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売られた娘
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:売られた娘
投稿者:
春は7歳の時に親に売られた。
家が貧乏だったからだ。
まだ幼いから女郎にはなれない。
だから雑用や子守りをさせられては、次々と転売された。
10歳の時には、サーカスに売られて軽業の修行をさせられた。
もともと利発で、柔軟でほっそりとした身体だったから覚えは早かった。
それでも客の前で芸を見せるために、サーカスの団長や先輩にあたる大人達の鞭を免れるのとは出来なかった。
春の訓練は、観客が帰った夜遅くや、霜の降りる早朝に行われた。
身体の動きを見るため、と言われて、まだ全く女らしい膨らみのない痩せた身体を全裸で舞台の上で動かした。
言われた事が出来なければ、食事は抜きである。
出来ても与えられる食事は、他の団員の残り物を集めた残飯みたいなものだ。
それを動物達の檻の間で食べる。
一緒に芸をする動物達の方が、まともな食事を与えられていたくらいだ。
春がいくら幼くても、訓練と雑用だけでは勿体ない。
そう考えた団長は、玉乗りや一輪車をするピエロとして春を舞台に出すことにした。
しかし子供用のピエロの衣装など無い。
団長の奥さんのアイデアで、春は顔の化粧だけでなく、裸の身体全体に水溜まり模様を描かれて舞台に出された。
大人のピエロは、全身を覆う全身タイツの衣装があるのに、春は裸にボディーペイントなのだ。
勿論不恰好なズロースも穿かされてない。
楽団の演奏する美しき天然の音楽に合わせて、春は玉に乗って楽屋から舞台へと出された。
戦前とは言え、サーカスの舞台は明るい照明に照らされてる。
肌色に赤と青の水玉模様の子供ピエロが全裸だと言うことは、やがて全ての観客が理解した。
せめて割れ目の部分を塗ってくれてたら..。
しかし、春の白い下腹部にあるくっきりと目立つ割れ目の部分には、色は塗られていなかった。
サーカスの観客は大人だけではない。
むしろ子供が多かった。
坊主頭の男の子も、おかっぱの女の子も、一番舞台に近い席から身を乗り出すようにして春の動きを見ている。
男の子が露骨に「すげえな!あのピエロの女の子、丸裸だ。」と言えば、女の子も「まあ、本当だわ。でも、恥ずかしく無いのかしら?」
と相槌を打った。
後ろの方の大人達の中には、やはり少女趣味なのだろう、「ほう、これはなかなか..」と感心する男もいる。
女性達は声を潜めながら「まあ、裸..」「可哀想だわ..」「きっと拐われてきたのよ」といかにも春に同情している風ではあったが、その表情には「あの子は、私とは身分が違う下等な人種なのよ。」と言う気持ちがありありと表れてた。
そして春が乗ってる玉から落ち、団長の鞭が春の身体に飛ぶと、観客席全体から「おおっ..!」とどよめきが上がった。
春は団長の鞭も痛かったが、自分を動物のように見る観客の目の方が痛かった。
 
2021/05/15 18:58:45(WFkWS9BQ)
12
投稿者: 環
春は命は助かったが、肩から胸に掛けて、大きな切り傷の痕が残ってしまった。
太々は可哀想に思ったが、春本人は旦那様と太々を助けた印だとかえってその傷を大切に思っていた。
それから一年、羽振りの良かった黄首領も、ついに対立する匪族の連合から攻め立てられ、谷あいの小屋に追い詰められることになった。
子飼いの頼りになる子分は討死し、頼りにならない者達は逃げ去った。
谷あいの小路を抜けて逃げることは出来そうだが、直ぐに後を追われたら助かるまい。
自分達が逃げる間、2時間ほどの時間を稼いでくれる子分がいてくれたら...。
男装した太々が「旦那様、早く逃げ延びて再起を謀ってください。」と自分がここで時間を稼ぐのを引き受けた。
その時、部屋の隅から甲高い少女の声がした。
「太々は残っちゃだめ!私がいる!」
春はまだ付いてきていた。
ほんの一年程だけど、可愛がってもらった。
もう日本のお母さんの顔は忘れたけど、今は太々がお母さんだ!
