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AとK 出会い
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:AとK 出会い
投稿者: 佳織 ◆rD29W9Fc8k
【1部】1部はまったくエッチ要素無しです、雰囲気求めて無い方は【2部】からでも読めるのでどうぞ。

家庭に不満が有るわけでは無い
小学校へ入り益々やんちゃになった坊主は可愛いし妻もPTAだ、ママ友だと楽しくやっている

ただ‥何となく刺激も無く満たされない日々
クラブの蝶達と飲むのも何かが違う

最近通い出したフェテッシュバー
バーカウンターでスコッチを傾けていると
店用に名乗った呼称で呼ばれた

「ミキハラ様、お席が御用意できましたので」と。
ボーイに「あ~今日はいい。こっちでちょっと飲んで帰るつもりだから」と手をひらひら振って断る
「さようですか?では、ショーも始まりますので是非お楽しみ下さいませ」

照明が絞られ派手な重低音が響き
店の中心でワッと声が上がる
ボンテージQueenとSlavesのショーが始まったようだ
女の奴隷と男の奴隷がQueen達に連れて来られるのを観ながら二杯目のグラスに口を付けた頃

ふと気がつくと舞台とは逆の
店の奥にある重たそうなカーテンから三人の人影が静かにこちらへ向かってきた

店の女性黒服らしい人物がバーテンダーへ飲み物をと指示して二人をバーの端の席へと案内して奥へ座った男に頭を下げて会釈し
俺に背を向けた女には親しげに片手を挙げて微笑んでいた。

VIPが愛人奴隷同伴でもしてきたか?

上質そうなスリーピースを着、額をテリテリと光らせた恰幅の良い壮年の男がカウンターに肘を置きショーを指さしてバーテンダーに何かを喋っては妙に甲高い笑い声を発している
女は男の方に顔を向けているので良く見えないが、黒尽くめの小柄で腰周りが肉感的な女だ。女王様って雰囲気でもないなら露出系のコスチュームにでも着替えさせれば楽しめて良いだろうに‥とふと思ったが
まぁ関係ないしな。

拍手が起こり音楽が絞られ照明が明るくなった
赤と紫のボンテージを美しく着こなしたQueen達が近づいて来て
男に「先生、ご無沙汰じゃありません?お仕置きですわ!」「ワハハハ、すまんね奴隷ちゃんの世話がいそがしくてな」「嘘ばっかり!いらっしゃいな、お尻で圧死させて欲しいとお言い!」と男のネクタイに手をかけたqueenが黒尽くめの女に目配せした。

黒い女の声が聞こえた
想像より柔らかい声が「せんせ?楽しんで来ていいですよ?私少しお酒を頂いて適当に失礼いたしますから‥」「そうかそうか、バーテン彼女にシャンパンでも開けてやってくれ祝盃だからな」
そう言って『先生』はqueen達とルームへ消えていった。 

静かになったバーカウンターに女が残されて
ジントニックを‥と頼んだのが聞こえる
横顔が初めて見えた
「シャンパン御用意できますよ?」
眉を下げて女は軽く首を振り
「ん、そういう気分でも無いのよね」と眉尻を下げる複雑な表情に目が行ってしまう

特に美しいでも無いが佇まいというか、漆黒のジャケットのツーピースにバックシームの黒いストッキング
喪服のような様子にその表情が幸薄いというイメージをいだかせる
この店には不釣り合いな‥そこだけが異質な
いや逆に被虐感を感じさせる
好みでも無い女の姿に何故か色気を感じて喉がヒリついた。
 
視線が合った‥無表情な化粧っ気の無い白い顔が
不思議そうにこちらをうががう
ハッとした瞬間、空のグラスをカウンターにぶつけてしまい氷がスーツに跳ねた
バーテンダーが、動く前に
「ごめんなさい、私何かしてしまいまして?」と言いつつバーチェアから降りる
ストッキングに包まれた、むっちりとした太股がちらりと見えた
女は側に来て白いハンカチをそっと胸に押し当てた

【2部へ続く】
 
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2020/02/29 22:59:53(99f5hHqc)
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