ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
生命
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
投稿の削除 パスワード:
1:生命
投稿者: セレナ ◆KnFHojOWaA
激しく唇を重ねる。
無意識にお互いの舌を求めあう。

今夜が・・・
今夜が最後なのだ。

明日になれば、翔子のその弱りきった瞳から、最後の光が失われるだろう。

その日、俺はデパートの地下食品売場で閉店後の掃除をしていた。
他には一人の人影もなく、それはいつもと何も変わらなかった。
突然の轟音、激しい振動、そして閃光。

人類が開発した超兵器によって、人類は自らを滅ぼした。

俺は何もかもが吹っ飛び、華やかだった町の面影すら残らないガレキと骨しかない土の上で、ただ叫んだ。

どれくらいの時が経ったのだろうか、俺はゆっくりと歩きだした。

泣いた。今、地球に残った物は限りない絶望と、そして俺だけだ。

俺は地下にいたから助かったんだろうか・・・?他に助かった人間はいないのだろうか?

泣き疲れ、その場に倒れ込んだ時、人の声が聞こえた。

「・す・・て」
「誰だ!誰かいるのか?」
「助けてください・・・」

声が聞こえた方を見た。

俺は目が良い方じゃない。
それでも、はっきりと、その闇と絶望の中にまるで雪の様な肌を持った女性が、目に叩きつけられた。

俺は走りにくいガレキの上を全力で走った。
それは、彼女が綺麗だったからでは無い。
ただ、愛しかった。
自分以外の命ある人間が、いや、生き物が。
助けたかった。状況がわからないが。
感じていた。俺を救ってくれるのは彼女しかいないと・・・

俺は助けを求める彼女に、無意識に助けてくれと叫んでいた。
 
レスを見る(2)
2004/07/19 20:39:38(MweXsN34)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.