そう言うと、止めるのも聞かず、首領、太々、残った数人の男の子分の前で、着ていた物を全て脱ぎ捨てた。
この一年、太々から可愛がってもらい、春の身体は急速に思春期の女の身体になっていった。
胸も膨らみ、腰のくびれも徐々に表れてきた。肌も一年前の青白く荒れた肌ではなく、少女らしいしっとりしたきめ細かさが感じられる。
それに、最近はほんの少しづつではあるが、首領に抱かれる時、お腹の奥底にジンッと暖かく心地よい刺激を感じ、恥ずかしいと思いながらも、ため息をついてしまうようにまでなっていた。
だからこそ、首領は春を手放すのを惜しんで、ここまで連れてきたのだ。
室内で焚いている炎を受けて、白い春の肌に印された焼き印、刺青、刀傷が浮き出すようだった。
「太々、旦那様と早く逃げて!みんなも早く!」
全裸で片手に大きなモーゼル拳銃を握ると、春は建物の屋根に登った。
取り囲む匪族達は驚いた。
本当に悪魔がいたんだ!
聞いた通りだ。まだ小さい小娘の身体なのに、乳に赤い花、下腹に淫らな呪いの呪文が浮き出ている。
皆、撃つのを一瞬躊躇った。
「そこにいるのは、王首領ではないですか!」
春は取り囲む匪族の中に、顔を知ってる首領を見つけた。
「王首領、貴方は義がある人だと聞いていた!我が主人黄首領と太々を逃がしてください。
代わりに悪魔に取りつかれた私の命をあげます。」
匪族も野次馬に着ていた近所の民衆も驚いた。
「黄首領はもうこの地を去ります。皆さんに復讐など絶対にしない!でも、皆さんが黄首領を追えば、私は身体に取りついている悪魔に頼み、ここにいる全員に呪いをかけます。」
迷信深い匪族達はどよめいた。
春は続けた。
「皆さんも黄首領を追わねばならない義理があるのは分かります。これから二時間、私を呪いを清めながら殺してください。それなら、私も成仏し皆さんに呪いはかけません。」
王首領がやっと口を開いた。
「お前の呪いを清めるとは、どうすればよいのだ?」
「二時間かけて、私の乳をえぐり、下腹の文字も皮ごと削ぎ取り、淫らな股間をけぐって子宮を抜き取ってください。そのあと、手足を切断し、腹を裂いて腸を巻き取って殺しなさい。良いですか、二時間は掛けてください。それより短い時間で死んでしまっては、私の皆さんに掛けた呪いは解けません!」
男達から、おーっ!と驚嘆の声が上がった。
21/05/31 11:43 (p8eh.Dhc)
13
投稿者: 環
春は戸口から外に出た。
周りは匪族の荒くれ者が拳銃を構え、ずらりと取り囲んでいる。
その中を、春は真っ裸で前も胸も隠さず、刺青や焼き印をした肌を晒して真っ直ぐに王首領のところに歩いた。
「本当にこれが黄の悪魔か?」
「淫乱の呪いとか聞いたから、色っぽい女だと思っていたのだが..、まだ子供じゃないか。」
「俺の娘より年下のようなんだが..」
手下どもの囁きが聞こえた。
春は馬上の王首領の前に立つと、よく通る声で訴えた。
「王首領、先程の条件、お呑になってくださいますか?」
「お前は?名前から聞こうか?」
「私は黄首領の第一夫人の義理の娘、名は春!生まれは日本。歳は13です!」
「日本人か。中国の拷問は日本の腹切りより辛いぞ。」
「はい、存じております。それを承知の上で義に厚い王首領におすがりします。
どうか私の命で旦那様と奥様の命だけは!」
もう周囲には野次馬の村民なども集まっている。
こいつ、自分の命を対価に、周りの野次馬を証人にして、俺から言質を取るつもりか..。
憎いやつではあるが、小娘なのに健気と言えば健気なやつ。
お前だけ許そうと言っても、小娘本人も周りの野次馬も納得しまい!
「春とやら、分かった。しかし、俺も悪人黄を退治するという責任を負わされている。
そこでだ!黄を追うのは、お前が自分で言った方法で処刑され死んでからとする!」
良かった!私が頑張れば頑張るだけ、旦那様と奥様は遠くまで逃げられる!
春の目が輝いた。
王首領はさらに言った。
「今からでは遅い。この悪魔に取りつかれた小娘の処刑は、明日の朝8時から衆人に見せながらの公開処刑とする。皆の衆にも、黄の飼っていた悪魔が死に絶えることを見せて安心させよう。」
観衆はどよめいた。
その頃の娯楽の少ない中国では、公開処刑は大きな娯楽だ。
その娯楽を与えてくれる王首領の株が大いに上がった。
春は王が自分の考えていたことを全て見通した上で、自分に情けを掛けてくれたことを知った。
「大謝、王大人!」
こう言うと、春は王首領の馬前の泥の中に膝まずいた。
普通ならここで、降伏した敵は縛られ死刑囚用の首枷を嵌められる。
春は自分から両手を背中に回した。
春を縛ろるように命じられた手下は、まだ春が悪魔だと半分信じていた。
ここで、自分が縛ったら、こいつから呪われるのではないだろうか?
