美佐男は、「ちくしょう、また、あの禿げオヤジに怒鳴られたよ」と友人の敦と酒を飲みながら、吐き出すように言った。美佐男の上司は哲二、55歳である。美佐男は26歳である。「いつか、あの野郎、ぶちのめしてやるからな」と怒りをあらわにした。
ここのところ 哲二のパワハラは激しくなり、いつも美佐男が犠牲になっている。
哲二のせいで、これまで 何人かは退職していた。
美佐男は古びたァパ-トに帰り、そのまま寝込んでしまった。
深い深い眠りが続き、体中に電撃が走り目が覚めたのである。
「今日も朝がやってきたかあ」美佐男は 万年床からごそごそと起き上がり
歯を磨くために、少しひびが入っている鏡をみたのである
美佐男は 腰が抜けるほど びっくりしたのである。
そこには 40代と思われる 熟女がいたのである。