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生命
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:生命
投稿者: セレナ ◆KnFHojOWaA
激しく唇を重ねる。
無意識にお互いの舌を求めあう。

今夜が・・・
今夜が最後なのだ。

明日になれば、翔子のその弱りきった瞳から、最後の光が失われるだろう。

その日、俺はデパートの地下食品売場で閉店後の掃除をしていた。
他には一人の人影もなく、それはいつもと何も変わらなかった。
突然の轟音、激しい振動、そして閃光。

人類が開発した超兵器によって、人類は自らを滅ぼした。

俺は何もかもが吹っ飛び、華やかだった町の面影すら残らないガレキと骨しかない土の上で、ただ叫んだ。

どれくらいの時が経ったのだろうか、俺はゆっくりと歩きだした。

泣いた。今、地球に残った物は限りない絶望と、そして俺だけだ。

俺は地下にいたから助かったんだろうか・・・?他に助かった人間はいないのだろうか?

泣き疲れ、その場に倒れ込んだ時、人の声が聞こえた。

「・す・・て」
「誰だ!誰かいるのか?」
「助けてください・・・」

声が聞こえた方を見た。

俺は目が良い方じゃない。
それでも、はっきりと、その闇と絶望の中にまるで雪の様な肌を持った女性が、目に叩きつけられた。

俺は走りにくいガレキの上を全力で走った。
それは、彼女が綺麗だったからでは無い。
ただ、愛しかった。
自分以外の命ある人間が、いや、生き物が。
助けたかった。状況がわからないが。
感じていた。俺を救ってくれるのは彼女しかいないと・・・

俺は助けを求める彼女に、無意識に助けてくれと叫んでいた。
 
2004/07/19 20:39:38(MweXsN34)
2
投稿者: みっちぃ
あなた文才ありますょ
04/07/19 21:12 (56NT/.kg)
3
投稿者: セレナ ◆KnFHojOWaA
実は初めて書いてみたんです。
自分の中では話が広がって、あれも書きたい、ここも伝えたいと考えているんですが、携帯打つのに時間がかかって半分も書けないんです(T_T)

しかもエロ描写が苦手・・・
じゃあここに書き込むなって怒られそうですね(汗)
続きも考えてるんで、エロも積極的に取り入れながら頑張っていきます!
04/07/19 21:32 (X6l2de0S)
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