おどおどしながら、春の手首に縄を掛けようとすると、春から小さい声で言われた。
「お世話になります。どうか、悪魔らしくきつく縛ってください。」
その声は、悪魔のでも羅刹のでもなく、引っ込み思案な内気の少女のものだった。
縛り終えると、その手下はつい言ってしまった。
「痛くないように...縛ったつもりだけど..」
彼は春から穏やかな口調で、「ありがとう。貴方は優しい人ですね。仏様の御加護がありますように。」と言われ、俺は呪われない!きっと死んでも成仏できる!と信じることができた。
春は縄を掛けられた姿で、王首領の馬の後を歩かされた。
1年ちょっと前に、サーカスから旦那様に渡されて、集落に連れて行かれた時みたい..。
旦那様、奥様、どうか仏様を拝む時は、王首領のためにもお祈りください。
私が旦那様達を逃がすための時間稼ぎをしてるのを分かってて、明日まで出発を待ってくれたんです。
王首領の行く先は、道の両側に大勢の民衆がたむろし、王首領を讃えると共に、引き回されている春に石を投げ侮蔑の言葉を掛ようと待ち構えていた。
しかし王首領の後ろを歩かされてる悪魔が、痛々しい刺青をされた小娘だと言うことが分かると、さすがに投石をする者はいなかった。
歩きながら、春は股間から出血し始めた。
「どうした?怪我をしていたのか?」
王首領が声を掛けると、春は「月の障りです。私のお腹には赤ちゃんはいませんから、遠慮なく処刑してください。」と落ち着いた口調で答えた。
「何?お前、未通女ではなかったのか?」
「違います。旦那様から一年程前からお相手を許されています。」
王首領は、やはり黄を退治するべきではないか?と思った。
12歳の幼い少女を犯した上、このような酷い刺青を施し、戦いの場に全裸で出させるとは!
「お前は、黄からかなり酷いことをされたようだな。」
王なりの同情だった。
「馬車を用意しろ。こいつは馬車に乗せて運べ!」
さらに副長格の部下に命じた。
「こいつに誰も、絶対に近づかせるな!明日の朝までの命だ。せめて今晩はゆっくりさせてやれ!」
その声が民衆にまで聞こえた。
何であんな悪魔に情けなんか..、と思う者もいたが、多くは「さすがに王大人!退治する悪魔にも情けを掛ける!」と王首領の株がまた上がった。
春は倉庫の中に1人で監禁されたが、藁の中でぐっすり眠った。
早朝、春の処刑をするために呼ばれた拷問職人とでも言う人が春を訪ねてきた。
荒くれ男でも冷酷な人でもなかった。
これでも昔は貴人の為に、拷問や処刑の仕事をしていただけに、言葉も上品で理知的だった。
「胸と下腹部の肌を削ぐのはそれほど難しくはない。直ぐに止血を施せば二時間くらいは問題ないだろう。」
「問題は股間から子宮を抜き取ることだ。前もって貴女の女陰全体を刃物でえぐってから、鉄の鉤を引っかけ、それを強く引いて子宮を抜き出すことになるが、下手をすると動脈を傷つけ、出血多量となって死に至る可能性がある。」
春が止血の方法について具体的な説明を求めたところ、「蓬や莨等の薬草は間に合わない。
やはり焼きごてで出血部分を焼いてやった方が良い。」との答えだった。
さらに小さな声で「ここに阿片から精製した薬がります。これを飲み込んだら、拷問中でも苦しまずに済みます。一番最初に貴女の口に入れますから、何時でも呑み込んでください。」とまで言ってくれた。
春は、ありがたい、と思ったが、丁重にその申し出を断った。
」とまで話してれた。

21/05/31 18:07 (p8eh.Dhc)
14
投稿者: 環
王首領は監禁小屋から刑場まで、春は王首領の計らいで着物を羽織らせてもらっていた。
王首領は、こんな小娘一人を残して逃げた黄とその妻が憎かった。
そんな黄に殉ずる春の気持ちが理解出来なかった。
