【第1話 ついつい目線は…】
男たるものいつでも毅然とした態度でいよう。彼女や妻と一緒にいる時はせめて、パートナーに意識を集中させよう。さもなくば、パートナーの逆鱗に触れてしまうだろう。
だが、そこは健全な男子。いくらパートナーがいようとも、目の中に飛び込んでくるエロスには抗うことが出来ない。いや、むしろ自らエロスを目で追っかけている。
スーパーのレジなどで少し胸元が開いている服の店員さんを見つけると、覗き込んでしまうのがザ・オトコ。
さらに、上級者なるもの、カウンターの上に小銭をわざわざ重なるように置く。すると店員さんは前屈みになりながら、小銭を数えていく。前屈みになるということは、自分の方に店員さんの身体が近づく。そして胸元が覗きやすくなる。
結果として、ブラチラやブラに包まれたたわわなおっぱいが見られる。まれに貧乳ちゃんがサイズの合っていないブラをしている時は、乳首さんがこんにちは。そんなことを一度でも体験してしまうと、やはり期待してしまうものである。
日常のこんな些細な女性の動きに、男どもはついつい見とれてしまう。あぁ、儚きかな。男というものは…。