


「んんっ…お願い…お願い…欲しいの…」
 理性を保つのが難しくなっていた。私の口からは、意味をなさない嬌声が漏れる。身体は、もう彼の虜だった。熱い息が、喉の奥からせり上がってくる。もう、私の意識は、快感の波に揺蕩って白濁している。


「…もう…限界…おかしくなりそう…」
 私の言葉を聞きながら、八坂はマッサージの手を止めない。彼の指は、私の性感帯を確実に捉え離れようとしない。


「くすぐったくないですか?」
 八坂は意地悪く私の耳元で囁く。だがその声の震えには、私に向けた、八坂の欲情を孕んだ深い色気が含まれている。私はそれが堪らなく嬉しかった。


「お願い。八坂さんの…八坂さんの、ちんちんが…欲しいの…」
 もう、羞恥心などどうでもよかった。私の身体は、彼の肉棒を求めて、ひどく熱く燃えていた。
 八坂の目が、私の目をじっと見つめながら顔を近づけ私に唇を重ねた。重ねた唇から漏れ出る吐息には、情欲の炎が揺らめいている。


「…私も限界です…」
 彼はそう言って、メガネを外すとゆっくりと立ち上がり、自分の服を脱ぎ始めた。

 現れたのは、見事なまでに鍛え上げられた、男の肉体。しなやかな筋肉が、まるで彫刻のように美しい。そして、その股間には、私の想像をはるかに超える、立派な肉棒がそそり立っている。

子供の腕程あろうかという程太く長い肉棒は深い紅色に染まり、無数の太い血管を浮かび上がらせている。艶のある大きな亀頭はぷっくりと張り詰め、その尖端の割れ目から透明な涎が糸を引いて落ちるのが見えた。

「ひぅっ……」
 人生で初めてと思えるそのエロティックなビジュアルに、私は思わず息を呑んだ。[この肉棒が私に入ったら…]そんな想像が瞬時に脳内を巡り、私の奥は、その巨根を迎え入れることを渇望していた。


「すごい…ちんちん…こんなの初めて…」
私は吸い寄せられる様に八坂の肉棒を手に取り口に運ぶ。陰毛や陰嚢から漂う微かな淫臭。八坂の亀頭が垂らす涎を舌先で掬うと、ほんのりとした塩気が麻薬の様に私の脳を犯す。


「ああっ…ちんちん美味しい…美味しい…」
暴力的な肉棒は私の口腔に収まらずに喉までもを犯す。八坂の陰嚢は膨らみを増し、私の口腔でビクビクと躍動する肉棒は、八坂もまた射精の波を我慢している事を伺わせた。「オエッ…ぐふぅ…」私は、苦しみから嗚咽しながらも、メスとしての本能が離す事を許さない。


コンドームを探してキョロキョロする八坂を制したのも私だった。

「そのままでいいよ…」
私は自ら発した言葉を言い切らない内に八坂を押し倒し、天に向かって競り上がる禍々しい肉棒に濡れそぼった秘部を押し当て、私は自らゆっくりと腰を沈める。


「あぁっ……!」
 歓喜の悲鳴が、私の喉からこみ上げた。私の奥が、彼の肉棒をすべて飲み込んだ瞬間、全身が、ひどい電流に打たれたような快感に包まれた。


 これまで味わったことのない、濃厚な快感。彼の肉棒が、私の奥を深く、そして優しく突き上げてくる。


「はぁ…はぁ…もっと……もっと…」
 私は彼の逞しい胸筋に顔を埋め、狂った様に腰を振った。八坂は私の尻を掴むと力強く抱き寄せ、密着させてさらに深く、私の奥に亀頭を擦りつけてくる。


 彼の肉棒が、私の奥の敏感な場所を刺激するたびに、私は身をよじり喘いだ。快感の波が次から次へと押し寄せてくる。


「んんっ…八坂さん…逝きそう…」
 意識が朦朧とする中、私は彼にそう告げた。彼は、私の言葉に応えるように、さらに腰を激しく動かし下から私を突き上げる。私を支配する快感は、まるで熱い奔流のようだった。その奔流に私の意識は流されて前後不覚に陥る。八坂の肉棒は激しく膨張し、上下に躍動しながら溜め込んだ精を私の中に全て吐き出した。

だが八坂の肉棒は私の中で仄かに柔らかくなったかと思うと、すぐに硬さを取り戻して再び私を責め立てる。

 潮を噴き、小便を漏らしても腰の動きが止まらない。尿臭のする染みを作ったベッドの上で、八坂は私の秘部を追い掛けては肉棒を忍ばせ、何度も体位を変え、その度に私はその子宮に何度も八坂の精を受ける。

漸く落ち着いたのは終電をとうに過ぎた明け方4時を回った頃だった。


「ねえ八坂さん。次に来た時もお願いしていい?」


「勿論。しっかり予定開けておきますよ」
などと談笑をしつつ、八坂は朝靄の中を帰って行った。



 帰りの新幹線。私はスマホを取り出し、八坂のレビューに星5を付けつつ、彼の人気が増す事に少し胸を痛める。けれども誠実な彼はきっと私との約束を果たしてくれるだろう。

早くも次の出張が待ち遠しい。
そんな想いを胸に私は地元へと帰った。

(了)

 
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2025/06/04 00:41:33(NvrEjLmE)
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