出来ればこの娘の命は助けたいが、もはや処刑中止は出来なかった。
民衆は黄の横暴に怒っていた。
その黄を追い出し、黄の懐刀とされていた悪魔の女を生け捕って公開処刑、それも死ぬまで時間が掛かる残酷な方法でしてくれると言う王首領の評判は凄かった。
春を助命すれば、本当に義を弁える人達からは評価されようが、この目の前の民衆は、手のひらを返して王首領を悪く言うことは目に見えていた。
春は刑場に着くと、王首領に対して再び額を地面に擦り付け、「大謝、王大人!」と礼を言った。
王首領は頷くしかなかった。
春は周りより数メートル高い処刑台に登った。そこは擂り鉢状になった大きな窪地の中心で、周りには数千の人々が春の処刑を見物するために押し掛けていた。
台に立って後ろ手に縛られた縄を解かれると、春は自分で羽織らせてもらっていた着物を脱いだ。
人々が、うわーっ、とどよめく。
「本当に身体に変な模様がある!」
「まだ熟してないが、確かに女だ、男じゃないのは確かだ!」
「本当にこれが悪魔か?身体の模様以外は、そこら辺の小娘より貧弱じゃないか?」
「お前、知らんのか!この女、12の時から黄を垂らし込んだらしいぞ。それで黄のやつ、悪いことばかりするようになったらしい。」
「本当に割れ目の上に淫乱って書いてあるな!」
「小娘でもこれほど大勢から裸を見られれば恥ずかしい筈なのに、こいつは平然としてやがる。見た目とは違う本当の淫乱なんだよ。」
春は台の上からもう一度王首領に頭を下げ、それから斜めに立て掛けられた大きな板にその裸体を大の字に貼り付けられた。
手首と足首を太い釘で板に打ち付けられる。
普通なら、コーン、コーンと金槌の音がする度に、激しい痛みを訴える死刑囚の悲鳴が聞こえる筈なのに、今日はそれが聞こえなかった。
執行人が春に小さな声で「阿片、飲んでください..」と囁いたが、春を手足の激痛に耐えながら、「ありがとう、でも、要りません。貴方の優しいお気持ちを仏様にお伝えしたいけど..、私は地獄に行くからお伝えできませんね..」と冗談でも言うように答えると、にっこり微笑んだ。
いよいよ身体の切断にかかった。
執行人は鋭利な刀を片手に持つと、反対の手で春の殆ど膨らんでいない乳房を掴むように持つと、春の乳房の下から上へと刃を滑らせて春の右の乳房を切り取った。
刃物が乳房の中頃を動いている間、さすがの春も唇を噛み締めて痛みに耐えているようだったが、目はしっかりと開き、苦痛の悲鳴もあげなかった。
執行人は切り取った春の右の乳房を高々と手で持ち上げて民衆に見せた。
うわーっ!と大歓声が上がる。
執行人が王首領の方を見ると、首領は小さく頷いた。
再び執行人は春の残った乳房を掴み、刃物を刺し込んだ。
反対の乳房も直ぐに切り取られる。
乳房が切り取られた痕には、春の胸の筋肉と黄色い脂肪が、大量の赤い血の下から見えていた。
春は、はあはあと荒い息をなんとか整えようとしていた。
痛みも激しいが、それより自分の身体の一部が無くなったと言う事実は、精神の動揺が少ない筈の春にとっても、かなりの衝撃だった。
また執行人が囁く。
「これから止血のため、胸を焼きます。激痛でですが、気持ちさえしっかり持っていれば、死ぬことはありません。」
執行人は助手が先端を真っ赤に焼いた焼きごてを持って近づいた。
執行人が春の目を見ると、春の方から頷いた。
まず右の乳房があった痕に焼きごてが押される。
ジューッと血が蒸発し肉が焼ける音がした。
同時に生肉が焼かれる匂いが漂う。
春はその激痛に耐えようと、全身に力を込めた。
釘で張りつけられている手足が、ぶるぶると震えた。
それでも春は、唇を噛んだまま悲鳴をあげなかった。
執行人は、春の息が調うのを待ってあげたかったが、あまり時間を置くと出血量が増えて危険だ。
「反対も、焼きます。」と春に告げると、執行人は左の乳房の痕にも焼きごてを当てた。
春は大きく目を見開き、身体をぶるぶると震わせていたが、数分すると震えは落ち着き、替わりに春は口から、げふっ、と少量の胃液を吐いただけだった。
普通なら激痛で失禁脱糞が当たり前なのに。
実は昨夜、王首領から内密に食べ物や飲み物の差し入れがあった。
しかし、春は感謝しても受け取らなかった。
何か欲しいものは無いか?と、王首領の召使いから聞かれて、一つだけ「もし、有ったら欲しいのですが..」と言ったのが下剤だった。
翌朝それを聞いた執行人は、この少女は処刑に関わる人達に迷惑を掛けないように、と思っているのではないか?と思っていたが、その通りだった。
焼いたことで、春の胸の出血は小さくなった。
「意識はありますね?」と執行人から聞かれて、春は気丈に「はい、大丈夫です。」と答えた。
次は真っ白な春の下腹に彫られた淫乱の文字を削り取ることだ。
下腹は胸より痛みに鈍感だが、それでも横15センチ縦10センチの長方形に肌を剥ぎ取られるのは激痛を伴った。
王首領の手元に、切り取られた春の両方の乳房、下腹の皮膚が届けられた。
「証拠とする。アルコールに浸けて保存せよ。」
部下には厳しい口調で命令したが、心の中では春が可哀想で仕方なかった。
いよいよ陰部全体を抉り取る時が来た。
「先に陰核、陰唇、膣口まで大きく刃物で抉ります。それから鉤を引っ掻けて引き出すようになります。」
執行人は感情を殺して淡々と春に告げた。
「先に刃物で抉っておいた方が、無理やり引き剥がすより、少しでも苦痛が軽い筈です。それと、引き出す時に、ゆっくりとではなく、一気を引き出すことになるかもしれません。」
春の口元に溢れた胃液を拭いてあげながら、執行人はこれが過酷な拷問になることを告げた。
そしてさらに小さな声で「王首領は黄が逃げるのに十分な時間を与えたではないですか。もう、貴女が長く苦しむ必要は無いはず..」
と聞いた。
春は「王大人の恩に報いるためです。貴方にはご迷惑お掛けします。」と小さく微笑んだように見えた。
執行人は、もうこの子の意志に従おう、と決意した。
春の性器は黄の乱暴な性交で年齢の割に荒れていた。
太い指で捏ね回される事もあり、クリトリスやビラも肥大し形も崩れている。
それを見て悲痛に感じる執行人は、上から見下ろしながら「見苦しくてごめんなさい..」と謝る春の声を聞いた。
執行人は先が鋭く尖った刃長の長い刃物を持ち、春の性器を大きく抉った。
前の割れ目の始まりから、後ろは肛門まで含んだ広い範囲に刃物を深く刺し込み、ぐるっと大きく肌の奥深くまで肉体から離れやすいようにと組織を切断した。
もちろん刃が筋肉や内臓に引っかかってきれいに切れず、春の体内で刃を不規則に動かすこともあった。
この度に春は、苦悶の表情を浮かべたが、くーっ!と噛み締めるような声を出すだけで、悲鳴にはならなかった。
見物人の中には、処刑されている春を対象に賭博が盛んに行われている。
本当に胸や下腹を抉られ、子宮を引き抜かれ、手足を切断されるまで耐えられるか?
もっと早く死ぬんじゃないか?
地元の人が胴元になって、あちこちで金が飛び交った。
さらに春の身体の一部を欲しい、と言う者まで現れる。
退治された悪魔の身体の一部を乾燥させてお守りにしたい。
退治された悪魔を食べたら、退治した英雄の威光で病気が治ると聞いた。
実際これまでも匪族が首を切られた時に出た血が着いた饅頭が高く売られたこともあった。
執行人の弟子や手下が荒々しく追い返そうとするが、なかなか諦めない。
春の耳にも届いてしまった。
私の身体が欲しいの?
それでその人達、満足するの?
それなら私の手足や内臓、焼いて食べさせてあげたら良いのに..。
春は小さく一人言を言ったつもりだったのに、それを聞き付けた人もいた。
どんどん話が膨らみ、「この後切り取られた手足や巻き取られた内臓は、希望する者に焼いて配られるそうだ!」と言う話になってしまった。
部下からこれを聞きた王首領は、「そんなこと、出来るか!あの娘は、あの娘は..」と感情を爆発させかけた。
そしてまた処刑台の上の春を見た。
ちょうど春の膣から肛門にかけて、鉤が差し込まれ、引っかけられた時だった。
これから春の子宮が引き出されるのだ。
21/06/01 11:24 (JjbuF7Kl)
15
投稿者: 環
普通なら気が狂いそうな苦痛を受けながら、春は苦痛を別の世界のことのような感じに受け止めていた。
鉤が膣から肛門に引っ掛けられた時、ぐふっ!とわずかに苦痛の声をあげたが、心の中では旦那様から初めて貫かれた時の事をぼんやりと思い出していた。
「これから引き出します。気を確かに!」
執行人が囁いた。春が頷くと、執行人は助手に合図をした。
鉤に結び付けられた縄が、処刑台の下まで伸ばされ、それを6人の男が握ってる。
助手の合図で、男達は縄を引いた。
春の股間で、ブチッ、ブチッ、と不気味な音がしたかと思うと、ズルズルズルと春の内臓が引き出され、ブッ、とえぐられた部分から一気に血が血飛沫となって吹き出した。
春は口からも、ゲボッと大量の血を吐いた。
執行人は、引き出された内臓を長さ60センチくらいのところで鋭い刃物で切断した。
春の子宮とそれに付属した卵巣、それに大腸の一部が身体から切り離された。
執行人は抉られて真っ赤な穴となっている春の股間に焼きごてを当て、焼き潰すようにして出血を止めた。
春の顔を覗き込むと、目は開いていたが、その視点は定まっていなかった。
執行人は薬草などを浸け込んだ強い蒸留酒を春の口に注ぎ込み、鼻に強くいやな匂いがするくる薬を嗅がせて名前を呼び掛けた。
しばらくすると、春の目の視点が定まってきて、春は意識を取り戻した。
引き抜かれた春の子宮は、執行人から切り取られて王首領の手元に届けられたが、千切れた腸の一部や肉片は、処刑台の近くにいた観客から奪い合いとなっていた。
執行人は次に春の左右の脇の下直ぐの腕を、紐できつく縛った。
「右手から切断します。」
春に声を掛けると、縛った所の直ぐ下に、薄く鋭利な刃物を入れた。
腕の周囲にぐるっと刃を入れ、皮膚や筋肉を切断すると、今度は目の小さい鋸に持ち替え、骨を切断する。
春はぼんやりとした視線で、切断されている自分の右手を見ていた。
生きている人間の骨は硬いが、春の骨が細いのと、執行人の技が優れていたため、切断には時間はあまり掛からなかった。
切断面は焼かれ、次には同様に左腕も切断された。
背後の板に磔けられるのに、手が無くなったから、代わりに肩口を太く長い釘で板に打ち付けられた。
続いて右足。動脈を外して太股の付け根を釘付けされ、やはり強く結束されてから切断された。
左足も同様に。
この頃はもう、執行人は数分おきに春の口に酒を注ぎこみ、停まりそうになる心臓を持たせていた。
春のぼんやりした視線の先に、処刑台の下で何かが火で炙られ、焼けた部分が削り取られるようにして周りにいる人から食べられているのが見えた。
切断された春の手足だった。
王首領は春に二時間も苦しませるつもりはなかった。
「時計を進めよ!」と部下に命令したが、迷信深い部下達は、春が本当に二時間かけて苦しんで死ななければ呪いが残ると思っているらしい。
それでも後10分程で二時間になる。
いよいよ春の腹部が切り開かれ、腸が巻き取られる場面となった。
斜めに立て掛けられた板に張り付けられた春の斜め上に、春の腸を巻き取るための車が取り付けられた柱が立てられた。
「最期です。言い残すことはありますか?」
執行人から聞かれて、春は驚く程はっきりした声で、「皆に..、感謝します..」と言うと初めて自分で目を閉じた。
春の腹が縦に裂かれた。執行人の手が腹腔内を探り、腸の一部を握って引き出し、それを巻き取り用の車に掛けた。
車が廻り始め、春の腸が巻き上げられていった。
口からは断続的に血が吹き出した。
もう春の肌の色は真っ青だった。
数メートルの腸が巻き上げられた。
大量の出血で意識は朦朧としているのに、断続的に訪れる激痛が春を現実に引き戻した。
何度目かの激痛の時、春は小さく口を開けて言った。
「あと..、何分くらい..?」
近くで荒々しい足音が聞こえたような気がした。
「時間だ!お前は約束を守った。もう眠れ!」
王首領は春にこう言うと、その剣で春の心臓を貫いた。
「大謝..」そこまで言って、春は目を閉じ、安らかな顔になった。
それから後、春が処刑された地区では、悪魔から仏様になって民衆を救ったと言う春鬼神を祭るようになった。
21/06/02 20:35 (7..Ale5x)
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